2011年4月[10]
2011年3月[17]
2011年2月[14]
2011年1月[16]
2010年12月[10]
2010年11月[13]
2010年10月[10]
2010年9月[11]
2010年8月[13]
2010年7月[12]
2010年6月[13]
2010年5月[11]
2010年4月[13]
2010年3月[14]
2010年2月[14]
2010年1月[21]
2009年12月[12]
2009年11月[16]
2009年10月[21]
2009年9月[14]
2009年8月[16]
2009年7月[22]
2009年6月[16]
2009年5月[21]
2009年4月[19]
2009年3月[17]
2009年2月[21]
2009年1月[23]
2008年12月[17]
2008年11月[15]
2008年10月[26]
2008年9月[29]
2008年8月[31]
2008年7月[22]
2008年6月[21]
2008年5月[31]
2008年4月[29]
2008年3月[42]
2008年2月[38]
2008年1月[28]
2007年12月[29]
2007年11月[42]
2007年10月[34]
2007年9月[37]
2007年8月[40]
2007年7月[27]
2007年6月[44]
2007年5月[45]
2007年4月[34]
2007年3月[37]
2007年2月[28]
2007年1月[33]
2006年12月[31]
2006年11月[36]
2006年10月[34]
2006年9月[37]
2006年8月[34]
2006年7月[25]
2006年6月[34]
2006年5月[40]
2006年4月[31]
2006年3月[27]
2006年2月[32]
2006年1月[39]
2005年12月[19]
2005年11月[39]
2005年10月[33]
2005年9月[24]
2005年8月[27]
2005年7月[21]
2005年6月[28]
2005年5月[35]
2005年4月[37]
2005年3月[44]
2005年2月[8]
2005年1月[3]
2004年12月[2]
2004年11月[4]
2004年10月[1]
2004年9月[4]
2004年7月[8]
2004年6月[3]
2004年4月[7]
2004年3月[6]
2004年2月[2]
2004年1月[3]
2003年12月[4]
2003年11月[2]
2003年10月[5]
2003年9月[1]
2003年8月[1]
2003年7月[8]
2003年6月[1]
2003年5月[7]
2003年4月[2]
2003年3月[5]
2003年2月[6]
2003年1月[1]
2002年12月[4]
2002年11月[6]
2002年10月[7]
2002年9月[6]
2002年8月[16]
2002年7月[3]
2002年5月[5]
2002年4月[2]
2002年3月[1]
2001年11月[1]
2001年10月[1]
2001年9月[1]
2001年8月[3]
2001年7月[2]
2001年6月[2]
2001年5月[2]
2001年3月[1]
2001年2月[2]
2000年12月[1]
2000年11月[1]
2000年10月[2]
2000年9月[1]
2000年8月[2]

ただいま鋭意、旧サイトより記事移築中です。
2005年03月まで遡って移築が済みました。
でもまだまだ3合目くらい。頑張れ自分(汗)。


まさぴ。へのご連絡は、
以下からお願いします。
@

メインページ

2005年10月アーカイブ

次のページへ
 1  |  2  |  3  | 一覧へ

口てげてげ料理 「極楽亭」

gokurakutei.jpg以前その前を通りかかって気になっていた「極楽亭」へ。東急ストアの横手からさらに、抜け道のような狭い通路に面しています。暖簾越しに横手に広がるカウンターを覗き込むと、常連サンらしい雰囲気の客たちでなかなかの賑わいだ。席を得るのは無理かなと思ったものの、「お待ちくださ~い」の声に待っていると、気をきかせてくれたらしい数人の客が席を立っていく。あ、いや、そんなツモリじゃないんですが、すいません。びしっとお化粧を整えた女将さんは、鹿児島・加治木のご出身。メニューにもところどころそんなエッセンスが感じられます。さつま揚げの「てげてげ天」を揚げ立てで、そして黒豚のモツを使ったという「白モツ煮込み」あたりから。「手造りポテトコロッケ」には、オリバーどろソース、という辛味しっかり旨味しっかりのソースをかけていただく。ソースタンクの1番下のどろどろとした部分で原料の野菜の旨み甘味を抱え込んだ、神戸発のちょいレアのソースだと云う。「ぎんなん包み揚げ」ってナニ?と注文んだら、ワンタン皮に銀杏の実を包んで揚げたものにゆかりがふりかけたものがやってきた。噛むとほんのり香るカレー風味が意外で面白い。あ。気が付いたら、今日からなのよと云う「おでん」も「熊本直送極上馬刺」も「人気のカレー」も食べなかったな。"てげてげ"というのは、宮崎・鹿児島方面で"適当に"とか"ほどほどに"といった意味だそうです。

「極楽亭」 目黒区自由が丘1-7-5-103 03-5701-1050 [閉店]

column/01667

口天ぷら 「いしい」

ishii.jpg「昔ぁ、この辺りを小田原町って呼んでたの、ご存知で?」。厨房の大将は、多少手元も疎かに、聴き入る三人客に向けて界隈の文化歴史を繙いては披露も忙しい。時間がかかりそうだなぁとは思いつつ、下町情緒の一端に触れた気になってそのままゆっくり天ぷらの揚がりを待つことにします。「穴子」と云いかけたところをぐっと堪えてお願いしていたのは、「かき揚げ定食」。ぼんやりと塩で食べるつもりでいたものの、女将さんがドンと天つゆを出してくれた勢いで天つゆたぷたぷで食べ始めてしまった。こうやって食べると、衣と身がバラバラグズグズになって、なんともジャンクな代物になりかけてしまう。幾度となく後悔したことがあるのに、またやってしまった。塩で食べるにしても、箸で割ろうとするとなんだかんだグズグズになるし、かといってそのまま齧るってのもなんだし。なんだか難しいや(笑)。今度は「穴子天丼」にしーよぉっと。

「いしい」 中央区築地6-3-8 03-3541-8474

column/01666

口居酒屋 「伊勢藤」 iseto

iseto.jpg戦火を逃れ、古くからそこにあったんだろうと思わせる昔乍らの日本家屋、古民家は、この一軒だけで神楽坂の風情を雅なものにしているような気にさえさせてくれます。開店すぐの時間帯しか予約を受けないとのことなので、神楽坂下から空席を確認を得てから、縄暖簾を潜ります。囲炉裏をL字に囲んだカウンターへ。奥に座敷もあるけれど、ふたり客だし、なにより大将がお燗をつける様子を眺めながらお酒を啜れるここの方が特等席だ。その脇には「白鷹」の樽がでんと鎮座。最初は常温でお願いして、いわばお通しというべき一汁四菜をアテにします。ここでいきなりお味噌汁というのどうかとは思うものの、ま、いろんな解釈がありましょう。あとはぬる燗にお願いして、経木に書かれた11品の酒肴の中から「豆腐」「皮はぎ」「くさや」「丸干」「いかの黒作」をいただく。四角い陶器に詰められた豆腐は少々食べ難い。もう湯豆腐でもよかったね。お造りに類するような生ものは一切なく、加工の施された日本酒の肴に実直に適うものを揃えた様は心憎いばかりだ。お銚子を載せた敷ものからお銚子を前にずらしておくのが、空になってます、の合図。その合図を何度繰り返しただろうか。声が大きい方ではないと思っていたのに、いつの間に話し声が弾んでいたのか、声のトーンを落とすよう2回も叱られてしまいました(笑)。ガハハっと豪快に盃を酌み交わし、放歌高吟したいオヤジたちは、相当なる修行を積んでからでないと、「伊勢藤」の敷居は跨げません。すっと行って、お銚子二本ほどに追加の肴ふた品ぐらい。小一時間ですっと退く。そんな呑み方が粋なようです。

「伊勢藤」 新宿区神楽坂4-2 03-3260-6363

column/01665

口SEAFOOD 「TOKYO OYSTER BAR」

oysterbar.jpgかつて予約もせずにノコノコ出掛けていったら満席の店内の様子に驚かされてしまった。そんな学習をした今回は、あらかじめ予約をして。入ってすぐのカウンター席へ案内されました。硝子ケースの中にも上にも牡蠣がずらりと並べられ、なかなかに壮観です。早速やっぱり生牡蠣から。まずは宮城の女川、浜市に三重の的矢と国内産のものをワインビネガーっぽい酸味のソースを垂らして。続けて食べてみると、的矢のものが比較的味わいが濃厚でいいかも、と思う。米国産の"幻のクマモト"は、意外に小ぶりだ。どうやら熊本の種が逆輸入されたカタチになっているらしい。ミュスカデの辛口白をお供にしつつ、生牡蠣にひと区切りつけたら、フランス直輸入ヴロンをノルマンディ風クリームソースで包んだという焼き牡蠣「サン・ミッシェル」やソースに包まれた半生の牡蠣の身がにゅるんとして、旨い「カキのホワイトソースグラタン」をいただく。ソテーした牡蠣も欲しいなとメニューを捲って見つけた「カキのステーキ鉄板焼」は、それ用の牡蠣の用意がないのか残念ながらNG。然らばと、ちょっと変化球ではと、「カキのギョーザ」。豚肉とカキのミンチを包んだ餃子からは、ジューシーに脂が溢れ、ほのかな牡蠣の香り。濃い目の味つけのサーモンとのネギマ、「カキのピンチョス エスパニョーラ」を食べ終える頃には満足な腹持ちになってきました。「ジャンボのカキフライ」や「カキのリゾット」はオアズケです。2階の席もすべて満席。予約のないヒト達は謝られて帰っていきます。やっぱりなかなかの人気のようですね。近くに「Links Oyster Bar」というセカンドショップもあるそうだけど、これからの国産ものの最盛期にはもっと混み合うに違いない。日本が夏を向える頃には、その頃に最盛期となるオーストラリアから直輸入の「アクアマリン」が楽しめるようです。

「TOKYO OYSTER BAR」 品川区東五反田1-11-17 03-3280-3336 http://www.oysterbar.jp/

column/01664

口うなぎ 「五代目 野田岩」 麻布飯倉本店

nodaiwa.jpg以前勇んで足を運んだら間の悪いことに夏期休暇中。改めて、老舗有名店「野田岩」にお邪魔してみました。一階のテーブル席へ。真紅の布地で張られた椅子・ソファーの座面が店内全体にどこか艶めかしい雰囲気も加味させています。そうするヒトは少なくないとも思える下から二番目の「鰻重 菊」をお願いします。それなりに時間もかかるのだろうと雑誌を捲って待つことしばし。待つ間ホールのおばさまに訊いてみると、メニューにあるのはやはり天然ものではなくて、厨房に確認して仕入れがあるときのみ天然ものの僥倖に浴することができるらしい。お値段もやはり思わず溜息を漏らしてしまうような額らしい。ただし、「志ら焼」は天然ものだそうだ。そうこうするうちに、肝吸いの椀や香の物、箸休めの小鉢とともにお重がやってきました。お重に綺麗に収まった蒲焼は端正な表情をみせています。左隅あたりから箸を入れて挟むと、すっと切れる。意外なほど身が薄くて一瞬寂しく思うも、上品な感じではある。食めばふんわりと柔らかく、きりりとしつつ芳醇な秘伝のタレも、悪くない。しっかりと蒸しているんだろうね。CPも含めて"蒸さない"「ひょうたん屋」の鰻が最近のイチオシだけれど、悔しいかなこれはこれで旨かったりするんだ。創業百六十余年の老舗ったって…、と穿ってみてやろうというちょっと意地悪な心持ちがなかった訳じゃないけど、ひとまずそっちの方向へは気分が傾倒せずに済みました。「志ら焼」が課題だね。そうそう、「野田岩」では昼間っから10%の奉仕料が必要です。

「五代目 野田岩」麻布飯倉本店 港区東麻布1-5-4 03-3583-7852

column/01663

口庄内の手打ちそばといろりの炭焼き 「大松屋」 銀座本店

ohmatusya.jpg古民家の一部を移築した様な佇まいと暗めの店内で囲炉裏を囲むというスタイルは他にあっても、ここほどしっとりと落ち着いて妙な創り込み感のないお店は知らない。山形のお店も茅葺きだったんですよ、と語るお女将さんのさり気無いサービスも、なかなかどうしてホスピタリティに溢れたものです。「大松屋 特別コース」から一部の内容をお願いしても、気持ちよく応対してくれます。小ぶりないくらの鮨、身欠きにしんなどの前菜、帆立などのお造りから。目の前の囲炉裏で焼く炭焼きは、黄身ソースでいただく鶏団子に蒟蒻の串焼き、地鶏に松茸だ。地鶏の皮目のところがじゅんとして旨い。さらにその網の上に朴葉が載せられました。中は、とろりとした独特のソースに包まれた牛カルビ。思い返して涎がでてきた(笑)。我儘云ったお願いしたきのこ鍋が、これまたしみじみと旨いんだ。〆の板蕎麦は、「乱切り手打ち蕎麦」。野趣たっぷりの力強い食感と香りが楽しめます。近くに「蔵」という支店あり。

「大松屋」銀座本店 中央区銀座6-5-8エルドールビル2F 03-3571-7053 http://www.omatsuya.com/

column/01662

口 らーめん「真好味」で 呑んじゃった翌昼の定番辛みそあぁ旨し

shinhomi2.jpgちょっと呑んじゃった翌昼は...、
と考えて真っ先に浮かんだ「真好味」にまっしぐら。
安定してきた行列は、許容範囲の3人待ちです。
丸椅子に座るやいなや、
「みそ」とひと声です。


しっかりと旨味たっぷりのスープに味噌の香り、そして全体の味をシメル辛味。
適度にしゃっきりとした麺や具材とのバランスもいい。shinhomi2_01.jpg必ず、汗まみれ洟水まみれになりますが(笑)、
一気に食べ終わるその高揚感もまたひとつの美味しさだね。
あぁ旨し。
また寄ります。



「真好味」 
中央区日本橋茅場町3-8-12 03-3249-3880 [閉店]

column/00155再会

口広島かき料理・小魚料理 「白梅」

shiraume.jpgまたまた目指した小料理屋が満席で席を得るを叶わず。界隈を徘徊してみました。お店の看板が争う様に乱立する、いい風情の路地路地を右左するのは、決して嫌いじゃない(笑)。とある路地に入り込んで目に留まった「広島かき料理」に惹かれるように暖簾を潜ります。お品書きの一品料理の頁には、「デビラ」「広島菜」とある。「広島菜」は、しらすといっしょ盛りの高菜みたいなもの。デビラは、小ぶりなカレイの干物で、カンカンに干したものを炙ってあり、バリバリとさせながら頭からいただきます。そして「自家製らっきょ漬け」に「かき塩辛」。らっきょは値段を謳ってないところをみるとサービス品か。牡蠣の肝とも呼ぶべき暗緑色の部分でできた塩辛は、生牡蠣の味わいのエッセンスが癖なく凝縮されているようで、粋な珍味だね。もう、お銚子にいくっきゃない。「かきフライ」は、外見からの予想に反して、じゅんとスープの滴る潤いあるもの。調子にのって注文んだ「かき焼めし」は、なんとカレー風味だ。〆には、「カワハギわんちり」。下地の出汁の利いたスープにカワハギのエキスが沁み出しているようで、しみじみと旨い。ご飯ぶちこんで啜りたくなるね。云われて気づいたのは、まだ広島の生牡蠣には時期が早いということ。師走も押し迫った頃が本格的な季節到来だそうです。

「白梅」 港区新橋3-9-7 03-3459-8839

column/01661

口焼き鳥・鳥料理 「宮川」

miyagawa_gi.jpgアクリルの看板を見上げたのは、観世通り。「鳥 宮川」とある。すぐ連想したのは、茅場町の宮川=から揚げ、の図式。負けじ劣らじの唐揚げが食べれたら嬉しいな、と早速階段を下りました。極々ありがちな焼鳥屋、居酒屋の風情を見せる店内。入口すぐのカウンター隅へ。届けられた「唐揚定食」のから揚げは、残念乍ら茅場町3丁目「宮川」のものと比べてしまうと明らかに見劣りがしてしまう。粉たっぷりに高温で揚げた、カラっとした外回りとジューシーな中身という醍醐味がないんだもの。鳥屋であるところを一番実直に表現する"鳥スープ"のサービスはなくてお椀は味噌汁だし、つけ汁もぼやけた調子に思えてしまう。嗚呼。ま、そうは云っても銀座で30年以上の歴史を積んでいるという老舗店。夜にはそれなりの賑わいをみせているのでしょう。訊けばやっぱり、茅場町から仕入れをしていて、関連はあるそうです。

「宮川」 中央区銀座2-6-15吉田ビルB1 03-3564-2852

column/01660

口らあ麺専門店 「たけちゃんにぼしらーめん」 代々木店

takechan.jpg「カレーらーめん」があるとの噂に、「IL PENTITO」への道筋にある「たけちゃんにぼしらーめん」へ足を伸ばしました。ゆったりした店内は、ひと組のカップルを除いて他に客はなく、ヤケにがらんとした印象です。さてさてと券売機のボタンを右から左、上から下へと凝視しても、「カレーらーめん」の文字が、ない。あれれ?と思いながら仕方なく、「つけ麺」に路線変更としました。訊けば、8月一杯で既に「カレーらーめん」の販売を取り止めているそう。にぼしだしのスープとカレーエッセンスのコラボを楽しみに来たのに、遅かったか。で、「つけ麺」。黄色味の強い麺は、コシがあるという状況をすっかり通り過ぎて、ボソボソゴワゴワとするばかりで食感はまるでペケ。つけ汁ものっぺらで凡庸で、「たけちゃん"にぼし"らーめん」らしい風味がない。うーん。なんかがらんとした店内のその訳が判るような気がします。調布の本丸に、寒空の下わざわざ出掛けていって震えながら行列に加わった情景が思い出されて、少し切なくなりました。

「たけちゃんにぼしらーめん」代々木店 渋谷区代々木1-45-4山陽ビル1F 03-3374-0610 http://www.takenibo.com/

column/01659

口印度料理専門店 「ナイルレストラン」

nairs.jpg店主のキャラクター色満載の本「ナイルさんのカレー天国!!」を小脇に抱えて、三原橋交差点周辺にお香の匂いを漂わせて(?)いる「ナイルレストラン」へ。入口を入った途端にナイルさんのグリグリっとした眼に射止められました。女の子ふたり客のテーブルで愛嬌を振り撒くのに懸命なナイルさんは、顎で指示するような様子で2階への階段へ促すのです。テーブル席に腰掛けつつ、「ムルギランチ」をオーダー。「ナイルレストラン」の超看板メニューは、使い込まれたステンレスの銀皿でやってきました。テーブルにお皿を置くや否やスッスとチキンの身を骨から外してくれ、さ、どうぞ。さらさらとしたカレーに柔らかいチキンの身を載せて、サフランライスにスプーンを寄せて口に運ぶ。スパイシー加減もほどよく、素直な旨味もあって悪くない。マッシュポテトや煮込まれた葉野菜が甘味を加えて味わいの広がりやバランスを演出してくれています。やっぱり汗は、でる。癖になりそうな味であるような気もするな。でも、値段を知らないでお願いしたものだから、伝票に書かれた1,400円という数字には若干ヒクものがあった。ちょっと吹っかけ過ぎじゃないですかね、ナイルさん。

「ナイルレストラン」 中央区銀座4-10-7 03-3541-8246 http://www.ginza-nair.co.jp/

column/01658

口とんかつ名代 「金好」

kaneyoshi.jpg縄暖簾の手前に「季節 かきフライ」と筆書きされた札が誘うように風に揺れてる。引き戸の中は満席で、暫しお店中央の丸椅子にちょこんと座って空席を待つ。年季の入った白木のカウンターは懐が浅くて、膝小僧が幕板に当たるので大股を開いた少し妙な大勢で食事に向かうことになります。遮るものなくオープンな厨房では、次々と揚げ物が油から引き揚げられては、サクサクと包丁が下ろされています。「かきフライ」のお皿が届く。業界のお約束なのか、やっぱり5つのフライが並んでいます。醤油を垂らしてから歯を立てると、ガリっに近いカリカリっというクリスピーな食感のあとに、牡蠣の身に辿り着きます。すわ、口の中を火傷するかと思うと、中の牡蠣の身の水分はおよそ飛んでしまっていて、零れるジュースで火傷するような事態にはならない。う~む。けっして不味くはないけれど、とんかつを揚げるように牡蠣を揚げるとこうなるんだ、というのを確認したような心持ちに相成りました。好みの問題かもしれないけれど、飛んだ水分といっしょに旨味も失っているような印象です。厨房の兄ちゃんは金城武似のなかなかのイケメン。兄ちゃん目当てのOL客がいそうな気がするな。

「金好」 中央区京橋1-4-10 03-3281-1478

column/01657

口中華ソバ 「櫻坂」

sakurazaka.jpg買い物の足でふらふらと桜丘あたり。ふと目に留まった中華ソバの文字。店内をちら見すると、客の姿はひとつ。ううむ。アテもないことだし、と寄ってみました「櫻坂」。券売機一段目にある「焼豚桜塩ソバ」をお願いします。薄黄色に白濁してトロミのあるスープ。微妙に横浜家系の豚骨臭が感じられるも、強い癖はない。薄めたポタージュスープのような風味にも感じられます。柔らかく煮上がった焼豚を解しつつ、割りと太目の麺に添えるようにして啜る。スープには十二分に濃度があるのにどこかひと味足りないような気もする。醤油つけダレの「つけソバ」の方がよかったかな。そう、近くの急坂の両脇が、桜並木だったかもしれません。

「櫻坂」 渋谷区桜丘町17-10 03-3770-1102

column/01656

口Indian Curry 「Cali Cari」

calicari.jpgカラフルにペイントされたエントランスの壁を横目に地階への階段を辿ると、ぱっと視界が広がって階下のフロアが見渡せます。上階はバイキングランチのフロアになっていて、単品やセットものを所望するヒト達はさらに階段を降りていくことになります。日替わりカリーの「大きなゆで玉子&ポテトカリー」にも惹かれるところ、オニオンベースと括弧書きされたスタンダード系「チキンカリー」のAセットをサフランライスでお願いしました。カリーの入ったお皿にはコロコロと鶏肉が3ピース。えいっとサフランライスに回しかける。さらりとして、強いスパイスは感じられない優しい味わいのカレーだね。あれ。おー。結構旨いじゃん。食べ進むにつれ、じわじわと柔らかい旨味に包まれてくる。スパイスのインパクトやまったりとしたコクを求める向きには頼り無いかもしれないけれど、これはこれで悪くない。OLさん達にも人気のようです。お腹空かせてバイキング、ってな手もあるな。

「Cali Cari」 中央区築地 4-3-11AQUAビルB1 03-3545-4877 http://calicari.com/

column/01655

口 鳥「宮川」で酸っぱいタレでいただくサクカリの衣と鶏の旨みと脂

miyagawa2.jpg久々に「宮川」の"すっぱいの"が食べたくなって、
雨の中すずらん通りをいそいそと歩みます。
暖簾が紺色地になってるね。
いつものオバチャンにカウンターへと手招きされて、
座りながら「からあげぇ」と告げると、オバチャンは厨房へ向けて「ひとつね~」と注文を通します。

8~9割方の客が「からあげ」の注文なので数量だけを伝えるようになっている。
以前はそうじゃなかった気がするので、
「からあげ」度がますます増しているのかもしれないね。


しっかりした味付けの鳥がらスープは、言わなくてもお代わりがやってくるので安心してお猪口一杯はいただいてしまいます。


そこへ揚げ立てがガラスケース越しに届きます。miyagawa2_01.jpgちょっと多めに舐めたら噎せ返りそうなほどしっかり酸っぱいタレに薬味の葱を投入。
山椒やら七味やらを入れるヒトも少なくありませんが、そのままで充分です。


そのタレにからあげをひたひたに浸して齧り付くと、サクカリの衣と鶏の旨みと脂が渾然一体となって口腔に広がる。
すっぱいタレが脂っぽさを洗い、食欲を呼び覚ませつつしてくれるので、やはり一気に食べてしまう。あぁ。こんなからあげ、やっぱり余所にはないかもね。



「宮川」 
中央区日本橋茅場町3-5-1[Map] 03-3668-7080

column/00003再会


メインページ

2005年10月 アーカイブ

次のページへ
 1  |  2  |  3  | 一覧へ