根津駅降り立つ不忍通り。
いつぞやお邪魔したバー「根津BAR」の路地をちらっと覗いて、もうちょと往くと根津神社の信号に下になる。
信号を渡って右手の裏道に入り込めば、魚菜「根津 呼友」がある辺り。
左手に足を伸ばせば津軽料理の「みじゃげど」だ。
その信号を根津神社、本郷通り方向へと忍び込むと、どこか凛とした表情で佇む讃岐饂飩の店「根の津」が見つかります。
暖簾を払って、重いような軽いような不思議な手応えの引き戸を開くとそこは、
小じんまり具合が心地良さそうな空間。
入れ込みの六人掛けのテーブルの隅に場所を得て、お品書きを眺めます。
そんな気分で、久し振りの芋の「山ねこ」。
水割りにしてもらって、肴を所望します。
ビールにも似合いそうな「根の津風キツネ焼き」。![]()
納豆と豆腐にベーコンを巾着にして焼いたもの。
パリパリクシュっと囓ると、
お揚げの芳ばしさと納豆の風味が交叉して、美味い。
ベーコンの塩っ気もいい感じです。
「蛸バジル」かなんかで、水割り「山ねこ」もグラスを呑み干したところで、
お願いしていたうどんの準備にかかってもらいます。![]()
お願いしていたのは、「肉つけ麺」。![]()
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どうも武蔵野うどんの習慣が染み付いていて、
そんなことになりがちな自分が微笑ましく(笑)。
三つ葉を浮かべたつけ汁には、
バラ肉のみならず、刻んだ茄子なんかも仕込まれています。
そしてなにより、うどんの艶やかさが美しい。
「エン座」のうどんの艶かしさが印象深いけど、どっこいこちらのうどんも負けてない。
生命反応があるかのように滑らかにちゅるんと口許を滑る。
バラ肉の脂のコクにも負けない粉の風味が直球で届く感じ。
いいね。
そんなこんなで裏を返すようにふたたび根津神社の参道辺り。
偶然同じ席に案内されて、今度は黒糖の「朝日」を所望。
ツンと粋な辛さが鼻を抜ける、安曇野産「葉わさびおひたし」でチュルチュルと。
これまた麦酒にも合いそうだなぁと「煮干しの天ぷら」。
硬い歯触りをちょっと覚悟していたら然にあらず。
さくっと柔らかな調子で、口に含む旨味と風味はまさに煮干しのそれであります。
さて、「おうどんを」と声を掛けて届いたのは、
「根の津」のスペシャリテの釜あげうどん、「釜めんたいバター」。
トッピングは大葉に海苔に明太子。
あつあつのうちにエイヤとばかりに掻き回す。
立ち昇る湯気に明太子に海苔の匂いが混じります。
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しっかりと明太子のソースを纏って、艶やかさとはまた違う妖艶な表情になる。
うんうん、明太子スパ とは 非なる食べ口の。![]()
バターの風味をもっと利かせようとするとクドくなっちゃうかなぁなどと考えつつ、
またズルズズと啜る。
終盤戦になったら粉チーズなんて振ってみたりするのも一手であります。
根津神社の参道の讃岐饂飩の店の名は「根の津」。
小粋な蕎麦屋に通じるようなささやかな昂揚感を想わせる、
意外と稀有な存在のうどん店なのかもしれません。
釜揚げうどん「釜竹」と此方「根の津」。
根津界隈にうどんの佳店が並ぶのにはなにか訳でもあるのでしょうか。
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釜揚げうどん専門店「根津 釜竹」で 妖艶熱々うどんにむほほほぉ(07年01月)
「根の津」
東京都文京区根津1-23-16 [Map] 03-3822-9015
takapuと行こう青森料理の店!
大井町の「なか村」に引き続き、その第二弾としてやってきたのは、所謂谷根千エリアのど真ん中。
うねうねと続く、俗にいう"へびみち"のとば口にあるのが、在京の津軽料理の店として夙に知られた「みぢゃげど」だ。
既に電話でのやりとりでも和ませてくれた女将さん。
お逢いできるのが愉しみです。
谷中の一隅にすっとある藍の暖簾。
気をつけてみていなければ通り過ぎてしまいそうな、そんな飾らない佇まいの「みじゃげど」。
鄙びた風情が早くも郷愁を誘います。
左手の階段から上がる二階にも座敷があるようだけど、今はもう暖簾を払ってすぐの座敷が「みぢゃげど」の客間。
実質的に一日ふた組、ということになりそうです。
福福しい笑顔で迎えてくれた女将さんと朴訥とした雰囲気が愛らしい旦那さん。
今夜はよろしくお願いします。
すると、丁寧に認めた「御献立」が手渡されます。
「御献立」には、日付や予約者の名前が入り、落款まで署してある。
なんだかこれだけで、有難い気分になってきます(笑)。
名家の品ある女将さんは、津軽で十九代続く旧家、御用商人「石場家」のご長女。
弘前城の亀ノ甲門近くにある屋敷は、重要文化財に指定され、観光スポットのひとつになっている。
「しまや」を訪ねる前、takapuの車で雪の弘前城の回りを廻った時に車窓から眺めたのが石場家だったと思い出します。
幼い頃から、津軽伝統の節句料理の手ほどきを受けたという女将さんは、包丁さばき、味付けなどなど、津軽の伝統をそのままに、津軽の風土文化を多くのひとびとに伝えたいと今も奮闘中なのであります。
なにかふと、琉球の宮廷料理をいまに伝えようと頑張ってくれている「山本彩香」の彩香おかぁさんとダブってくるね。
口取りの角皿を受け取って、ちょっとだけ麦酒をいただきます。
紅白蒲鉾、伊達巻、みかん、新巻鮭、昆布巻、菜の花。
お正月にお祖母ちゃんちへよばれたような錯覚が一瞬過ぎります。
皆で囲んでいるのは、長方形に設えた囲炉裏端。
その囲炉裏を借景に映えるのが、「煮なます」のグラスです。
一般に「なます」といえば、大根や人参の千切りを塩もみした酸っぱいヤツって感じですが、女将さんが仕立てくれたのは、「煮なます」。
新巻鮭のアラを出汁にひくのも要諦で、シャクっとした歯触りとともに丸く、優しいお味です。
胡麻を振られた「黒豆」の小鉢。
一見何気ない黒豆なのだけど、これが感嘆するほどの美味しさ。
今までお惣菜でいただいていた黒豆はなんだったのだろうとも思っちゃう、鮮やかで小粋な味わいだ。
そして、青みを帯びた表情を晒しているのが、「黒生子」。
コリコリシコとした歯応えと磯の風味が醍醐味。
なんていままで特段意識したことがなかったけど、
海鼠には、赤か、青か、黒かなど色々あるのだね。
こうなるともう、麦酒呑んでる場合じゃないねと(笑)、女将さんに日本酒を所望する。
やっぱり「豊盃」だよねと呟きつつ、takapuが目聡く「くらぶあるですか!」と声を発した。
takapuが云う"くらぶ"とは、限定醸造「豊盃 倶楽部」のこと。
「豊盃米」を50%まで精米して仕込んで、その1つのタンクから春夏秋冬の年4回に分けて絞るというものらしい。
碧く澄んだグラスでいただいたのは、その「豊盃 倶楽部」の春の生酒。
すっきりした豊穣さが心地いい。
そこへまた、お酒にぴったりの酒肴が届く。
「真だらの子のしょう油づけ」。
滑らかなぷつぷつと沁みる滋味に、嗚呼なんてお酒を呼ぶのだろうと膝を打つ(笑)。
一般的に思う"タラコ"はつまり、スケトウダラの子、助そ子のことだけど、こちとら真鱈の子。
どーんとボリュームのある腹子を抱えた真鱈が冬の青森で、北の海で揚がるンだ。
青森で云う"子"のつく魚卵・珍味、七子八珍のひとつでもあるンだね。
羨ましいことに、つい先週青森を回ってきたというのむちゃんのお土産が、
やっぱり「豊盃」。
「倶楽部」に続いてお願いした、同じ特別純米「豊盃」の一升瓶と並べてみたりしちゃいます(笑)。
新雪をいただいたようにも見映えるのは、「鮭の押しずし」。
所謂、飯寿司で、女将さんは、一ヶ月漬けるのよと丁寧に解説してくれる。
「豊盃」の蔵元、三浦酒造から大吟醸の麹を分けてもらって仕込みに使っているそう。
「豊盃」と相性ぴったりな筈だよね。
澄んだ白が清らかな「青森やりいかの刺身」。
りんご酢でも知られた津軽のカネショウの醤油をちょんづけしていただきます。
ひと噛みすれば炸裂する、烏賊の甘み。
あははは、思わず笑ってしまいます(笑)。
そして、囲む囲炉裏が間違いなく似合う料理が運ばれてきました。
ご存知、「真鱈のじゃっぱ汁」!
"じゃっぱ"というのは、津軽で云う魚のアラのこと。
鱈の頭や骨、胃袋やあぶらと呼ぶ肝臓なんかを煮込んだ鉄鍋だ。
けー、とひと声、女将さん。
"け"というのは、津軽弁で"食べなさい"。
はい、早速いただきます。
勿論のこと、白子もたっぷり。
大きな鍋の中身がどんどん減ってゆく(笑)。
当地の山本製麺から取り寄せるみじゃげど専用の蒸しそばもあるからね、と女将さん。
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なにより、アラのあっちこっちから滲み出た出汁がしみじみとはふほふと旨い。
あー、身体も気持ちも温まるとは、このことを云うのだね。
そうそう、こうして真鱈を一匹まるまる使うからこそ、「みじゃげど」へはそこそこの人数で参じなければいけなのであります。
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皆で水を所望すると、彫刻のある渋くて粋な薬缶を傾けてくれる旦那さん。
随分呑んじゃったこともあってか、なんだかお水も旨い(笑)。
デザートのりんご、サン富士。
自然な優しく豊かな蜜な甘さが沁み入ります。
津軽郷土料理「みぢゃげど」、ここに在り。
「みじゃげど」は、商号登記のみならず、商標登録も済ませているそう。
お店の名前の由来について、Webサイトに示されているので引用します。
"みじゃげど"は、今は干拓されてございませんが、その昔は弘前市民に馴染み深い沼の名でございました。
つがることばで「みぢゃ」は水屋(台所)、「げど」は街道でございますから、如何に住む人々にとって馴染み深く、役に立っていたものかが分かります。
この名をいただく谷中「みぢゃげど」は、皆さまの心と体のお台所として、お役に立ちたいものと存じております。
津軽郷土を味わいに、女将さんと旦那さんに逢いに一度、行かれませんか。
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「みぢゃげど」
台東区谷中2-5-10[Map] 03-3823-6227
http://www.k2.dion.ne.jp/~yumeko/mijagedo/
ずっと気になっていた千駄木の焼鳥店。
何度か予約の電話を入れてみたものの、
直近日取りでの席確保は叶わずの繰り返し。
改めちょっと早めに予約して、
勇んで出掛けた千駄木、団子坂下。
路地に少し入ったところにあるのが、
焼鳥「今井」のファサードだ。
既に「開店」の木札が掛かっています。
くち開きの一杯にと、ダークエールの「飛騨高山麦酒」。
深い焙煎を思わせるものではない、さらっとメローな呑み口だ。
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「今井」では、3,000円のコースがベースとなっていて、
そこへ単品を加えていくのがスタイル(6月訪問時)。
まずは、「前菜の盛り合せ」から。
小振りな湯飲みを器としたのが、生茄子に小夏を添えたもの。
湯葉、食用鬼灯(ほおずき)、生玉蜀黍、茎ブロッコリー。
奈良漬にマスカルポーネチーズを合わせた、醗酵モノ×醗酵モノの名コンビ。
これはなぁにと尋ねたは、大根の種の醤油漬け。
目の前の焼き台では、じりじりと串が焼かれて、いい調子。![]()
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繊細な凝縮感がありつつ柔らかな「レバー」にクリーミーにも思う「つくね」の串。
サラダには、ベビーリーフや地中海のハーブ、ディルなんぞをこんもりと。
曰く、「龍園」でも使っているのじゃないかな(?)という、栃木の長ピーマン。
焼いたことで活性した甘さとほの苦味がゲランドの塩で旨みに昇華する。
いいね。
とにかく辛い白、というリクエストにお応えしてくれたのが、「BOURGOGNE ALIGOTE 2007」。
酸味強いですよーと聞きながら口に含むとこれが、へー!と笑っちゃうぐらいに酸っぱい(笑)。
ミネラルなドライ感と併せて、酸味がきゅっとくる。
なはは、面白いね。
仄かな柚子の風味で焼いた「幽庵焼」。
おろし立ての山葵と岩塩のちょんづけでいただけば、
はっとしてふわんとする旨みにしみじみいたします(笑)。
ころんと丸いおでん種のようなのは、さつま揚げじゃなくて、
本日の野菜のひとつシャンピニオン。
じゅわんと滲む汁に意外なほどの旨みたっぷし。
みんな思わずの、破顔一笑だ。
お好みで選んだ「ボンペタ」は、
""ぼんじり"や"ぺた"に知る尾羽のつけ根あたりの部位。
かりりとした皮目とジューシーな脂の直球を軽快な串に仕立ててくれています。
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黒板メニューからの「軍鶏の昆布〆」は、胸肉の。
軍鶏の澄んだ滋味を昆布の旨みがそっと下支えして、いい。
下敷きにしているのは、しゃくっとした食感が愉しい"はすいも"だ。
じゅわわわと脂を滴らせつつやってきたのが、
メインディッシュともいえそうな「もも焼」。
ぱりりとした皮と一緒に噛み締める香り高き旨さに、暫し、唸る(笑)。
「レバーのパテ」にはコリアンダーのパウダー。
レバーのパテはね、とっても好物なのだけど、
こうしてすっと濁りないパテにはただただうんうん頷くばかりだね。
これも黒板メニューからの「焼チーズ」は、イタリア発スカモルツァの串焼き。
零れ落ちそうなところをおっとっとと口に運べば、
なはは、キレのよいチーズのコク味が堪らんであります。
品書きにあるお酒は、「竹鶴」が軸に「神亀」あたり。
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「竹鶴」純米から、大和雄町純米原酒「小笹屋 竹鶴」へ。
芯のしっかりした呑み口を思います。
これって絶対ズルいよなぁと見詰めつつ、
ふと「アイバンラーメン」の「ローストトマト飯」を思い出させてくれたのが、
黒板メニュー「ロッソトマト」。
焼いて甘いトマトの滴りというのは、やっぱり、素直にズルい!
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胸肉のえんがわ、と解説のある「ひも」を挟んで、
干しいちじくをゴルゴンゾーラのムースと合わせてバゲットで。
これもズルいと云えましょう(笑)。
そうそう、これも、といえば、
これも「竹鶴」にもワインにもどちらにも合いそうな「笹身の風干し」。
奥から奥から旨みが滲み溢れる、乙な酒肴であります。
宿根産雄町の「小笹屋 竹鶴」を舐めつつ思うのは、
お持ち帰りできないかしらん、なんて。
黒板メニューを含めて、全メニュー食べ尽くすつもりかい!と互いにツッコミつつも〆のお食事をということで、「親子丼」に「鶏ネギにゅうめん」。![]()
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デザートもいっちゃおうよと「キャラメルアイスクリーム 古酒がけ」で、つまりは大団円。
ああ満腹満足とお腹をさすりながら、改めての破顔一笑を交わします。
千駄木の路地にひっそりとある佳店、焼鳥「今井」。
素材に対するちょっとしたこだわりと、その素材自身の魅力を真っ直ぐぐいと引き出すことに腐心していることが、佳肴のひとつひとつが描く旨みから伝わってくる。
それを肩の力の抜けた風情で供してくるれるのが、また粋なのだね。
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「今井」
文京区千駄木2-29-4 シティーハイツ千駄木102号[Map] 03-6904-7516
根津の小径、観音通りの「呼友」を離れて再び不忍通り。
もう少し呑んでいこうかと、漫ろ歩き。
通りからとある路地を覗くと、暗がりにスタンドサインの灯りが誘う。
ロジスキーには、こうゆうシチュエーションも気になる妙味のひとつ。
その灯りが、バー「根津BAR」のものでした。

最近の恒例、モーツァルトリキュールはないかと訊くと(笑)、残念ながら置いていないと云う。
ならばと、バックバーを眺めて、気になったボトルを指名する。
カウンターに置かれたボトルは、「ROYAL LOCHNAGAR」のそれ。
ヴィクトリア女王が愛したウイスキー、を肩書とするモルトは、東ハイランドのロッホナガー山麓の小さな蒸溜所によるものだという。
クラッシュアイスの気分でいただいたグラスは、シェリーを想うきゅっとした強さとその後の深いコク風味。
酔った身体と頭には、溶ける氷の柔らかさを添えて愉しむのもまた一興なのである。
電車の時間を気にしながら、もう一杯だけとふたたびバックバーを眺める。
すると、およそ同じラベルの「GLENMORANGIE」が並んでいる。
どう違うのかと問うと、それぞれにフィニッシュが違うのだと云う。
シェリー樽やバーボン樽でのフィニッシュは割とよくあるけど、例えばひとつはBURGUNDY WOODのそれで、もうひとつはMADEIRA WOODでのボトル。
マデイラ・ワインの樽でフィニッシュさせたものかぁと後者を選んで、ストレートでお願いする。
ミントの甘さのような風味が一瞬過ったようにも思ったのだけど、それがマデイラ酒由来なのかどうか、ただの気のせいかは酩酊の影にもう判らない(笑)。
根津の隠れ家バーは、その名もそのまま「根津BAR」。
今度は、うどんの「釜竹」でちょっと呑んで、うどん啜って、ふたたびまたこのカウンターで、BURGUNDY WOODかPORT WOODフィニッシュのグレンモーレンジを舐めるというはどうかな。
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「根津BAR」
文京区根津1-22-16[Map] 03-3822-9095
上野ガード下の「大統領」を離れて、
湯島方向へと中央通りを渡る。
「蓮玉庵」や「池之端藪」のある仲町通りに入り込む。
客引きから掛かる声を掻い潜って、四辻を左へ。
曲がったところで、ここら辺りかと周囲を見回す。
すると脇道の先に黄色い看板が見つかりました。
"BAR"と書かずに"酒場"と謳う「琥珀」へといざ。
古色がこぢんまりと包む空間の空気が濃密で、じわじわと臨場感が増してくる。
店主の木村さんと言葉を交わしてから、改めて周囲をきょろきょろ。
正面のバックバーは二重になっていて、格子状の棚の奥にも別の棚が見えます。
「ポートエレンあります?」と連れが訊ねると、女性おふたりと入れ替わるようにボトルを携えてきて、並べてくれる。
ポートエレンのボトルがこうして4本も並んでいるのはそう見られる光景でもないぞと思いながら、
説明に耳を傾ける。
で、選んだのは、1978年蒸留、Age24年のオフィシャルモノ「PORT ELLEN 2nd RELEASE」。
ポートエレンは、既にクローズしてしまっている蒸留所なので、日に日に希少性が増しているのは間違いないはず。
きっとお高いのだよね~と思いつつも早速、その琥珀を舐める。
アイラっぽさが丸くスムースな呑み口で、舐めるほどにそれが柔らかく思えてくる。
ラフロイグでなにか、とアバウトなお願いに対してお試しあれと薦めてくれたのが、ボトラー、デュワー・ラトレー(A.D RATTRAY)による18年モノ。
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そして、同じくラフロイグ、1991VINTAGEの「HIGHGROVE」。
かのプリンス、チャールズの別荘があるのがハイグローブで、つまりはチャールズ皇太子のお好みエディションということらしい。
実は、このラフロイグ二本の味わいをほとんど憶えていない。
それは、最後にもっとレアな滴を舐めてしまったから。
木村さんが恭しく筒から抜いたのが、俗に云う「ブラック・ラフロイグ」。
オフィシャルでは潔くも白いラベルが印象的なラフロイグにあって、
ラベルが真っ黒い1980Vintageの27年モノ。
ラベルには、96 of 972とあり、世界でたった972本という限定ものだ。
そしてそれは単にラベルが黒いから"ブラック"と呼ばれるのではなくて、ボトルの中身がびっくりするほどのダークカラーだから。
黒いのはシェリー樽による熟成によるものと木村さんは仰るが、ただただ「シェリー樽で熟成=黒くなる」というのがピンとこなくて、樽内面の焦がし(リチャー)具合が違うこととの合わせ技なのじゃないか、などなどと暫し議論(笑)。
ラベルにはOLOROS SERRY CASKとあって、
100%オロロソシェリー樽という樽で熟成させたもののよう。
タンニンが影響するのか、どうやら、オロロソ・シェリーを熟成させた樽は、
モルトも濃いぃ色に熟成させるらしい。
そりゃーお高いでしょうとショットの値段を訊くと、なんと1.5万円だという。
ひえ~ぇ!!
ボトルの価格からいくとお安い設定にしてくれてはいるものの、こりゃ手がでないなと早々に諦めていると、連れのひとりがウンウンと唸り悩んでいる。
もしやオーダーする気なのかのとハラハラしていると、「い、い、いただきます!」と呻いた。
グラスに注いで判る、やっぱりダーク。
こうなると、ただじっと呑むところを見守るしかない。
「スゲー!」とか「今まで呑んだことない!」とか叫ぶので、もっと判るように云ってくれと懇願する。
う~、じゃちょっとだけ舐めればいいじゃんということになってご相伴に預かる(笑)。
ぺろぺろ、ぺろ。
ん~、確かに今までに呑んだことない(笑)。
圧倒的な凝縮感と多層的な奥行きが意外なほど素直な纏まりをもって舌を滑り、鼻腔を抜けていく。
年嵩が描くさらりとした、そして繊細なカラメルのような風味が主体となっていて、ピートや塩っ気は遠くにある残り香。
あはは、こりゃ、スゲーや(笑)。
そして、お会計。
承知してはいたけれど、うぐゥやっぱりと、ほんの一瞬絶句する面々なのでありました(笑)。
湯島でバーと云えば必ず名の挙がるといわれる老舗の風格、酒場「琥珀」。
さっきまで銀座の路地裏にいたかのような錯覚は、強ち見当違いのこととも言い切れない、かも。
Mさんも、このドアを開いています。
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そば「蓮玉庵」で 古式せいろ蕎麦別打ち入り三枚重ね(06年06月)
「琥珀」 文京区湯島3-44-1 高橋ビル1F [Map] 03-3831-3913
かつて、ガード下の中華「珍珍軒」で「レバタン」を食べ終えたところで目にした光景が、ずっと気になっていました。
真っ昼間からビール、日本酒、ホッピーを呑み交わし、
だはは~と明け透けな笑顔をみせているオッチャンたちが肩寄せ合っている店がある。
狭い間口から路上にまで溢れたパイプ椅子。
見上げた看板には、もつ焼煮込み「大統領」。
ガード下のやや暗がりが、昼から既に夕方な気分を増長してくれていました。
さらにところが、その支店さえも満席だという。
うーんと唸って、界隈を彷徨い歩く(笑)。
ぐるっと巡って、試しにもう一回席の状況を覗くと、「3人?ちょっと待ってて!」と声が掛かりました。
これもタイミングだよなぁとしばし待って、路上の隅のテーブルへ。
ジョッキを手に、品書きの上![]()
で目線をきょろきょろ。
まずは、看板メニューのひとつであろう「大統領特製煮込み」。
品書きの説明書きにもあるようにあっさりとした仕立てで、意外や馬のモツを使っているらしい。
正直なところでは、もっともっとコッテリしているのが気分なんだけどね。
千切りしたガツを胡麻風味のタレにからめた「味つけガツ」やコリコリ食感を辛味で包んだ「ふぐ皮キムチ」が届いたところで早速、黒ホッピーに切り替える。
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定番的にイケるのじゃないのぉと思ったのは、「豚タンスモーク」。
ほんのりした薫香がいいのだぞ。
やっぱりもう一方の看板メニュー「もつ焼き(豚)」から、タン、ハツ、レバー、シロ、カシラ。
話し込んでちょっと油断すると、折角の熱々がすぐに冷めてしまって硬くなり、申し訳ない感じ。
この辺りの焼きモノとなるとやっぱり、ひと串ひと串焼き台の前でいただきたいね。
牛モノはどうよと「牛ハラミ焼き」に「ギアラ塩焼き」。![]()
ギアラの食感とハラミとは路線の違う旨味が印象深い。
ちょっと慌てて食べるくらいが、これら焼きモノを口にする際の要領だと今更ながら痛感します。
すっかり陽が落ちてからもなお、線路と線路の間の淀んだ空気の路地に空席を待つひと影が並ぶ「大統領」前。
支店には、ガード下の店ながら二階フロアもあって、実はそこそこのキャパがある。
夏の炎天下には空調が効いているであろう二階席も選択肢かもしれないけれど、やっぱり路上の開放感が「大統領」の醍醐味なのじゃないかな。
今度こそ、本丸の呑兵衛の輪に加わりたいものです。
口関連記事:中華料理「珍々軒」 で猥雑アメ横 味なレバタン(07年11月)
「大統領」 台東区上野6-10-14 [Map] 03-3832-5622
秋葉原での所用の後、新宿方面で呑み予定がキャンセルになって、はてどうしたものかと所在ない状況に。
そこで思い付いたのが、
電気街の直中にある居酒屋です。
古い宿屋のようにも見えるくすんだ白壁に浮かぶ文字は、大衆割烹「赤津加」。
強い照明に照らし喧噪を煽るような周囲の状況と、
そこだけ時間がゆっくり流れているような佇まいと、
そんなコントラストが面白い。
冬の風に揺れる幟には、「酒泉 赤津加」とある。
脇道から暖簾の前に廻りましょう。
お品書き
から、まずはやっぱり、煮込み。
「赤津加」の煮込みは、「鶏もつ煮込み」。
とろーんとしながら後味あっさりで、沁み入るような旨味。
お豆腐のハフハフもまたいい按配であります。
足元に残る冷えを思えば、さも然りと燗酒を。
目の先の酒燗器で温度を上げていくのは、「菊正宗」の本醸造らしい。

お猪口を右手に、つつつーぅ、っと。
このほんの少しひりつくような、ひと口めが燗酒の醍醐味のひとつだ。
えーっとお次はとお願いしたのが、「まぐろたたき豆腐」。
姐さんは、「お豆腐+お豆腐になっちゃうけど、いい?」と気にしてくれた。
豆腐半丁ほどに、中落ちっぽくたたいた鮪の赤身が載っている。
つまりは冷や奴と鮪赤身を一緒にいただける肴ってことで(笑)。
お猪口でつつつーを繰り返しつつ、さらに姐さんにこう所望した。
「牡蠣鍋、一人前でもいいですか?」「大丈夫ですよー」。
「豆腐+豆腐+豆腐になっちゃいますねー」と云いながら、だはははーと一緒に笑う、
そんな呼吸がいい。
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コンロの鍋が次第に沸いてくる。
ハフハフ、つつつー。
こうなるともうなんの説明もいらない感じになってくるよね。
ハフハフ、つつつー。
あ、徳利が空いてしまった。
姐さんに「焼おにぎり」をと告げて、店内のざわめきの中にほろ酔いの身を浸す。
「牡蠣鍋」の鍋を下げようとする姐さんに頭を振ると、「あ、鍋の残り汁を焼きおにぎりの相方にするつもりだな」と悟ってくれたらしく、「了解ぃ」な所作で応じてくれる。
遠火でじっくり焼いてくれたのか、香ばしさに念の入った焼きおにぎり。
おにぎりを齧り、鍋の汁を啜りしながら、我ながらいい作戦だったとニンマリしていたら、姐さんと目が合った(笑)。
そうして、はしたないくらいに鍋の汁を完飲しての、お愛想です。
大衆割烹「赤津加」の創業は、昭和29年のことだという。
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白壁の二階建ては、たとえ電気街の喧騒に埋もれそうになっても、白人観光客が大挙して訪れても、どっこいその頃から以上の年季を包んだままのような、そんな気分にさせてくれます。
「赤津加」 千代田区外神田1-10-2 [Map] 03-3251-2585
それは、お詣りした神田明神からの帰り道。
秋葉原側へと抜けたところで、昼にしようかということに。
辺りをキョロキョロ見回して目に留まったのが「そば処」の文字。
彼処に寄り道してやれと、通りを渡って気がつくのは、
路上の看板に記された「名物くるみそば」の文字。
「くるみそば」って何だろね。
天ぷらや揚げ出しなんかをツマミにお銚子傾けてるテーブルもある二階席。
真っ昼間の燗酒の匂いを横に、謎解きせねばと「くるみそば」をお願いします。
やや太めで、二八ぐらいつなぎかなぁという印象の蕎麦の皿。
粒子の浮かんでみえるのは、蕎麦の外殻か胡桃の粒か。
ベージュ色したつけ汁に浸して啜ると、香ばしいコクが鼻を抜けていく。
どこかで食べたことのあるよな風味も、なかなかどうして悪くない。
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ただそれが、炒った白胡麻を擂ったようなクリーミーなつけ汁に由来するものなのか、蕎麦そのものに織り込まれているものなのか、啜るほどに判然としてなくなってくる。
蕎麦自体からも不思議なコクのようなものが思えるのだけど、どうなのだろう。
Webサイトをみると、その一節に「高い栄養素を持つ「くるみ」を、その触感を損なうことなくそばに入れた「くるみそば」は、」とある。
やっぱり、蕎麦そのものに粉にした胡桃を配合して打っているのだ。
ペーストを溶かし込んだようにした、つけ汁の風味が強すぎて、折角の「くるみそば」の味わいを損なっているような気もするし、このつけ汁あっての「くるみそば」であるような気もする。
所用序でに、お品書きの隅で目にしていた品をいただくべく再び寄ってみる。
「くるみそば」が「釜揚くるみ」となったらどうなのだろうということだったのだけど、それはあんまりよろしくない再訪でありました。
今日も無愛想なオバハンが、値踏みするような目線で一瞥しては、レジ脇の寒々しい待合いのようなテーブルに「そっち!」とばかりに指先を向ける。
テーブルの隅にポツネンとして「釜揚げくるみ」をお願いすると件のオバハンは、無言で固形燃料のクッカーを据え、湯の入った鍋を載せ、そばの皿を半端な場所に置いて去る。
そばをしゃぶしゃぶして温めて啜れってことなのだろうなぁと思うものの、オバハンはひと言の説明も面倒のよう。
そばの皿を手元に置き直しながら、呟きそうになる。
「ボク、オバチャンになにか酷いこと、した?」。
久々に憤懣やるかたない気持ちになってしまい、もう味なんて判らない。
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今後いつか「くるみそば」という単語に接しても、あの切ない気持ちを思い出すばかりなンだな、きっと。
「仙波」秋葉原店 千代田区神田松永町2-1 [Map] 03-3251-8645
http://www.sanyo-senba.com/
個性的なとんかつのお店として印象の強い、
上野「平兵衛」。
じっくりと時間をかけて揚げたとんかつを少ぉし身を縮めながらいただいた場面が思い出されます。
ただ、定食メニュー
には「とんかつ」以外にもうひと品あって、それが「カキフライ定食」。
「平兵衛」店主の手にかかるとカキフライがどう料理されるのか、ちょっぴり怖いもの見たさ気分も手伝って(笑)、
再び昭和通り沿いを向かいます。
扉を右に引いて店内が見えると、やっぱり先客のないのが判る。
今日はそのまま入口寄りの椅子に腰掛けました。
丸っこい湯呑みの上に茶漉しを載せて、アルミの薬缶からお湯を注ぐ店主。
その湯呑みを客の前に置いて、「いらっしゃいまし」と云うのがどうやらルーチンになっているみたい。
「カキフライ、お願いします」。
うん、あ、そうね、って感じの雰囲気でオーダーを受け取った店主が、例によって玉子を割ってボウルに入れる。
ひとつやふたつの玉子ではない。
そして、大きめの牡蠣の身を準備して、トプンとその玉子の海の中に浸して、トレーのパン粉の上に置いてパン粉を塗す。と、再び玉子の中に入れてさらにパン粉を盛っている。
おー、衣の二段重ね。二度づけアリ、だぁ。
そして、コンロの上の油鍋の湖面をじっと見詰めたかと思うと徐ら、そのパン粉を纏った牡蠣の身をひたひたの油の中にそっと置くようにする。
黒ずんだ油はジジとも鳴らないのでちょっと屈んでみると、あれれ火が着いていない。
どうゆうことなのだろうとハラハラし始めたところで、着火。
でも決して強い火力ではない。
暫らくして、油が泡立つようになると、レードルのようなものでその泡を掬っては隣の鍋にせっせと移したりする。やっぱり不思議だ(笑)。
牡蠣を鍋に入れてから待つこと凡そ20分。
「はい、お待たせしました」。
量感ある牡蠣フライがやってきた。
衣には油の汚れ・滓とも思える黒い粒子を含んでる。
二度づけゆえか、所々に玉子の厚みでポッテリした部分があり、綻んでいるところもある。
油のアワアワの名残りが衣にも窺えるね。
箸でひとつを掴むと、一般の牡蠣フライにはないふにんと柔らかい感覚が伝わってくる。
へーと思いながら齧り付くと、その感覚通りの柔らかさですぅっと歯の先を通す牡蠣。
生ではないけどレアっぽい火入れが「平兵衛」のカキフライの特異なところ。
そのためにも大振りな牡蠣を用意しているのかもなぁと思いながら、じゅわんと滲み出た牡蠣のジュースをじっとみる。
といって牡蠣のジュースが巧いこと閉じ込められ、それが“旨い!”に繋がっているかというとどうもそれとはベクトルが違うみたいだ。
代わりに例の生臭さを放つ瞬間を持つフライがふたつ。
うーむ。
妖しいお店だけど実は牡蠣フライ旨ぁいー!って展開を期待していたのだけどなー。期待が過ぎたかなぁ。
「他店に比して全く高次のパラダイムにある」という店主の技術によって絶妙な火入れがされて、牡蠣が旨味が活性すればもしかして凄ンげーことになってるんじゃないか?ってね。
昼にして尚、どこか妖しいとんかつ「平兵衛」。
店主にしてみりゃ余計なお世話だろうけど、ちょっと応援したい気持ちにもなるのは何故かなぁ。
口関連記事:上野とんかつ「平兵衛」で とんかつ定食四角い断面の深遠(08年09月)
「平兵衛」 台東区上野6-7-13 [Map] 03-3831-3873
由あって、湯島の夜。
湯島でラーメン店と云えばまず一番に思いつく「大喜」、にご無沙汰の訪問です。
大ブレイクの頃の、整理券まで発行していた事態にびっくりしたことが懐かしく思い出されます。
昼間の状況は判りませんが、夜は”ちょうど満席”ぐらいに落ち着いているようです。
やや赤みを帯びたたっぷりのスープに浮かぶ白髪葱。
その上におろし生姜の黄色いアクセント。
円いながら風味のくっきりした味噌の味わいと調和しながら、スープそのものの魅力がぐいぐいっと顔を出す。
挽き肉由来と思われる脂と旨味が心地いいコク味を生んでいる。
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麺はと云えば、手打ち麺のような手揉みをガシガシしたような平打ち麺で、ビロビロっとした口触りが新しい。
やっぱり一筋縄ではいかないのンね(笑)。
同じ夜の部15食限定の「柚子とりそば」を別の夜に。
「大喜」真骨頂の塩味鶏スープに魚出汁を利かせて、柚子の風味を添えたニクイやつ。
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太目の麺を敢えて柔らかめをデフォルトにしていて、しみじみスープによく馴染む。
強いインパクトに走るのではなく、創作に留まらない、味の再構築にも似た工夫が窺えて腕組み感心してしまう。
どこか厳然とした実力派の風格も漂い始めた天神下「大喜」。
定番メニュー「カレーもりそば」も気になります。
あぁっ!銀座「東東居」をも彷彿とするようなお面が入口頭上に……(笑)。
口関連記事:
らーめん天神下「大喜」で ワンタンメンと煮玉子と30人の行列と(03年02月)
中華そば「東東居」で迎えるお多福面ニンニクゴロっヴェトナム麺(07年02月)
「大喜」 文京区湯島3-47-2 白木ビル1F [Map] 03-3834-0348 http://www.daiki1999.com/
夜の御徒町界隈。
ちょっと遠回りして歩いてみたら、黄色い看板に「米粉スープめん」とあるのを見つけました。
ビーフンのスープ仕立てみたいなことかなぁ、夜風がちょっぴりひんやりしてきた頃だしいいかもなぁと立ち止まる。
つまりはフォーの店でしょ?と思ったところに意外な「本場大連の味」の文字
。
どゆこと?と沸いた疑問は、中二階のお店の扉を開けさせるに充分でした(笑)。
向かいのカップルが交わす会話は日本語ではない。
現地の人が懐かしがって来ているのかしらんと思うも、フォーの国ベトナムのふたりって感じではなく、如何にも中国からのひと達という雰囲気。
ホールのおねえさんの感じからも、やっぱり”大連”由来なのかぁとぼんやり考えながら、再び目線をメニューの上へ。
基本メニューと思しき、「大連米線」に「大連鍋貼」をお願いしました。
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「大連鍋貼」は、ま、普通の焼き餃子。手作りだとある、皮のやや薄目のタイプだ。
「大連水餃子」にするんだったかな(笑)。
そして大きめなどんぶりがやってきました。
やや白濁したスープにエノキや鶏、鶉の玉子なんかが浮かんでいます。
ぱっと見では麺の気配がないので、まずはスープを啜ってみる。
鶏ガラ豚骨のスープに花椒油を利かせた、というスープは意外と濃度のあるスープですぐにでも表面に幕を張り始めそうな勢い。
ん?んん?
ああ!ぴりぴりと痺れるシビレる。
これは所謂、ホアジャオの”麻”ってやつだね。
のっけからコメカミに汗しつつ、箸の先をそのスープに探り入れます。
混ぜ混ぜしつつ引き上げたのは、白くてぷりんとした丸い断面の麺。
ちゅるちゅると啜ると、そのままちゅるちゅるとした食感が返ってくる。なはは~。
メニューには「米で、うどんで、パスタで」って説明書きされてるけど、まるほどまさにそんな感じ。
表面の滑らかさからスープとうまく絡まなそうにもみえるものの案外そうでもなく、花椒が生むキレからかズンズン啜ってしまうことになる。
はぁ~、それにしても汗でるねぇ。ついでに洟水も(笑)。
そうねぇ、ボクにはほんのちょっと花椒が強すぎるのかも。
壁に貼られた大きなパネルによると、米線というのは米でつくったうどんのことで、ルーツは中国・桂林の代表料理、米粉だという。
それが南方に伝わってベトナムのフォーとなり、北に伝わって雲南省の過橋米線になったという。
そしてその過橋米線が四川省を経由し、それが何故か北の大連に飛び火して大ヒットしているのだという。ほ~。
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他にも気になるところがあって、も一度出掛けたお目当ては、コレ。
主だった「大連米線」シリーズと違って、平皿に盛られた米線は「当店オリジナル」だという「ナポリ風米線」。
特に凝ったところはない素直なトマトソースを載っけた米線なのだけど、これが存外にイケる。
食べ始めてすぐに、なんで大盛りにしなかったのだろう、なーんて考えてしまったもの。
どこかにジャンクさを潜ませながら、そんなことはおくびにも出さずに、米線に纏うトマトソース。
ぷにちゅるんとした麺の食感が、汁麺よりも格段といきいきとして、跳ねるかのよう。
シャツに飛ぶ系だぁと思ったところで、は、そうだ、はてコレはどうだろうと考えた。
なにが?って、この「ナポリ風米線」が「ナポ」カテゴリーに含まれるのかどうか。
eatnapo さん、如何でしょう(笑)? 炒めてないから、違うかな。
御徒町に何気に潜む「大連米線」。
さらに唐辛子を利かせた「大連辛辛米線」、山椒の粒も加えた「大連しびれ米線」に挑むマゾな気分にはならないけど(なはは)、「トマト米線」や「カレースープ米線」「冷やしキムチ米線」あたりも気になるところです。
「大連米線」 台東区上野3-20-2 [Map] 03-5818-5657 http://www.mixian.jp/
お昼時その前を通りかかっては、何度引き戸を開けようと思ったことか。
でも、硝子越しに掛けられた注意書きのフレーズがひっかかって、寸前で足先を他へ向けることの繰り返し。
何故って、その札には「お急ぎのお客様ご遠慮願います」と書いてあるのだもの。
つまりは時間がかかるということなんだろうけど、ランチは大概時間がないので、どうしてもまた今度、ということになっちゃうよね。
ということで、上野方面に所用の夕暮れ時に寄ってみました。
世のとんかつの店々を上から目線で語るかのような宣言は、確固たる自信が裏付けているものなのだろうけど、それってわざわざ云っちゃった瞬間にどこか不遜な印象を与えかねないものになる。少なくとも、奥ゆかしくて謙虚な感じの店主ではなさそうだと、やや構えてその先へ進むことになります。
先客は、なし。
「いらっしゃいませ」。
どっしりとした体躯の店主が迎える。
言い回しは意外と柔らかなのに安堵するも、笑顔はまったくない。
「どうぞ」。
おおよそにカウンターの席へと促されたその辺りに腰を降ろして、卓上のシミの滲んだ品書き
を見詰めます。
されど、定食メニューはふたつ。「とんかつ定食」と「カキフライ定食」のみ。
その横には、「ホヤ」「ホタルイカ」「チーズ」「ソーセージ」「酒盗」と不思議な並びの酒肴が書かれています。
「とんかつ、定食でお願いします」と告げて見回した店内は、清潔にしておくことが苦手なのかなぁ、いろいろなものが雑然として油と埃の滓を積んでいます。
随分と厚みのある肉を取り出した店主は、玉子を幾つも割り、呪文でも唱えるようにぎゃっぎゃと掻き回す。そして、抽斗に入ったパン粉の中にその肉を横たえて、今度はまるで「むむ、えい、ふむ」と武術の間合いでも計るかのように、包むように押し付けるようにパン粉を纏わせる。
鍋の油の表情を凝視したかと思うと、「ほぉ~っ」と太極拳的動きでパン粉に包んだ肉片を油の中に横たえる。
あれ?っと思うのは、油の中に確かに浸っているのに、ジューでもシュワーでもないこと。
油の温度は、想像以上に低そうな様子。
あれであの厚い肉がちゃんと揚がるのだろうかと訝る眉間になって、やっと気がついた。
だから、「お急ぎのお客様ご遠慮願います」なんだ!
こうなると待つしかないのねと、左上でがなる小さなテレビを眺める。
どのくらいで揚がるのか判らないけど、お品書きの不思議な並びの酒肴はその時間をビールやお酒で埋めようとするヒトたちのためのものだねきっと、なんて思いながらまた頭上のテレビを見上げる。店主も、ニュースの内容に、「あ?」とか「う~ん」「またか!」とか口走っている(笑)。
20分も過ぎようかという頃か、店主が再び鍋の前に立ち、今度は鍋を前後に揺すりかつに油を浴びせかけるような奇妙な所作を始めた。揺すっては止め、ふーむと唸るようにして鍋底に擂るようにまた揺する。忍法を唱えるかのような背中で、繰り返されるその所作。そして、「はい、揚がりました」。
時計をみる。揚げに要した時間はなるほど約25分であります。
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さっと包丁が入れられ届けられたお皿は、思わず「ほ~」と呟きそうになる異形。
高さ4cmはあろうかという厚みが四角い断面を創っているのだ。
薄い衣がひたっと肉に一体となっているのが好ましい。
超肉厚ながらしっかりと火の通った肉片からは、妙な脂が滲んだりはしておらず、かといってパサパサな感じでもない。
例によって塩のみをちょんづけしていただいてみる。
想定以上に柔らかく、でもお肉の繊維が活きていて、心地いい歯触りがする。
豚肉の脂の甘さを愉しむとんかつとはまた違う。
これは塩ではなくて、醤油の方が合うのかもと切り替えてみると、その方がよりじわじわとくる肉の旨味が引き立つ感じがする。
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細かいパン粉の衣にサクサク感はない。
揚げ油を全く吸収していないか肉汁を全く失っていないかは判然としないけど、少なくともベッタリした油の嫌味はない。でもスッゲー旨い!ってのとはちょっと違うなぁって思ってしまうのはきっと、脂のふしだらさに毒されているからなのかもしれないな。
三代目となる店主が、カウンターに冊子を用意している。
「地球環境保護と飢餓救済のために」と題していて、副題に「とんかつ屋・天ぷら屋における公害と犯罪」とある。
そこには、業界の現状、「とんかつ」とは、「揚げる」とは、食品分析比較、「ヒレカツ」なるものについて、天ぷらの真実、O-157問題について、今後の業界、「平兵衛」は常に進化する、といった節が書き綴られている。
全般には店頭で危惧した以上の上から目線で、他のとんかつ店のみならず世の天ぷら店まで一刀両断、扱き下ろしている。
読んでなるほどと思う一節も少なからずあるものの、他店のトンカツを「トンカス」とは明らかに言い過ぎで、嫌悪感を覚えないヒトは少ないよね。なんだかなぁ。
「ライバルがいないことに悩んでいる」ほどのお店なのに残念ながら客がいない。店も客を選ぶということか。それを客の所為にすることはないと思うけどね。
上野の裏通りに異彩を放つとんかつ「平兵衛」。
揚げ方を究めるのと同じように、客商売のハウツーも磨いていただけるとより多くのヒトがにっこり美味しいトンカツを楽しめるお店になるのだと思うのですが、いかがでしょうか。余計なお世話かな。
あ、「カキフライ」がどんなことになってるのか、興味津々です。
「平兵衛」 台東区上野6-7-13 03-3831-3873 [Map]
最寄りの上野広小路からちょっと路地に入る。
住居表示では湯島となる路地を辿ると、頭上に茶色地の看板が見つかります。
創業昭和5年と白抜いた看板
の主は、「井泉 本店」。
大通りにデンと構えて如何にも威風堂々とした佇まいが鼻につくような老舗と比べると、
創業当時を偲ばせるような路地の清廉な佇まいが潔い。
店先に掲げた品書きに立ちんぼでずっと悩んでから、白い暖簾を払います。
揚げ場を担うオッチャンは、油の様子を横目にしながら、真名板の廻りや周囲のステンレス面を小まめに拭いている。「禁煙」は当然のこととして、店全体がこざっぱりと感じるのは、そんな所作の繰り返しがあるからなのかもしれないね。
厨房の中では冗談交じりの世間話をちょこちょこ交わしていて、目黒「とんき」のようなどこかストイックな空気はないけれど、老舗が引き継いできたものの残り香がそこここから漂います。
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揚げ上がったとんかつに等間隔に包丁を入れるとほぼ同時に、その脇でお椀にとん汁を注ぎ七味をさっと振る。「ロースかつ定食」の到着です。
見た目サクサクと軽そうな衣。
断面を覗くと肉の切れ目が不思議に不揃いで、繊維を叩いてあるようにも見える。
例の如く、塩ちょんヅケでいただくと、予想通りあっけないくらいに軽い。
なるほど、「お箸で切れる柔らかなとんかつ」を意図しているだけのことはある。
でもなんか、下町のお爺さんが「余所は駄目だけど、ここのとんかつなら食べれるのだ~」とか云いながら時折訪れる、そんな光景が脳裏に浮かんでくる。
凭れたりする予感がおよそない代わりに、蒲田「丸一」のような、旨い肉喰った!的満足は極端に控えめになる。ウラハラなことなのだね。
一週間ほどしてふたたび白木のカウンター。
「メンチかつ」を定食に仕立ててもらうことにすると、「ご飯、とん汁、お新香でいいですね~」と云いながら遠ざかるオバチャン。
先日のお新香と同じだったら要らないなぁと思いながら、わざわざ声を掛けることもないかと口を噤む。
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ほぼ正円状のメンチが2片、白いお皿のキャベツを背に寄り添っています。
香辛料を噛ませたり、甘い脂を激しく滴らせたりせず、坦々と湯気を上げるメンチ。
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基調としてあっさり。とんかつを上回る軽妙さ。
そこへ、「ビアライゼ」のメンチは旨かったなぁなんて失敬な思いが頭を擡げてくる。
決して悪くはないのだけれど…。
初代の画号、「井泉(せいせん)」から名づけた屋号が今の名で親しまれ、定着したという「井泉」。
標榜する「和食としてのとんかつ」が心根から食べたくなるお年頃がいずれやってくるンだな、とそう思うのであります(笑)。
ホームページを読むと、「井泉 本店」直営なのは百貨店内の数店だけのようで、本店で修行した者が暖簾分けで「井泉」を営んでいる、とある。
そういえば五反田の店は「ぎんざ 井泉」で、お腹に“かつ”と書いた豚のマスコットは同じ。
そして、「まい泉」もきっとまた、“泉”を同じくする系統なんだね。
口関連記事:
とんかつ「とんき」目黒店で ロースかつ定食澄清としたカウンター(03年07月)
とんかつ「丸一」 で最後まで軽ぅい食べ口限定極上ロースカツ(08年01月)
「井泉 本店」 文京区湯島3-40-3 03-3834-2901 http://www.isen-honten.jp/ [Map]
湯島駅から地上へ。
湯島中坂下という交差点に佇むと、「気功マッサージ」の看板の向こうに、「四川担担麺」という文字が見つかる。
ここが「阿吽」だぁと木枠のドアを入ろうとすると、そのドアが動かない。
あれ?っと思って、「自動ドア」と表示してあるところをよく見ると、「自分で動かすドアです」と
小さな文字が補っている。
バラエティショップにでも売っていそうなプレートだけど、それを客商売の店先に貼るってのは、どういう意図なのだろうね。
「舐めてんのか、あん?」みたいな反応するヤツもいれば、「はは~、そうきたか~」と思うヒトもいるかもしれない。
もしや、物事の常識に囚われていませんか?とか、もっと注視してみると世の中いろいろ見えてくるものがありませんか?なんて問いかけを暗にしているのかも!なんて一瞬考えたけど、そんなの考え過ぎで、デメリットはあってもメリットはない。
シャレとしても、TPOをはき違えていると思うので、早急に対処願いたいところ(なんてね)。
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磨き込まれたカウンターで待っていると、紙ナプキンをくれる。
この店主はどうして、俺がいっつもシャツに滴を飛ばしてしまうオコチャマだってことを知っているのだ!と怪訝な気持ちになるも、廻りを見回せば、みなさんに渡しているのが判る。
バレちゃいなかった…、と安心して素直に首に巻く。
そこへどんぶりがやってくる。
辛味を連想させるラー油が廻し掛けられ、中央に挽肉や小海老のトッピング。
その真ん中をエイっと崩しようにレンゲを使ってから、スープを啜る。
擂り胡麻のクリーミーさが素直な魅力で、どちらかと云うと風味を添える程度の柔らかい辛さが交叉する。コク味にスープの旨味が下支えしていて悪くない。
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ナプキンのお陰で、必要以上に勢いをつけてズズズーと啜り上げる麺。
連想はすぐさまいつもの「小洞天」に飛んで、このスープであればこの麺ではなくて、あのちょっとパサっとした細麺の方が合うことに思い至る。合うというか、好みだというか。
他所のお店で、その佳さに気づくなんて面白いなぁと思いながら、待てよ、ならばこの胡麻ペーストスープのクリアなコクは「小洞天」のものより深みがあるぞと思ったり。なにをグルグル考えているのでしょうね、ワタシ(笑)。
担担麺の専門店「阿吽」。
さて次回は、基本形の辛さ増しでいくか、「黒胡麻」でいくか、それとも本筋「つゆ無し」に挑むか。
「つけ麺」や「翡翠」と呼ぶクロレラを練り込んだ麺の用意もあるよう
です。
口関連記事:中国料理「小洞天」日本橋本店で いつもの麺セット(03年10月)
「阿吽」 文京区湯島3-25-11 03-3835-1796 [Map]
「デリー」の本店といえば、湯島の春日通り。
浅い夜分に、ものすごく久し振りに訪れると、
店内はデリーフリークで満員状態だ。
テイクアウトアイテムの並ぶ硝子ケース前に佇んで、
しばし待機。
食事を終えて出てくるひと達がおよそ一様に汗っかきなのが微笑ましい。
ふと、デリーってインドのどのあたりだっけと改めれば、
デリーは、ネパールやパキスタンにもほど近い北に位置するインドの首都圏。
店名をそのまま大雑把に捉えれば、北印度系レストランということになるね。
曖昧ながら銀座店や新川店の経験から考慮して、
メニューにある”strong hot”辛さ★5つの「カシミール カレー」は許容の範囲外としつつ、
もしかして★3つ”hot”の「インドカレー」は如何かしらんと臨んでみることにしました。
ステンレスの楕円カレー皿に注がれているのは、
さらさらとしたカレーソース。

含むチキンとポテトをフックに、スプーンで拾ってライスの上に広げてみる。
見た目はそう辛そうでもないのだけれど、と呟きそうになりながら(笑)掬うスプーン。
と、すぐさま!額からコメカミから耳の後ろあたりから汗が噴き出すではないの。
ヒヒ~!
う~ん辛いなぁと思いつつも、この旨味を含む高揚感も悪くないかもと食べ進む。
ところが、中盤以降はひりひりと痛い辛さがすべてに先攻する事態となって、およそ降参状態。
ポーカーフェイスを保とうと努めるも、だーだー汗は如何とも隠し切れず潔くないことになりそうなので、すんなり諦めてあからさまにひーひー顔になる(笑)。
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まだまだ修行が足りないなぁと一種の諦観を覚えながらひとまず綺麗に完食。
すかさず、「アイスチャイ」で辛さの穴埋めに走るのでありました。
「カシミール」を旨い旨いと汗も掻かずに平らげるヒトが羨ましいようなそうでもないような(複雑)。
やっぱりボクには、メニューに”A little hot”★ひとつである「デリー」「ベンガル」「シャーヒー」あたりが適役なのだと推察するのでありまひた。
元同僚が浅草で開店準備中のカレー店のカレーは、ここ「デリー」の「インドカレー」や日テレ前の「アジャンタ」の「チキンカレー」あたりに似た位置にあると本人曰く。するってーと、けっこう辛い系のカレーだけど、それはそれで開店が楽しみだぞー♪
「デリー」上野店 文京区湯島3-42-2 03-3831-7311 http://www.delhi.co.jp/
'11/11/15(火)by:まさぴ。さん
Re:Rさま
口 Humburger「BROZERS'」で ロットバーガー軽妙バンズ弾ける旨み仰る通り、出来立てをいただくのがいいですね。
あのバンズの軽~い歯触りと肉ジュースほどよく滴る感じは、即食べならでは。
なぜにハンバーガーにはコーラになっちゃうんでしょうね(笑)。
'11/11/15(火)by:Rさん
あぁ~食べた~い。
口 家庭料理割烹「園山」で 玉蜀黍冬瓜蕃茄縞綱麻の野菜パフェ一度デリバリーをお願いしましたが美味しさが半減。
お店で頂くのが一番です。
私も必ずコーラを注文。
'11/11/06(日)by:まさぴ。さん
Re:ぺこはらだいさま
口 家庭料理割烹「園山」で 玉蜀黍冬瓜蕃茄縞綱麻の野菜パフェコメントどうもです。
お邪魔するたびに探し回ったであろう食材にその魅力をそのまま活かす工夫に腐心していることが判って感心します。
機会とタイミングが合えば、お誘いしますね~。
'11/11/06(日)by:ぺこはらだいさん
すべての料理に、今までに感じたことがない刺激を受けました。
口 演繦料理「銀座 楸」で 赤穂牡蛎フライのせカレー牡蛎入りカレー特に野菜でつくったパフェは素晴らしいですね。
ぜひとも行ってみたいお店です。
'11/11/06(日)by:まさぴ。さん
Re:グヤさま
口 演繦料理「銀座 楸」で 赤穂牡蛎フライのせカレー牡蛎入りカレーおお、兄さん、ご名答!イケるっス!
了解です、麻布のお店に参りましょうー。
いつ頃がいいですか?
'11/11/06(日)by:まさぴ。さん
Re:つきじろうさま
口 演繦料理「銀座 楸」で 赤穂牡蛎フライのせカレー牡蛎入りカレー牡蛎入りカレーの牡蛎は、特に焼きを入れた様子もなく、さささっと馴染むようにカレーソース煮した感じです。
確かに、椅子によってスポットの当たりが極端に違うので、どうしてもそっちへ吸い寄せらるね~(笑)。
'11/11/06(日)by:グヤさん
これはウマいやろ!?
口 演繦料理「銀座 楸」で 赤穂牡蛎フライのせカレー牡蛎入りカレー絶対ウマいハズや!
麻布、いこ~や~~
'11/11/04(金)by:つきじろうさん
おおー・・・やはりココは、銀座の牡蠣スポットといえば
口 とんかつ「檍」で 林SPF豚普通のロースでキャベツお代わり三州屋さんと並ぶ双璧ですね。
「牡蠣入りカレー」のカキは、バターソテー?
ちなみにここのカウンター席、ブロガーとしては写真を
撮りやすい照明のある席を狙いたいですネ(笑
'11/11/01(火)by:まさぴ。さん
Re:しろさま
口 中国料理「萬来園」で チャーハン中華丼五目そば萬来園昼の部いえいえ、歳の所為か(笑)、次第に脂欲求が低減してきているようです。
自分にとっては、スタンダードなロースが最適だ~、って感じです。
家族で「檍」、いいね。
またまた新規情報をお待ちしております♪
「鈴文」には遠からずお邪魔するつもりです。
'11/11/01(火)by:まさぴ。さん
Re:グヤさま
あ、間違えた! 兄さん、夜の部でご馳走してくれませんかw(笑)。