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 ただいま鋭意、旧サイトより記事移築中です。
 2005年05月まで遡って移築が済みました。
 でもまだまだ3合目くらい。頑張れ自分(汗)。


まさぴ。へのご連絡は、
ishouari@gmail.com
までお願いします。


  ∽ お知らせ ∽
いつもご訪問いただき、ありがとうございます。
「馳走に屋号に意匠あり」は、サーバー移転を契機に独自ドメインへの移行を行いました。
http://thanksfordiningrooms.on.coocan.jp/blog は、近日中に削除しますので、以降転送されなくなります。 大変お手数ですが、URLを変更いただければ倖いです。今後ともよろしくお願いいたします。 まさぴ。

■麺楽喰座「井田商店」で 特醤油特塩つけ太麺井出商店にあらず

idashouten.jpg荏原中延でラーメンといえば、ご存じ「多賀野」。
大御所大崎さんも辿った経路をなぞるように、「多賀野」の店の様子を横目にそのまま進む。
するとそこには、「昭和通り Shopping Town」と大きく示すネオン。
ところがその先の通りは商店の灯りも疎らで、その暗がりとネオンの派手さのコントラストが、随分と寂れた町を訪れちゃったな的気分を誘います。
そしてそのネオンゲートの足下にあるのが、「井田商店」。

ん?こんなところに「井出商店」?と思うヒトも少なくないはず。idashouten01.jpg狙ってない?いやいや、知らないはずはありません(笑)。


店内はL字のカウンターと左手の壁に向かう席。
赤いスツールが迎えます。

「井田商店」のラーメンは、醤油か塩か。
味玉、チャーシュー増し、ネギ増し、海苔増しにトッピングを盛った「特醤油ラーメン」をいただきます。


湖面の所々に脂の粒子がふつふつと浮かび、啜ればきりっと醤油の利いたスープ。idashouten03.jpg
随分前に食べた、あの店のスープに似ているのだけれど、それがどこだか思い出せないのがもどかしい。
麺は縮れの少ない細麺で、
見た目の濃さとは裏腹に意外とあっさりしたスープとのバランスは悪くない。
idashouten02.jpgidashouten04.jpg
でももうちょっとなにか、ひと押しが欲しい、そんな気分になる。


idashouten05.jpg後日改め、「塩つけめん」も特盛りで。
つけツユを塩で出しちゃうってことは、スープに自信がなければできないことだよなーと思いながら、薄茶色のツユに太麺を泳がすようにして啜ります。
idashouten06.jpgidashouten07.jpg
ああ、ツユが塩辛い。
大概つけ汁は塩辛い傾向のものではあるけれど、コシがあるというよりはどこか硬質な印象の太麺と拮抗させようとするうちに、どんどん塩が強くなってしまったかのよう。
それでいて、シズルな惹きがあまり感じられないのが、残念か。


荏原中延、昭和通りのネオンの下の麺楽喰座「井田商店」。idashouten08.jpgもうひと超えスープ自体に力強さがほしい、そう思います。
こんな感じが個性なのかもとも思いつつ。


「井田商店」 品川区中延2-16-8 [Map] 03-6426-4616

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■手打ちうどんそば「甚五郎」で糧うどんに知る武蔵野うどん繊細版

jingoro.jpg花小金井駅を南口から出て、小金井街道に出る。
今年一番の暑さの中、そのまま小金井カントリー方向へ南下すると、鑑賞鯉のお店の向こうに看板が見えてきた。
手打ちうどん、そば「甚五郎」。
郊外の、そして街道沿いのお店らしく駐車場を広く備え、
それなりの容量のハコだとその外観が示しています。
およそゆったりとテーブルを配した店内。
左手の小上がりの座布団に座り込んで、早速品書きを眺めます。

炎天を歩いてきた勢いで、「ビール!」と叫びたい気分をぐっと堪えて(笑)。
ところが、武蔵野うどんだったらやっぱり「肉つけ」系統だよねと決め込んでいるのに、パウチしたランチメニュー二枚の裏表にそれに該当するようなモノが見当たらない。

あれあれ、と思いながら綴じてある方の品書きを取り出して、そっちも捲る。
んー、ここにもないかぁ(落胆頭垂)。

それならどうする、と改めて品書きを眺めると、「糧」という文字が目に留まる。
以前「エン座」の「糧もり」で出会ったことのあるキーワードだ。


その「糧(かて)もりうどん」をお願いしましょう。
と、急にどこからかモノタリナイかもよーとの声が聞こえてきて(笑)、慌てて「野菜天ぷら盛り合わせ」を追加します。jingoro01.jpg


天ぷらが先に届くと、ますますビールへとイキたくなるよなぁと苦笑しているところへ、うどんの膳がやってきました。jingoro02.jpg

おかあさんが「糧のお野菜もツユにつけて召し上がって」とひと言。
うんと頷いて、早速箸を割ります。
此処でいう「糧」というのは、野菜を味付けせず湯掻いたもの。
素うどんではなんなので、畑の恵で栄養を摂ってよ、なんてことなのかな。


湯掻いて水で〆たばかりなのがその表情からよく伝わる艶めかしさ。jingoro03.jpg薬味をさっと入れ、うどんを浸し、ずーーっと一気に啜る。

太さ量感、そして粉の風味ともに意外なほどに繊細で、野生的な顔つきが本懐ともいえる武蔵野うどんの中では異端かもしれない、そんなうどんだ。
だけれど、讃岐のそれとも違う魅力を孕んでいて、透明感のある粉のコク、とでも云いましょうか。
jingoro04.jpgjingoro05.jpg
加減よく丁寧に湯掻いた、茄子、大根、菠薐草、人参、白菜といった瑞々しい野菜たちも今日の糧になるのですね。


小平の手打ちうどん・そばの店「甚五郎」。jingoro06.jpgできればうどん専門店であって欲しい、というのは勝手な思い込み(笑)。
手打ちそばうどん、でなく、手打ちうどんそば、であるところにきっと意図はあるのでしょう。


関連あるや否やは別にして、武蔵野あちこちの「甚五郎」については、「Con Brio!!」に詳しいぞ。


□関連記事:武蔵野本手打うどん房「エン座」で むほほーの季節の霙糧もり(07年10月)


「甚五郎」 小平市鈴木町2-865-8 [Map] 042-385-8551

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■ほうじ茶「森乃園茶房」で 抹茶と違いほうじ茶パフェは熟々難しい

morinoen.jpg洋食「Grill TSUKASA」への道すがら。
人形町通りから甘酒横丁へと折れ入ったところでいつも感じる香ばしさ。
煎ったお茶の薫りをふふんとさせている犯人は、ほうじ茶の店「森乃園茶房」だ。
日本茶あれこれではなくて、ほうじ茶の専門店として謳っているあたりが興味を惹いて、看板を見上げれば、創業大正三年とある。
人形町の老舗のひとつなのですね。


morinoen01.jpg店左手の脇道には、「甘味処 営業中」の看板。
へーと思いながらショーケースを覗くとそこには、
背の高いグラスのサンプルが並んでる。
そうですか、そうきましたか(笑)。
さすれば早速、人形町で「パフェラッチ!」。


横手の入口を入り、再び香ばしさに包まれつつ二階への階段を上がる。
殺風景にも映るフロアの窓際テーブルに進んで、一応お品書きを横目にする。
ほうじ茶のお店ですもの、何にするかは決めていたけどね。


morinoen02.jpg
ほうじ茶を啜りながら、「ほうじ茶パフェ」の到着を待つ。
ひとりぽつねんとパフェを食べんとするオヤジがいる光景ってどうよ、
などと考えつつ(笑)。


トップのクリームは、如何にもほうじ茶色をしているけど、舐めてみると、モカのような、残り香に微かにほうじ茶の風味があるような。morinoen03.jpg最中の中身は滑らかな粒あんで、キューブ状のシフォンなヤツは、ん?なんだろう。
白玉に並んでいる褐色の玉にもほうじ茶が使われているような、そうでもないような...。morinoen04.jpgその下に潜んでいた薄茶色のアイスからは口の中で溶け終わる頃に、ほろ苦いようなほうじ茶の風味がする。
でもそれは、そう思って食べればこそのもの。
morinoen05.jpgmorinoen06.jpgmorinoen07.jpg
そしてグラスの底の寒天が茶色を帯びて見えるのは、ほうじ茶由来かそうでないのか。


うーん、熟々、ほうじ茶パフェは難しい(笑)。
抹茶だったら、その鮮烈な風味とあんこなどとの相性もあって、創り易いだろうことが反って際立ってくるンだ。


自家焙煎ほうじ茶の店「森乃園茶房」。morinoen08.jpgここはひとつ専門店のこだわりを発揮して、食べるほどに舐めるほどに「おー、ほうじ茶だぁ~」とニヤケてしまうくらいの「新・ほうじ茶パフェ」の開発を期待しまっす。


□関連記事:人形町「Grill TSUKASA」で ハヤシライスがっつり赤身麦豚ソテー(09年06月)


「森乃園茶房」 中央区日本橋人形町2-4-9 [Map] 03-3667-2666 http://www.morinoen.co.jp/

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■北欧料理「SCANDIA GARDEN」でハムとチーズと仔牛カツレツ

scandia.jpg小型一級船舶免許の更新講習のために、
横浜港大桟橋の袂まで。
会場の波止場会館でひとまず手続きをしてから、
さてランチを済ませようと再び通りに出る。
すぐ脇の、変則な交差点の角にある古い建物にどんと構えているのが、北欧料理のレストラン「スカンディヤ」だ。
どうやら二階がコース料理を主として供するレストランで、一階はそのカジュアル版らしい。

あまり時間がないので、一階への入口らしきドアを押し開けました。
と、そこにはなんと空席待ちの数組がいる。
しっかりと横浜観光の対象となっている模様です。


意外と間を置かず案内されたのは、奥の壁際。
「特製カレー スカンディヤ」か「ハッシュドビーフ」かscandia01.jpg
迷ううちに「カツレツ」という文字に囚われて、お願いしたのが「仔牛のカツレツ」。
scandia02.jpg注文を終えてから、テーブルのランチョンマットのシートに描かれた民族衣装のイラストを見つけて、「あ、そうだ、ノルウェーとかデンマーク辺りの料理のお店だった」と気がついた。
カツレツだとあんまりそれっぽくはない気もするよね(笑)。
やっぱり「ノルウェー人の家庭料理」か、はたまた「ハンバーグステーキデンマーク風」にしておくンだったかなぁ。


と、ややぶっきら棒な調子で届いたお皿。
お皿の縁には、ノルウェー、デンマーク、スウェーデンの北欧三国の国旗が描かれています。
scandia03.jpg
そして、大判なカツがトマトソースにとっぷりと浸り、その上にエメンタールっぽいチーズが二枚も蕩けている。
ぐっとナイフを押し入れると、チーズの下にはご丁寧に厚めにスライスしたハムも重ねているが判る。
scandia04.jpgscandia05.jpg
ハムを添えたカツを蕩けるチーズとトマトソースとでガッツリといただく。
そんなスタイルもまた、北欧的なのでしょうか。


レストラン「スカンディヤ」が港・横濱に創業したのは、1963年のことだという。
きっと、スカンディナヴィア諸国の料理を供する、ということをそのまま店の名に掲げたのでしょうね。scandia06.jpg以来、横浜情緒なデートで一体何組のカップルがここを利用したのでしょう。
とっても遅ればせながら、今度は二階のレストランにお邪魔したい。
あ、ここから、バー「NORGE」に行くというコースはいかがでしょう(笑)。


□関連記事:BAR「NEW NORGE」で 古の港横浜とジュークボックスと(03年02月)


「SCANDIA GARDEN」 横浜市中区海岸通り1-1 横浜貿易協会ビル1F [Map] 
045-201-2262 http://www.scandia-yokohama.jp/

column/02822

■築地虎杖「魚河岸千両」で 元祖海鮮ひつまぶし二膳目がいい

senryo.jpg久し振りのもんぜき通り。
観光地化に拍車が掛かった気がするなぁと思いながら、なかなか進まない雑踏をにじり進む。
「虎杖」の本店の前を抜けて、一本奥の西通りへ。
同じ「虎杖」の「魚河岸千両」とはどこかいなと探すと、
鯣や煮干しなんかの乾物を広げたお店の脇に提灯が見つかる。
その奥が、「魚河岸千両」だ。


senryo07.jpgテーブルについて、品書きを受け取る。
カウンターに並ぶお客さんたちの様子はやっぱり、観光地チック。
「店長のおまかせにぎり」にしちゃおうかなぁの気分でもあるし、まぐろ系のドンブリものでもいいような気がする。
いっそ、今やすっかりメジャーになっちゃった「元祖海鮮ひつまぶし」をオサエておく手もあるかもなどと悩む。
そこへ連れの素直なひと声、「ひつまぶしで!」。
うん、同調しちゃいましょう。


おねえさんのご指南に従って、小皿に醤油を注ぎ、そこへ練り山葵を溶いておく。
間を置かず届く、小さめの湯桶的お櫃。senryo01.jpg鮪の赤身や白身魚、蛸や小さな蒲焼、そしてイクラに雲丹が載って煌びやか。
万能葱や玉子焼きあたりでさらに彩りを添えちゃってもいいところを、12種類だという魚介senryo03.jpgだけでトッピングしているところが「虎杖」の心意気か。


「廻りにお醤油かけて、雲丹を避けて半分くらいを茶碗にとって一膳目にしてください、ね」。
ニッコリされて、ニッコリ頷く(笑)。senryo02.jpg食べ難さからちらしはあんまり好みじゃないけれど、こうして掻き込むようにできるのは悪くないねー。


二膳目は、小皿の甘煮三種を投入してから、避けていた雲丹を潰すように塗し和えるように掻き混ぜます。senryo04.jpg雲丹の風味がご飯全体に馴染んで、あれこれ考えずに素直にうまいうまいと再び掻き込んじゃうのが幸せなのだと達観してみる。


「三膳目のために、ふた口くらい残しておいてくださいねー」との指令により、お櫃に残していたところを綺麗に茶碗に移したところで、ポットからそば屋によくみる湯桶に出汁を注いで、そこから茶碗に注いでくれる。senryo05.jpgんー、肝心の出汁が冷め気味だわ、ダシが弱いわで、〆るところがやや残念か。
顔を見合わせて、「二膳目がやっぱりいいねー」ということになる。
オペレーション上の難しさはあるのだろうと思うけど、是非びしっとした出汁で完食できるようにして欲しいなぁ。


虎杖村?とも思っちゃう築地西通りの一辺にある「魚河岸千両」。senryo06.jpg次回のターゲットは、「大とろと大とろ炙りの二種丼」や「贅沢まぐろ丼」あたりかな。


「魚河岸千両」 中央区築地4丁目10-14 樋泉ビル1F [Map] 03-5565-5739 http://www.itadori.co.jp/

column/02821 @2,100-

上記以前のエントリー

■北欧料理「SCANDIA GARDEN」でハムとチーズと仔牛カツレツ
■築地虎杖「魚河岸千両」で 元祖海鮮ひつまぶし二膳目がいい
■讃岐饂飩「恩家」で 90分後のひやかけ旨い出汁遜色ないうどん
■博多もつ鍋「一慶」で もつ鍋定食ともつ出しラーメンのお昼どき
■現代青森料理とワインの店「Bois Vert」で 青森食材めくるめく
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■シンガポール料理「Singapore Seafood Emporium」で 肉骨茶
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