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ただいま鋭意、旧サイトより記事移築中です。
2005年03月まで遡って移築が済みました。
でもまだまだ3合目くらい。頑張れ自分(汗)。


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口レストラン「ハングリータイガー」 でダニエルわしわし、なはは~

hungrytiger.jpgかつて日参していた虎ノ門の裏路地で久々、ランチタイムとなりました。
目指すレストランは、「ハングリータイガー」。
入口廻りには既に空席を待つヒトが佇み、それを掻き分けるように中からオバチャンがひゅーっと顔を出して、「はい、なに?」と訊いた。
準備がなかったので、慌てて硝子越しにメニューをチェックして、「ダニエル中盛り!」と告げる。
「あ、3人さんね」「お先に、入って!」。
どゆわけか、入口脇で待っているヒトたちを追い越して中に入れという。
そして、お店中程の円卓に空いた3脚の椅子に押し込まれました。


4人がほどよいギンガムチェックのテーブルに7人が座ることに。思わずきゅっと、膝を揃えちゃう感じです。なるほど、並んで空いた座席の数にジグソーを合わせるように、客を当て嵌めているんだ。
見回す店内はまさに、ラッシュアワーの熱気帯びるほどの満席。オバチャンのそんな意図に反して店内のもうひとりのオバチャンが別の席に座らせようものならもう大変! 「ちがうわよ!あんた!」「よけーなこといわないでっ」。
仕舞いには、「バカぁー!」と大声が飛ぶ。
それがなんだか微笑ましいンだ。
元気なオバチャンはおいくつなのでしょう。


さて「ダニエル」がやってきました。hungrytiger03.jpgお冷やのグラスをどこに置こうかぐらいの狭さのテーブルにお皿をドンと据えて、湯気とともに立ち昇る芳しい香りを嗅ぐ。
”オリジナルカルボナーラ風”と解かれている「ダニエル」の第一の特徴は、所謂カルボナーラに連想する生クリームを使っていないこと。

ベーコンと玉子を炒ってそこに太麺を投入、もしかしたら醤油までもちょちょんと入れて味付けしつつ豪快に炒めた感じの力強さだ。真横から臨む嵩のある量感がいい。
hungrytiger04.jpg
わしわし、むにむに、わしわひ。なはは~、うめぇな、うめぇな。纏うソースが意外やしっかり乳化させてあって、むにっとする麺とどんぴしゃの相性をみせている。うへへ、ぺろんと完食。この炭水化物の膨満感はなんとも罪で麻薬的であるなぁ。そうだ、久々「ジャポネ」にも行かなくちゃ。


口関連記事:スパゲッティ「ジャポネ」 で久々のジャリコ大盛り(過去記事)


「ハングリータイガー」 港区虎ノ門1-12-5 第2土橋ビル1F 03-3591-7081

column/02411

口ラーメン「博多濃麻呂」 でシルキーなネギチャーシューメン

kokumaro.jpg少し遠回りをして、二子玉は髙島屋の裏手まで。「柳小路」を背に、246の高架を仰ぎ見るところにある「博多濃麻呂」は、丸椅子7脚ほどの小体なお店です。道路に沿って並べられた椅子を横目に暖簾を潜ると、ちょうど一席の空席。隣の女の子はひとりビールを呑んでいる(苦笑)。本格派博多ラーメンの店にしては、体全身を包むような所謂トンコツ臭が感じられないのが少々不思議ではあります。「ネギチャーシューメン」をお願いしました。どんぶりの半面を薄切りのチャーシューが覆い、残りの半面を小口切りのネギがこんもりと覆っています。うん、うまそー。啜るスープは褐色がかった白濁で、意表を衝かれるほどにすんなりと舌を滑り鼻腔を抜ける滑らかさ。脂のモタツキを上手い具合に軽減して軽快なのに、薄さや物足りなさもないという、ニクイ仕立て。ほろほろとしどけないチャーシュー。お約束の細麺は、デフォルトでアルデンテな適切なる固さ柔らかさ。久々に替玉しちゃったじゃないか、困るなぁ(笑)。例えば「田中商店」みたいなガッツン系も好きだけど、こういうシルクタッチの博多麺もいい。仕込みにどんな秘密があるのか知りたいぞ。お愛想をして店を出ると、さっきの表の椅子が空席待ちの連中で埋まっている。たまたま、いいタイミングでお邪魔できたようです。

「博多濃麻呂」 世田谷区玉川3-14-6 03-3708-2790

口related column:>博多長浜らーめん「田中商店」 でばりかたで赤オニ(過去記事)

column/02410

口cafe-wine「DEL SOL」 でシーフードクリーム煮プレート

delsol.jpgラ・ベットラ本丸の向かいにカフェ&ワインのお店ができていました。カフェランチは得意ではないけれど、ちょっと寄ってみましょうか。テーブルに沿って白いダイニングチェアーが並び、キッチンカウンターの上部にはワインボトルが並ぶ。如何にも、な装いです。座ったテーブルから窓越しに「LA BETTOLA」の文字が窺える、落合シェフ牙城の真っ正面です。メニュー筆頭の店名を冠した「デル・ソル・プレート」は、パルマ産プロシュートが主菜。ランチとはいえ、プロシュートがメインではあまりにもすぐにお腹が減ってしまいそうなので、メニューから「ハーブ豚のワイン煮」のプレートを選んでみました。ホールの女性が伝える注文を聞いたキッチン方面から「え、いや、今日、ワイン煮ないよ!」の声が漏れ聞こえる。あ、ないんだ(笑)。しばらくして「ごめんなさい」のお知らせが告げられました。やむなく次点だった「シーフードクリーム煮・プレート」で。内心心配ではあったものの、案の定やってきたのは、オンナノコ・ポーションのプレート。ちょんちょんと盛られたクリーム煮にカップによそったポテトサラダ、そしてバゲットがひと切れ。あいたたた(笑)。うんでも、海老、帆立それぞれの風味を活かしたクリーム煮に裏漉ししたかのようなしっとりしたポテサラで、悪くはない。ぺろんと食べちゃうのがちょっと恥ずかしいだけさ(ふっ)。デザートも用意がないのか、ドリンクでということでいただいたカプチーノ。シナモンの香りを嗅ぎつつ啜っていてふと気がついた。こんなお店の佇まいで、こんな可愛いランチプレートを食べているのが全員オヤジばかりって、どゆこと(笑)? そして、折角「LA BETTOLA」の正面に立地するのだったら、堂々イタリアンのお店であったら面白かったのに~、なんて勝手なこと思いながら改めて窓の外を眺めるのでありました。

「DEL SOL」 中央区銀座1-24-11 03-5524-2500

口related column:>cucina italiana「LA BETTOLA da Ochiai」 でBランチ(過去記事)

column/02409

口ラーメン専門店「天天有」 で煮卵入りチャーシューメン

tentenyu.jpg京阪終点の出町柳で叡山電鉄に乗り換えてトコトコと一乗寺という駅まで。
ホームに降り立ったものの、切符はどうするのだろうとキョロキョロしていたら、運転手がすっ飛んできた。
そうか、ワンマンのバスみたいなものなのね。
銀座の「一乗寺」とはなにか関係があるのかなぁなどと考えつつ、住宅地を抜けて目的地近くの交差点に辿り着く。
なるほど、もう既に10数名ほどが空席待ちをしています。

暗がりに浮かぶ店の名は、「天天有」
京都で有名ラーメン店の一角を成すお店だ。tentenyu02.jpg


最後尾に並ぶも比較的回転は早く、すんなりとカウンター奥へ。
メニューではわざわざ別々に書いてあるけど、煮卵や温泉卵を入れても値段は変わらない。
そして、1.5玉の中盛がある一方で0.5玉のお子様盛りがあるのは、
家族連れには嬉しい対応だろうね。


「チャーシューメン」を煮卵入りでお願いします。tentenyu04.jpg"中華そば"にイメージする浅めのドンブリをひたひたと満たしたとろみのあるスープとチャーシュー。


引き上げた麺はストレートな細麺。
tentenyu06.jpgtentenyu07.jpg
一見こってりしていそうなスープはよく見ると乳化白濁は過度でなく、鶏ガラメインの透明感があって、啜れば野菜の甘さのようなすっきりとした旨味に溢れている。
tentenyu08.jpg滋味、といっちゃってもいい。
謙虚に並盛りにしたのをちょと後悔。
すっかり綺麗に舐めるように(笑)完食です。


麺はおおよそ同じ系統だと考えても、スープは「新福菜館」「第一旭」や「ますたに」、ましてや「天下一品」とも違う。
そしてこの一乗寺界隈にも気になるお店がまだ数店ある。
京都のらーめん店は、まだまだ探訪し甲斐がありそうだ。


「天天有」 京都市左京区一乗寺西杉ノ宮町49 [Map] 075-711-3255

column/02408

口Osteria「Lucca」 で増田和牛のカルパッチョと岩中豚のグリル

lucca.jpg明治通り沿いのレストランの一軒、「ルッカ」でお食事。ムーミンのニョロニョロも連想する、印象的な対の偶像が迎えてくれます。コンパクトで気取りのない、居心地のいい店内。ドライシェリー「ティオ・ぺぺ」からはじめてみます。底部がぷっくりとしたシェリーグラスがまた、印象的だ。先日のお皿からの連想含みでお願いした「群馬県増田和牛のカルパッチョ バルサミコ風味」は、ほどよい厚さにスライスされた牛肉の魅力をあっさりとしたバルサミコの風味がグイと引き出していて、美味い。添えられたルッコラは、セルバチコという野生のルッコラだそうだ。ふむふむ。お供のワインは、ピエモンテの「BARBERA D’ASTI」。抱いたイメージに近い、深みがありながらあと味がすっと華やぐ感じのバランスいい、赤であります。入荷がなく涙を呑んだホワイトアスパラガスに替えてアンティパストからもうひと皿と、定番「帆立貝の香草パン粉焼き」。しっとりと焼いた帆立と香ばしくしたパン粉の相性って、やっぱりいいのんね。中はもちふわ、岩塩の塩っけが美味しいパーネ。お代わりを届けてくれた初老の紳士は、シェフのオヤジさんなのだという。時たま手伝うのだそうだけど、還暦を過ぎて息子のレストランを(気ままに?)手伝うなんて、なんだか幸せなことのように思っちゃうな。プリモから「ルッカ名物 フレッシュトマトとゴルゴンゾーラ タリオリーニ」と「ポルチーニのリゾット」。お皿の縁に振られた粉末が香りを誘っている。茶濁のソースにふつふつと潜むライスの粒が程よくしっかりしていて、ポルチーニ風味のコクを纏って、いくらでも食べれてしまいそうな、イケナイお皿だ。セコンドにと選んだ「岩手県 岩中豚のグリル マスタード添え」は、思い出せば涎がすぐ出る、肉の魅力を直球で表現したお品。そのまんま齧々するのが一番イケル。ぎゅぎゅっと詰まったお肉エキスがじゅじゅん素敵に滴って、うま~い。ここでいう“岩中(いわちゅう)”とは、岩手中央畜産を縮めたモノだそうで、つまりは岩手県産の銘柄豚なんだという。へ~。ドルチェには、「ラッテパンナ」。そのまま読むとミルク&生クリームだけど、お皿には苦味が粋なカラメルを頂く固め濃いめのプリン、そしてバニラ系ジェラート。生チョコの濃いぃ風味が罪な「生チョコのブリュレ」もまたいい。気の置けないお店の佇まいと同様に、シンプルにイタ飯を愉しませてくれる「ルッカ」。ふらっとランチもいいかもしれないね。

「Lucca」 渋谷区広尾1-6-8第2三輪ビル1F 03-5789-3631
http://www.osteria-lucca.com/

column/02407

口とんかつ洋食「豊ちゃん」 で生かきのあたま

toyochan.jpg久々の場内。急く足が向かうのは、1号館の「豊ちゃん」です。タイミングよく空いた丸椅子に腰掛けて、左側メインコーナーを仕切るオッチャンに注文を告げました。「生かきのあたまぁ」。注文を間違えた若いのとそれに対して今にも怒鳴り散らしそうなオッチャンとそれを宥めすかす兄貴分とのやりとりを微笑ましく眺めながら、到着を待ちます。「生かきのあたま」は、つまりは牡蠣の玉子とじ皿定食。ぷっくりした牡蠣の身を火を通し過ぎない加減でとじていて、割り下はしっかり醤油仕立てのツユダク仕様。これがご飯に合わないワケもなく、貪り喰う感じにさせてくれちゃいます。牡蠣の身の一個だけに磯臭いエグ味があったけど、それもまた一興の風情。スルンっとふくよかな旨味を残して、胃の腑に落ちてゆきました。うう~ん、綺麗に完食。「カキフライ」も食べれたかも(笑)。「豊ちゃん」の歴史を遡れば、その創業大正8年。当時の河岸、日本橋でハイカラな「西洋料理」のお店「長豊軒」として生まれたんだそう。創業90周年を見据えて元気な「豊ちゃん」だけど、紆余曲折している市場の移転が実現しちゃったら、その時、どうなるのかな。

「生かき丼」がお気に入りの「春は築地で朝ごはん」のつきじろうさん

「豊ちゃん」 中央区築地5-2-1 魚がし横丁1号館 03-3541-9062
http://www.tsukijinet.com/tsukiji/kanren/toyochan/

口related column:>とんかつ・洋食「豊ちゃん」でオムハヤシライス(過去記事)

column/01633再会

口RESTAURANT「CLASSE」 でハーリーズバースタイル

classe.jpg矢場町にも近い大津通りは松坂屋の向かい辺り。頭上のアーチには”クロイゾンスクエア”とある。安藤七宝店へのアプローチを辿ると、その先に忽然と蔵があり、その回廊は左手へとその先を導きます。芝を回した中庭に臨む、硝子開口のゆったりしたお店が今夜のお食事処です。若いソムリエ氏が迎えてくれるリストランテ「CLASSE」。シンプルモダンなすっきりとした佇まいであります。口開きを、スプマンテでもビールでもなく、シェリーにしてみる。「マンサニーリャ」はスペインの辛口と云いながら、ふくよかでスムースな呑み口。最初に発泡系のアペリティーボではなくて、シェリーでというのはアリかもね。アラカルトのおとり分けでお願いします。アミューズは、「マスカルポーネと林檎のマルメラータ」。マルメラータとは、つまりはジャムのことだ。前菜にまず「国産牛肉のカルパッチョ クラシックに"ハーリーズバー"スタイルで」なかなか彼の地ベネチアへ赴く機会もないので(笑)、カルパッチョ発祥カウンターの元祖スタイルも顧みてみようってな魂胆です。お皿に広げ鏤められた牛肉は極薄スライス。図らずも、河豚の身を何枚もイッペンに箸でこそげるような採り方になります。たっぷりとそして均一に振り掛けられたチーズとそれを横切るマヨネーズ様のソース。ルッコラの苦味がよく合うね。ソムリエ氏とあれこれやりとりをして選んだトスカーナの「MASSARETTA」は、ふくよかな華やぎのある、メローな赤であります。前菜からもうひと皿、「白トリュフが薫る槍烏賊のリビエニ」。蠱惑的ソースに烏賊墨の挿し味が、ニュルんとした烏賊の身に寄り添ってくる。ボッコンチーノというコミカルな響きのパーネ。プリモにふた品は「おいしい野菜のアーリオオーリオ スパゲティーニ」と「自家製パンチェッタと秋栗のトマトクリーム リングイネ」そして、セコンドからひと品は、鴨肉好きが選んだ「鴨胸肉と聖護院蕪のアロスト 蜂蜜とマスタードの薫り」。少しザクッとする野趣の歯触りと滲み出るエキスがやっぱりいい。どちらかというと、マスタードの酸味よりも甘めの赤ワインソースが似合うのだね。別腹ドルチェは「チョコレート三昧 三種の異なる調理法で」。ほろ苦い魅力のジェラートにガトー、そしてコアントロー入りのチョコドリンクだ。うんうん。心地よい満腹でありますなぁ。

「CLASSE」 名古屋市中区栄3ー27ー17CLOISONNE SQUARE1F 052-263-7811 http://restaurant-classe.com/

column/02406

口名物カレーうどん「若鯱家」錦店 でカレーうどん

wakashachiya.jpg前夜食べ損なったカレーうどんへの気持ちの残滓が、手近なコチラへと向かわせました。元はといえば、名古屋カレーうどんの元祖と云われる黒川「鯱乃家」から派生した店の系譜らしく、広告会社の関連会社が営むという珍しい形態のチェーン的うどん店です。中京を中心に60余店を展開しているそうだ。メニューには、「みそ串かつ」や「エビイカリングフライ」などとの定食セットものがメインに据えられ圧してくる。単品でいいのだけれどときょろきょろ探して、メニューに小さく載った「カレーうどん」に「揚げもち」のトッピングをお願いしました。うん、まあ。最大公約数に対応するように上手に仕立てた、ってな印象のカレーであり、麺であります。チンしてから、軽く揚げた感じのおモチ。厚みのあるお揚げ。加ト吉の冷凍麺的コシつきのうどん。ほどよい辛さとクリーミーさのカレー。濃過ぎるクドさもない。結局小ご飯を貰っていつものようにおじや状にして綺麗に平らげる。別段トキメキがないのは、その先に「でらうち」での一杯が浮かんでいるからなのかもしれないな。

「若鯱家」錦店 名古屋市中区錦3-12-10 052-951-2588 http://www.wakashachiya.co.jp/

口related column:>ころうどん「でら打ち」(過去記事)

column/02405

口こだわりご飯バー「銀Shari Bar」 でお茶碗御飯

ginsharibar.jpgカレーうどんでも啜ろうとホテルをポンと出たところで、暗がりに引き立つ青とその文字に引き留められました。「銀Shari Bar」。白めしとバーとは、若干の隔たりというかなかなか同居しないあたりを掛け合わせているところが面白いじゃぁないですか。「銀Shari Dining」なんてしちゃうと途端にツマラナい。ごつごつした階段を地階へと進むと、人工大理石調のバーカウンターが見つかり、その左手には階上のサインと同じクールなブルーの照明に浮かぶテーブル席。少々”やっちゃった”感はありますが、意外と違和感や抵抗は覚えません。バックバーに向かう景色は、およそ一般的なバーの装い。そして捲るメニューには「お惣菜」「焼き物」といった言葉が並ぶ、という状況であります。お通しは、「養老豆腐」。とろろを賽子状に小さく纏めたものです。粋なお通しじゃんねとか云いながら、愛知の本醸造「からから」を冷やでお願いして、師崎の「自家製しめ鯖」に「おふくろの肉じゃが」なんてところを添えてみる。いただいているのはバーのカウンター。やっぱり銀シャリを頂戴せねばと、常道なる魚沼産こしひかりの「お茶碗御飯」に広島の「大粒カキフライ」と「あさりの貝汁」をセット。夕ご飯モードです。細かいパン粉で覆ったカキフライは確かにそれなり大粒で、牡蠣らしい素直な風味を伝えてくれて、ほの甘いご飯によく合う。もう一品欲しければ、常滑の「生岩海苔」とか紀州の「大粒梅干し」とか兵庫の「有馬じゃこ」なんて”お供”も用意されている。コースを注文めば、ビン長炭を載せ客が自ら炊き上げる玄米ご飯「究極の金しゃり」も選べるらしい。このスタイルで開店して、6年になるという「銀Shari Bar」。クドいようですが、白めし食べてたのはバーのカウンターです(笑)。

「銀Shari Bar」 名古屋市中区錦2-11-1 jGoupビルB1 052-222-0052

column/02404

口名代そば「深大寺そば」 でかき揚げそば

jindaijisoba.jpgご無沙汰のもんぜき通り。今日は、その前を通る度に天麩羅を揚げる香りが遣る瀬ない「深大寺そば」に寄ってみました。ステンレスのバットに山盛りの天麩羅を見つめながら丸椅子に腰掛けて、さて、どっしよっかなぁと思案。右壁に掲げられた品書きでは「かき揚げ」が赤字で強調されています。うん。「かき揚げそば」をナス天+玉子トッピングでいただきましょう。目の前では、オバチャンがさらにどんどんと揚げてゆく。こうやって回転しているってことは、時間が経って酸化しちゃった天麩羅に当たることが少ないってことだよね、なんて思うも間もなく、どんぶりが渡されました。天麩羅てんこ盛りで、およそ麺が見えない。掻き分けるようにして、麺を引っ張りだして啜る。ふ~む。仕込みの鮮度を感じるすっきりとした出汁のつゆ。そして、柔めなもののダラシナイ印象のない、シャっとしたそば。駅スタンドと比べるのは申し訳ない、かな。原則天麩羅はパリッと食べたいところだけど、こうしてあま汁にひたひたして、ちょっと溶けはじめた衣ってこれはこれで妙な魅力があるよね。半熟の玉子の黄身を掬うように麺からませ、ズルズル。露天そば屋も心地いい、秋の日でありました。

「深大寺そば」 中央区築地4-9-11 03-3542-1777

column/02403

口居酒屋「新川河岸」で 厚岸牡蠣食べ放題生牡蠣フライうどんまで

shinkawakashi.jpg居酒屋「新川河岸」が、休業明けの3日間セールで「厚岸の牡蠣の食べ放題」をやるのですよ!ということで「カキタベ!」首脳陣のおふたりとやってきました永代通り。
ビル1階のアプローチでは既に、バーベキューグリル一面に牡蠣が載せられ、オープンなテーブルたちもお客さんで埋まっています。
「食べ放題」の貼紙shinkawakashi01.jpgに飛び込む客が少なくないのか、開始早々からてんてこ舞のオセオセのご様子で、
予約していたにもかかわらずなかなか席に着けないほどの大賑わいだ。

厚岸ではシーズンの始まりを祝う10月初旬に牡蠣祭りが行われるそう。
そのお祭りを追うように開かれる大判振る舞いは、焼き牡蠣と牡蠣蒸しとで、1日1,500個限定の60分シバリであります。
shinkawakashi02.jpg


さて、やっとこビールで喉を湿らせて、食べ放題のスタート。
殻と殻の隙間にコテを挿し込んでコジ開けるようにすると、ゥアチチ、焼けた殻が熱い。
shinkawakashi03.jpgshinkawakashi04.jpgshinkawakashi05.jpg
殻の形状がいろいろならば、開けた中の身もまたそれぞれの表情がある。
ぷっくりしたのやひょろんと長いのや如何にも艶やかにジューシーなのや。shinkawakashi06.jpgいや~、一点の曇りもなく、素直に旨いなぁ。
ナチュラルな塩加減だけの味わいがなんとも塩梅がいい。


ホントはワンコソバ状態で食べたかったけど、サービスの手が追いついていないので、オアズケされてはすぐにかぶりつく、の繰り返し。
それが、うめぇを助長してたりして(笑)。
熱燗を啜りながら、さらにさらに。

shinkawakashi07.jpgこの殻に残ったスープがまたしみじみしちゃうエキスなのだね。
やっとでてきた酒蒸しをそれと気づかないまま食べちゃったのは失態(笑)だけど、
追加で注文んだ「倉橋島のカキフライ」は、
小振りながらも牡蠣らしいジュースがジュンと滲んで、いい。
shinkawakashi08.jpgshinkawakashi10.jpg
さらに生牡蠣をお願いすると今度は、それまでの活性した旨味があっけないほどに控えめに映る厚岸の牡蠣。
無意識に岩牡蠣的濃厚さを期待してしまっているせいかもしれません。
で、それも焼いてもらうことに。こうしてみると、焼牡蠣の魅力がよく判ります。
shinkawakashi11.jpgはてさて、ひとり何杯食べたかなぁ。
脇に置いた缶が牡蠣の殻でてんこ盛りになっちゃった。


〆にと「牡蠣茶漬け」をお願いすると、もうご飯がないという。
そこで一計案じたのは、代わりのうどん。
大将にお願いして、およそ茶漬けで炊く要領で温かいうどんを作ってもらう。shinkawakashi12.jpgズルズル。
もっと牡蠣の風味が汁に移せたらとか、いなにわな麺が合いそうとか、話す裡に廻りのテーブルにはもう誰もいないのに気がついた。shinkawakashi13.jpg結局外のテーブルで長居しちゃったね。
うん、満足の牡蠣セールでありました。
ランチの呉「倉橋島のカキフライ」にも再訪しなくっちゃ。


ご同席は、「ひるどき日本ランチ日記」「カキタベ!」委員長のtapakuさんと殿堂入りカキタベニスト霞町恵太郎さんでしたー。


「新川河岸」 中央区新川1-8-6 [Map] 03-3553-9639

column/02402

口洋食 「スイス」

suisse.jpg新橋の定番洋食「スイス」でランチと洒落込みました。化粧合板が似合う懐かしい食堂チックな造りが微笑ましく、そこに集うのはオヤジ男性陣オールなところが潔い。マジックインキでギュギュっと書かれたメニューには、「カレー」「カツカレー」から「ロースカツ」「チキンカツ」「カニコロッケ」「ハンバーグ」と飾らない直球ガッツリのタイトルが並んでいます。その文末にあるのが「メンチカツL」。やっぱ”L”っつーぐらいだからデカいんだろうなぁと思案していたら、ふと大井町「ブルドック」のメンチが脳裏に浮かんできちゃった。いやいやあれは困る(笑)。で、ノーマル「メンチカツ」をいただくことに、スル。おお。Lじゃなくてもそれなりに大きいメンチカツどういう訳か、表面がゴツゴツとしてキャベツの上に置いた茶色く乾いた溶岩のよう。ググっとナイフを入れて食めば、香ばしくスパイシー。これはこれで、いいじゃんねーと自答しながらススムご飯。玉葱の甘さがイジラシイ。むはむは。さすがにちょっと口の中がパサついてきたかもと思いながらふと、隣のテーブルを見るとオッチャンがカップスープらしきものを啜っている。もしかしてお店のオバチャン忘れてるのではと思ったけど、そうではなくて、「ランチ」以外はスープが別途になっているそう。セットにしてくれててもいいのになぁ。

「スイス」 港区新橋3-5-13 B1 03-3501-2722

口related column:>キッチン「ブルドック」(過去記事)

column/02401

口ノンジャンル居酒屋レストラン「東京バルバリ」で くにオフ目眩く

balbari.jpg週末の宝町へといそいそと。目的地は、くにさんの尽力によって実現した総勢30人という大所帯オフ会の会場「東京バルバリ」です。「日本橋ぼんぼり」から名前が変わってからは初めて。とんとんと昇った階段の先、2階フロアを貸し切り。テーブルに置かれたメニューを早速、お隣のつきじろうさんと一緒に覗き込む。今夜供されるのであろう、11品とドルチェまでのラインナップに、わくわく(笑)。その文末には、料理長小池、の銘が記されています。小池さん、頼みますよ~。まずは麦酒で乾杯。イントロにまず、「地鶏白レバーのパテとラルド」。定番の品も、白レバーを使うことで、より澄んだレバーの魅力をみせてくれるパテ。そして、「鴨フォアグラのパルフェのタルト」には、お芋系生地にほんのりとフォアグラの風味が織り込んである。ここで「紅芋酢ビール」を試し呑み。京都・飯尾醸造の「紅芋酢」の姉妹品で、お、色合いが少し濃いンだね。呑み口の中に、まあるい酸味とふくよかなまろみがあって、面白くてなかなかイケル麦酒だ。そしてここからお魚系4本立て。脂のしっかりのった真鯖を絶妙の〆加減塩加減で昇華させてくれている「松輪産真鯖のマリネ」。茗荷や茄子の脇役もいい。シャルドネを合わせて、とんぶりを頂いたさっくり揚げ「メヒカリのカルピオーネ」や辛みでアクセントをつけた「カツオのサラダ仕立て」肝の苦みを小粋に活かした「さんまのバロティーヌ」は、秋刀魚を巻いたその仕事が嬉しいな。アブルッオの赤に替えて、生ハムで覆った「ピァッア」、色濃い滋味と炭火の香ばしさにしみじみの「宮崎地鶏の炭火焼き」さらに肉のうま味を炸裂さてくれたのが「白金豚ロースのロースト」。カリッとさせた表層がまた堪らンのよね~。「海鮮リゾットチャーハン」は、確かにリゾットとチャーハンの中間仕立て。妙に粘ることなくご飯粒が主張していて、贅沢な海鮮の具が多層なる旨味を添えています。そして、なぜかこれだけひと言「麺」とだけ記されていた〆のプレートがやってきました。どーんと茶色いリングイネ。ガーリックチップが載り、肉と野菜のエキスが濃縮したような濃いぃ味のソースがたっぷしかかっています。金華豚とトリュフを使っている(らしい、笑)。サプライズをも念頭にしたガッツリ麺だ~。ふう、お腹も気持ちも満足しかけたところで別腹の3品が届きました。「トーフのティラミス」「ヨーグルトのアイス」「ヘーゼルナッツとリコッタチーズのケーキ」。なんだか白いスライムみたいな様子のケーキが面白い。甘さもしつこさもないまま、チーズの風味が堪能できちゃうのね。料理長ご馳走さまでした。そして、くにさんのお疲れさまに感謝!ご一緒させていただいた皆さま、ありがとうございました~。


口関連記事:「日本橋ぼんぼり」京橋店(過去記事[1] 過去記事[2] 過去記事[3]


「東京バルバリ」 中央区京橋3-7-9 橋本ビル 03-5524-1338

column/02400

口つけ麺 「ajito」 で潜み入る僥倖な麺料理ロッソ

ajito.jpg夕方の所在も都合よく、大井町で話題の麺処「ajito」へやっとこ行けました。西口ロータリーからアワーズイン阪急の脇を辿って進み、さらに薄暗い路地へと潜り込む。この辺りなのだけど、どこだろね…。あ、あった、ありました。開店前の暗がりに「ajito」の文字を記した庇テント。スタンド看板も見つかりました。霧雨が降る中、そのままシャッター状態で待っていると、暗闇に潜むストーカーのようで自分自身が微妙に怪しい(笑)。開店待ち仲間も増えてきて、そろそろ開店時間。看板に灯りが点り、「お待たせしました、どうぞ」と招き入れられ、一番奥のスツールへ。ひとりで営んでいた喫茶店か、スナック的カウンターの呑み屋さんだったか、の全8席ほどのお店です。やっぱり気になっていた「ロッソ」を大盛りでいただくことにします。壁のポスターには、「つけ麺ロッソ、起動。従来のつけ麺のソースにフレッシュトマトを煮込みました」とあって、ガス台にかけられた手鍋にはなるほど、オレンジ色の液体が炊かれはじめています。やがて渡されたどんぶりには、こんもりと粉チーズの振られた麺。お~。そして続けて届くつけソースは所謂つけ麺のつけ汁では見ない色合いだ。おお~。むんずと掴んだ麺をとっぷりとその橙色に浸して、徐に啜る。おおお~。ベースの出汁がしっかりしていて、そこにトマトの酸味と乳化したコクが菅野製麺所特注だという麺によーく絡んできて、いい。うまひ。デュラムセモリナも使ってる?的な、パスタと呼んでもいいその独特なる中太麺とトッピングのチーズの風味とで、イタリアンなつけ麺になっている。そしてそれが、シャレっぽいシャビーなものじゃない。きちんと作り込んだテイストが感動的ですらあります。「ソースの濃さ、調整できますよっ」ってことで、もうちょい濃くしてもらうと、おおおお~。ますますグッとくる味に。隣に座っていたオヤジが店主に「変わってるよね~」と声を掛けた。「ええ、変わってますね~」。あはは、その通りではあるけど、なんか可笑しいなぁ。そしてスープ割りも美味しく啜り終える。こうなると、デフォルトつけ麺も食べずにおれません。昼35食、夜25食の限定数。それもまた向かう足取りを急かせるのだな。

「ajito」をブログする第一人者「ゆきむらな食生活とか」のゆきむらさん とその「YUKIMURA盛り」に愕く「ジャポ二郎」のくにさん >ロッソもデフォルトも堪能の「バンド・オブ・トーキョー☆」のロレンスさん

「ajito」 品川区大井1-41-1(未確認)

column/02399

口季節料理・銘酒処 「和田家」

wadaya.jpg身近にお昼を済ませようと、ご無沙汰の「和田家」2階へ。黒板メニューには中とろ、かんぱち、中おちの「さしみ三点盛り合わせ」に始まって、「銀むつ照焼」「めだい照焼」「まぐろ照焼」の照焼シリーズ、そして日替わり「白身魚の野菜あんかけ」、定番「さばみそ煮」と続いています。ん~、迷うぅ(笑)。そうね、久々に「づけ丼」800円にしてみましょうか。「はい、おまたせぇ」。ぬははぁ~、例によって大振りに刻んだ鮪の身がごろごろとどんぶりを埋め尽くすように載っています。中とろにあたるようなところも少なからず含まれていて、その盛りは多重多層。掘っても掘ってもまぐろ。間違いなく、ご飯の厚さを凌駕しております。やっちゃってるなーと笑いながら、むはむしゃ。あ、やっとご飯がみえてきた。鮪の甘さと酸味を強過ぎずキリッと引き出している漬けタレの具合もなかなかで、嬉しい。界隈でお昼に困った時には「和田家」。夜もお待ちしております(笑)。そういえば、「和田家」の社長、元気かな。

「和田家」 中央区日本橋茅場町3-7-9 03-3664-9593

口related column:>季節料理・銘酒処 「和田家」(過去記事[1] 過去記事[2]

column/00718再会


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