餃子の有名店良店が競うように点在する蒲田界隈。
その一方で、とんかつの佳店も負けてない。
JRの東側には、「丸一」を筆頭に、新進の「檍」に「マルエ」など。
そして西側の代表格といえば、とんかつ「鈴文」。
「カキフライ」への期待も綯い交ぜにしつつ、足を運びます。
処は、ちょっと周囲を隔絶するような東京工科大学の建物の向かい側。
再開発の此方と彼方を同時に眺めるような気分になりながら、
新しい方に背を向けて白く潔い暖簾に対峙します。
人気のカウンターには空席が数席。
お母さんが促すままに、角に近い辺りの一席に腰掛けます。
スクリーン越しに眺めるたっぷりの綺麗な油、清潔感溢れる店内。
それだけで既に美味しさを確信したかのように気分にさせてくれます。
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品書きの木札の並び辺りに、
「カキフライはじめました」的な貼紙を探すも見つからない。
ここまずとんかつをいただくのが筋なのだと合点して、「とんかつ定食」をと声を掛けました。
そっと厚切りの肉塊を取り出して軽く塩胡椒。
カウンターの内側に配置してる竹串で引っ掛けるようにして溶き卵に潜らせ、
パン粉を着せる。
そして油の中へとするっと滑り込ませる。
何かを達観したかのように、泰然とゆっくりした表情で油殿の湖面を見詰めるご主人。
何気に一句、呟きそうな表情がなんともチャーミングだ。
確かめるように対話したあと、例の太い箸で油から引き上げて、呼び水を使うように油を切る。
カツに入れる包丁は、一瞬油に浸して温めてから。
その所作もまた、いい。
おかあさんが赤出汁とご飯を運んでくれたら、出来上がりのサイン。
届いたお皿のカツは芳ばしい揚げ色。
檸檬をちゃっと搾り掛けて、そにままどれどれと口に運びます。
おおおお、旨い。
さっくり歯触りの衣と脂の加減の丁度いい豚肉との一体感。
たかがとんかつに、絶妙の完成度を思うのです。
帰り際に、牡蠣フライはまだですか?と訊いてみました。
すると、ご主人が柔和な表情を申し訳なさそうにちょっと歪ませて、
値段が合わないし今年は難しいかもしれないです、と仰る。
それだけで、例年、三陸の牡蠣を使っていたこと、
牡蠣フライにするなら三陸の牡蠣じゃなければという拘りが容易に想像できる。
そうですね、来シーズンにはいままで以上の、
フライにも合う牡蠣が三陸から届くに違いないですものね。
別の夜の蒲田西口。
牡蠣の代わりに、奮発して「海老フライ定食」をいただいちゃおうと勇んでやってきました。
注文を告げると、あ、海老フライ、もう仕舞いなんです、と切ない知らせ。
ならばと、「特ロースかつ定食」に挑みます。
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断面を拝めばなるほど、
厚切りの綺麗な肌理からたっぷりの澄んだ脂が滲んでる。
以前はこれを岩塩でイクのが大好きだったのに、
今は「ロースかつ」のバランスの方が断然好み。
それは兎にも角にも歳の所為(笑)。
これはこれで十二分に美味しく、品格すら感じるのだけど、ね。
蒲田を、いや城南を、いや東京を代表するとんかつ店のひとつ、
とんかつ「鈴文(すずぶん)」。
まだ試していない「海老フライ」も「ヒレかつ」もきっと旨いに違いないと不思議に確信できる。
そしてまだ見ぬ牡蠣フライを指折り数えて待つことにしましょう。
「鈴文」
大田区西蒲田5-19-11 [Map] 03-5703-3501
雑色あたりを根城にしている同志が耳元で囁いた。
旦那、またいい店みつけましたぜ(笑)。
蒲田「丸一」に時折立ち寄るようになったのも、
彼の耳打ちがそもそもの発端なのだ。
詳しく話せと迫ると、「丸一」と同じ林SPF豚を使ったとんかつの店らしい。
立地のヒントは、大田区区役所前信号。
区役所や「歓迎」を背に、アロマスクエア方向を臨む。
角のマンションの一階テナントが目的地です。
らぁめん「元気の源」の並びの一間間口。
とんかつ「檍」と示す木札には、"あおき"とルビが振られています。
なかなか空では読めないので、このルビ、大事です(笑)。
小さな暖簾越しに覗く店内は、ほぼ満席に見える。
明日からでもラーメン屋が出来そうな、もしかしたら元ラーメン店でもありそうな、
そんなカウンターをずいっと奥まで進みます。
壁の札にみる「檍」のメニューは、
「特上ロース」「上ロース」「ロース」「ヒレ」と4種類のかつ定食に「かつカレー」。
気張って「特上ロースかつ定食」をお願いしました。
店主が俎板でさくさくとおろす豚肉は、なかなかの厚切り。
カウンターの貼紙には、こう但し書きがある。
特上ロース、上ロースは肉厚のため、多少中がレアですが、
林SPF豚を使用しているので安全です。
レアがお好みでないお客様はご注文の際お声をお掛けください、と。
のんびりと揚げ上がりを待つ間に、
カウンターに置かれた塩のチェックをしたりして。
インカの天日塩、アンデス岩塩、ヒマラヤ・ナマック岩塩、テキサスの塩など。
「多賀野」でも使っている粟国の塩以外はすべて岩塩だ。
小さめ茶碗に続いてカツの皿が手渡されました。![]()
どれどれとその断面を覗くと、なるほど、中央がしっかりとしたピンク色。
檸檬と粟国の塩とでと決め込んで、ちょんづけしていただきます。
さくっとした衣の歯触りのすぐあとに、むにんサクっと豚の歯応え。
むほほと思いつつも、脂が蕩ける感じとはちょっと違って、
レアっぽさが突っ掛かる感じになる。
うーむ、よく揚げにしてもらうのがいいのかもなぁ、と腕組み思案です。
「上ロース」はどうだろう、と土曜のお昼。
なにせ、ランチ営業しかしていないので、土曜か祝日のお昼しかチャンスがないのです。
加減のいい揚げ具合は、
油の温度と揚げ時間で調節しているのだろねと思いながら、
衣や泡の表情も併せみるのだろねとも考える。
「上ロース」の断面は、「特上」よりも明らかにレア度控えめ。
ふたたび檸檬と粟国の塩とでいただきます。
うーむ、やっぱり食後感は重たい感じ。
いよいよ量感のある肉にガッツリとはいけなくなってきたかなぁとまたまた腕組思案です。
今度は祝日のおひる時。
「特上」でも「上」でもない「ロースかつ定食」をいただきます。
断面にはレアなピンクはほぼなく、衣が浮いたりすることなくぴっしりと包んで、いい表情。
同様に、檸檬と粟国の塩とにちょんとつけて。
ああ、この食べ口が一番しっくりとくる。
豚の身肉の旨みと脂の甘さを素直に愉しめて、美味しい。
比較してしまうからこそ、軽~いとさえ思えるこの不思議(笑)。![]()
ソースでいただく千切りキャベツをお代わりして、
かつの半分はお醤油でいただき、大団円。
「ロースかつ定食」をキャベツお代わりでいただくのが、
「檍」の林SFP豚とんかつを最もいい感じで愉しむ方法と知りました。
蒲田のとんかつ専門店「檍(あおき)」。![]()
辞典を引くと、"檍"の読みは、オク、ヨク、イ、もち、あわき、もしくはモチノキとある。
「檍」の本来の読みは"あおき"じゃなくて、"あわき"。
常緑高木「モチノキ」のことを指すようです。
店主青木さんが、風雅にもご自分の姓に「檍」の字を当てたのでは、と想像しています。
口 関連記事:
とんかつ「丸一」 で最後まで軽ぅい食べ口限定極上ロースカツ(08年01月)
「檍」
大田区蒲田5-43-7 ロイヤルハイツ蒲田102 [Map] 03-3739-4231
蒲田に「片桐」あり、とヒトは云う。
下町にじっくりと示すその存在感は、
日に日に増しているような気もします。
所在は、JR蒲田と京急蒲田との挟まれゾーン。
京急蒲田の方がやや近い、ってんで改修中の京急蒲田駅に久々に降り立ちました。
放射状に道を結ぶ、如何にも渋滞の起点になりそうな交差点から左に折れ右に折れ。
住宅と小さな事業用ビルが交雑する裏通りに灯りを点す赤いテントが見えてきました。
白鶴提供の看板にも「片桐」の文字。![]()
ここかぁと店頭の表情を拝むと、向かって右手半分には「片桐商店」とある。
そう、「片桐」は、精肉店が営む酒処なのであります。
待ち合わせのGingerちんとかナポちんとかはどこかなぁ。
満席らしきカウンターをじろじろきょろきょろ覗くも、それらしきひと影は見当たらない。
と、店の右脇へ侵入せよとの指令が入る。
えー、ひとン家じゃんかーと顔を見合わせつつ、猫道に足を踏み入れると、
奥から女将さんが手招きしてくれました。
そこは誰がどう見ても、片桐家の玄関。
靴を脱ぎ、そのまま片桐家の茶の間へと招かれたのでありました。
お祖母ちゃんの席には誰が座る?などと云いながら、座卓を囲みます。
長押に飾られた写真やなんかをじろじろ見てはいけません(笑)。
我が家の茶の間を酒席に提供してくれた女将さんの心意気に背いてはいけないのですぅ。
ということで、のっけから「鏡月」のグラスでいぇーーぃ!と乾杯。![]()
そういや、ゆきむらゆっきーは今頃どうしているのかなぁなどと口々に呟きつつ(笑)、
胡瓜の糠漬けとか竹輪とがんもを炊いたやつとかで、すっかりオウチ呑みちっくに。
と、いつもとは若干ノリの違うらしき、刺身の盛り合わせがどどんとやってきた。
精肉店だけど、刺身も頑張れるンだもんね!の勢いが如実に窺えるお皿。![]()
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思わず、おおおおーと応じて早速、箸を伸ばします。
どれも中トロ以上で、蛇腹もあれば、均質にサシの入ったヤツもある。
蕩けるじゃないっすか。
そんなこんなでナポちんのお酒ピッチもめんどっちー度も上がってきた頃(笑)、
「片桐」のキラーコンテンツのひとつ、「牛ホルモン」を手にした女将さん。
例のふるふるなところとか、蜂の巣な感じのところとかを織り交ぜて。
しっかりタレ色と要所要所の焦げ色とで、ホレホレ早ぅ喰わんかと強烈に誘ってきます。
んんんん、んんまい。
ホルモンには、きりっとした味付けが必要だし似合うのだなぁと改めて思わせる。
業務用の容器に入ったコチュジャン的唐辛子味噌を載っけていただけば、
さらなる魅力が花開く。
ふと、東松山の「やきとり」の味噌ダレを思い出します。
そして、「片桐」のもひとつのスペシャリテが「牛煮込み」。
くたっとぶりっとしたホルモンと一緒にスープを啜れば、
むおおお!と隣のこうめタンと頷き合うことに。
凝縮した旨みが嫌味なく佇んでいて、濃厚にしてさらっとしたテクスチャー。
塩と水とモツだけで作っているというのがなんとも不思議。
平和島の競艇場に卸していると訊けば妙に合点のいく。
ああ、これの汁で作ったラーメン食べたいなぁ、と(笑)。
カウンターが空いたよと、茶の間を辞して店内からカウンターへ。
L字に10数席のカウンターには、連日通う常連さんも少なくなさそうだ。
精肉店が営む牛煮込み・もつ焼きの酒処、蒲田「片桐」。
焼肉メニューは勿論のこと、
「しろ」「れば」「たん」に始まり「手羽先」をしんがりにする「焼きもの」も気になるし。
「煮込みハンバーグ」や「特製カレー」、
それに「生姜焼き」をいただきにランチにも出掛けたい。
Gingerちん&ナポちん、こうめタン、kimimatsuさん、オニオンさん、油谷さん、
皆さんありがとー。
「片桐」
大田区蒲田4-27-3 [Map] 03-3738-7116
鮫洲の運転免許試験場で、
最終回の講習に滑り込み、
さくさくっと免許の更新を済ませた帰り道。
もうすっかり陽の落ちた旧東海道。
朽ちそうな大きなアーチが示す商店街とは名ばかりなれど、お店の灯りを求めて散策します。
と、ちょっと寂れた通りに違和感なくマッチしたお店のテントが目に留まる。
鮫洲の洋食「木の葉」は此処にあったのですね。
ショーケースを覗くと、
お約束とばかりに埃を被り変色した「スパゲッティー」や「オムライス」のサンプルがある。
にんまりしつつドアの前に立ちます。
間口一間半のお店では、当然カウンターだけということになる。
オトーさんとオカァちゃんがアットホームに迎えてくれます。
ちょっぴり呑んじゃおうかなぁとお品書きをみると、
なはは、OLDの水割りがある。
角ハイ、トリハイが売れ筋の昨今では、
OLDを供してくれるお店のなんと稀少なことでしょう。
早速、オカァチャンに水割りをいただいて、卓上をみると、
懐かしいREDのノベルティが置いてある。
アンクル・トリスのキャラクターが楊枝入れになってるヤツ。
これが現役でいくつも卓上に並んでいるお店もまた稀少でありましょう。
もっとも、すっかりアンクル・トリスの表情を示した印刷は剥げちゃっておりますが(笑)。
で、ご注文は、「ロースしょうが焼き」。
目の前のカウンターの内側からじゅーじゅーいう音が聞こえてきたかと思ったら、その音がそのままこちら側にやってきた。
ここ「木の葉」のしょうが焼きは、焼けた鉄板に載ってやってくるスタイルなのだ。
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楕円の鉄板に目一杯のったしょうが焼き。
厚めなロースに均等に入っている包丁。
その端から早速いただきましょう。
すっかり大根おろしのようにみえるのは、おろした生姜か。
鉄板じゅーじゅーのしょうが焼きは、熱いままいただけていいのだけど、次第に硬くなることとは裏腹なこと也。
でも、しっかり利いた生姜が嬉しいな。
日を改めての、同じカウンターの同じ椅子。
先日、壁のメニューでチェックしていた「カキフライ」をライス&味噌汁でいただきます。
ちょっとわくわく気味で待っていると、ふたたび鉄板が目の前に。
おお、「木の葉」では、「カキフライ」も鉄板じゅーじゅー仕様なのであります。
檸檬を搾ると、鉄板に零れた滴がじゅっと鳴る。
思えばこれは、空前のカキフライだ。
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どれどれと齧ると、衣がカリッと固めの感じ。
ジューシーなカキフライというよりは、香ばしきカキフライといったところでしょうか。
さらに日を改めて、またまた同じ椅子の上。
「しょうが焼き」を口にして、こちらをいただかない訳にはいかない(?)と、
「ナポリタンスパゲッティ」に挑戦です。
大盛りでお願いしました。
もしかして「ナポリタン」も鉄板仕様では、という期待と疑念を裏切るように、
それは白いお皿にこんもりと。
その代わりに、炒め音のじゅーじゅーじゃーじゃーが全身で聴けました。
しっかり炒めて、ケチャップが麺によーく絡まり、酸味が丸くなって、
なかなかイケるナポリタン。
割といい線いってるよね、ナポちん?
旧東海道に今日もある、昭和な小さなカウンター洋食「木の葉」。
白髪のオトーさんに定休日を訊ねたら、ないんですーとのお応え。
日夜のじゅーじゅー、おつかれさまです。
「木の葉」
品川区東大井1-2-12-101[Map] 03-3450-1012
山王小学校通りの「大連」を後にして、
大森駅北口改札に戻る。
じゃぁねと仲間を見送って、折角大森にいるのだものとそのまま向こう側へと足を向けます。
「ちょっとバーに寄っていこうぜ」。
「バーって、あのバー?」
「あれ?行ったことあったっけ?」
そうだ、京急蒲田のコスタリカ料理の店のあと、
寄ったことがあったっけね。
その後を振り返っても、おそらく一年弱振りの「Tenderly」です。
腰掛けたカウンターの眼前に置かれていたのが、
ここにきて急速に認知を増したであろう、角の亀甲ボトル。
なぜか空のボトルと開栓前のボトルが並んでいて、ウイスキーのまだ満ちているボトルは冷え冷えに霜がついていて、涼感を誘います。
偶然かおススメかは判らないけれど、
その状況でハイボールにイカナイ手はありません。
そうお願いすると、「氷を入れないスタイルですがよろしいですか?」と訊かれる。
あ、サンボアスタイルですね、うん、じゃそれで。
檸檬のピールを三度施されたグラスに、
鼻先をこっそりふんふんしてからグラスを傾ける。
おウチで、ラフな作り方で呑む角ハイボールも旨いけれど、
こうして精緻に整ったバランスでいただくハイボールの心地いいことといったら、
もう(笑)。
今度は、バックバーの正面やや左手に見慣れたまん丸のボトルを見つけました。
ゴールドにラッピングされたボトルにブラックのボトル。
流石に「Dry」のボトルは並んでいませんが、ここはひとつ、
「モーツァルト」でなにかカクテルを仕立てていただきましょう。
チョコレートリキュール「Gold」にコニャック「Hennessy」、生クリームがその主なレシピ。
やっぱりクリームな仕立てにはなるのだなぁと思いつつ、カカオの鏤められたグラスを見詰めます。
うんうん、チョコレート風味のコク味がさらっとしていて、そこへスピリッツな香気が輪郭を添える、こっそり大人な装いのカクテルであります。
そして、バックバー正面やや右手でどうしても視線に入ってくるのが、
幟に飾る、青地に赤い「氷」の文字。
ロレンスさんが涼んでいたのはきっとこれだなぁと思い出して、
この夏の暑気をひとつ払うべく。
一見、氷イチゴ?という景色のグラスではありますが、勿論そんなおこちゃまな氷ではありません。
かかっている赤のシロップは、自家製したというグレナデンとカルヴァドス。
粗めに削った氷をしゃくしゃくすると、大人のかき氷はカルヴァドスがキリッと攻める。
氷が溶けかかれば、グレナデンの赤鮮やかなカクテルへと昇華する。
へへへ、意外とこれ、結構効きます(笑)。
いつも安堵とともに柔らかな気分にさせてくれる、バー「テンダリー」。
せめて、季節ごとには訪れたいな。
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Bar「Tenderly」で 梅雨の頃M30-レインとalmost there(07年06月)
中国家庭料理「大連」で 蒸餃子鍋貼児湯餃子に浅蜊水餃子の宴(10年08月)
コスタリカ料理「二葉」で セビーチェタマーレス不思議な折衷の店(07年04月)
「Tenderly」
大田区大森北1-33-11大森北パークビル2F[Map] 03-3298-2155
http://www.tenderly.gr.jp/
呑み仲間のひとりの生誕半世紀を弄ろうという宴がありました。
中華かタイ料理かという当人の希望を受けて、
幹事の労を執った姐さんが選んだのが、
行きつけの新橋「ネヂ」の大将もオススメだという、
大森の「大連」。
この面子でご近所城南エリアで呑むなんて、意外な展開がいい。
大森駅で集合です。
山王小学校の脇の道に差し掛かって思い出すのは、その先にある住宅地のフレンチ。
あ、そうか、あの時にその前を通った小さなお店が今夜の目的地、中華「大連」なんだね。
夜の営業開始前に到着してしまい、まだ休憩中のおばちゃんを急かすように店の二階へ。
早くエアコンが効いて欲しいなぁと額に汗を滲ませつつ、ビールで生誕半世紀を祝う乾杯を。
50にして天命を知る、なんて言葉はオトナになりたくない症候群の僕らにはとんと当て嵌まらない、かも(笑)。
さて、「ネヂ」大将のオススメもきっとつまりは、餃子のリコメンド。
全種類たのんだ中からまず届いたのが、「蒸し餃子」。
湯掻くのと違って、皮に張りを湛えつつ、ぷりっとした食感も残そうとする感じ。
うん、いいね。
そして、代表選手「鍋貼児(焼餃子)」はといえば、この焼き目。
羽根つきではないのだねと呟きつつ、かぷっと齧ると肉汁がじゅじゅんとして、八角由来と思われる香りがふふんとする。
特別なことはないけれど、その衒いない美味しさにふと大陸の安定感思ったりして。
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「水餃子」は、人数が揃った時の特別拵えの"浅蜊バージョン"。
醤油タレもつけづにそのまま齧れば、なははは、浅蜊の風味がぶわんとして愉し旨し。
「湯餃子」というのは、つまりはワンタン風茹で餃子。
きっとラーメンはこのスープでやってくるのだろうねと思いつつ、
そのスープたっぷりと餃子を一緒に啜る。
はふはふ、はふ。
スープ自体のデキは、まぁ、あれとして(笑)、醤油の利き具合が餃子啜るによく似合う。
半世紀の毎日にちょっぴり疲れた御仁にはと、姐さんが是非呑めとグラスに注いだのが、
鹿とオットセイと狼のイチモツ(!)のエキスと薬草の入った中国酒。
薬膳の香りの強い紹興酒、という感じだけど、効きめは如何に(笑)。
あとはもう、思いつく儘にお皿を貪り、紹興酒(普通の)ボトルを重ねます。
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炒めて華開いた烏賊に、辛子炒めの茄子なんぞ。
〆にとお願いした塩焼そばがなかなかイケる。
独特のやや平打ち麺がむにっとして、少々のスープをとろんと塩で纏った麺にちゃっかり旨みが乗っています。
うん、満足満腹。
愉しい宴をありがとう。
普段使いがよく似合う、餃子と中国家庭料理の店「大連(たいれん)」。![]()
三田の「大連」が両親の営む店らしい。
入口扉の硝子には、外側に「您好」、内側から「再見」。
冬には、50個以上要予約の「大根と牡蠣の餃子」をいただきに"您好"したいな。
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フランス料理「グランメール山王」 で鮭リエット桜ブランマンジェ(08年04月)
「大連」
大田区山王1-25-14[Map] 03-3776-7944
意外と久し振りの蒲田東口。
猥雑さが徐々に徐々に薄れていっているような気もする東口中央通りを往く。
向かうは当日予約でたまたま席のとれた「鳥樹」であります。
なんだかんだで、2年振りになっちゃいました。
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例によって、納豆のお通しで麦酒をぺろぺろしていることろへまずやってきたのが、ピンクの鮮やかな「そぎ身のお造り」。
山葵醤油でいただくけば、優しく軽やかな滋味を残してすっと消えていきます。
予約時にあらかじめお願いしておいたのが、「チレ」と「ハツ」。
「チレ」とは脾臓のことで、むかごのようにころころとして、独特のクセと食感が面白い。
「砂ギモ焼き」のコリっとした歯触りにニヤニヤしては、
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「レバー焼き」のとろんと貼り付くようなレアな舌触りにもまたニヤニヤ(笑)。
「ささみアボカド和え」は、不思議なマッチングのコンビネーション。
酢味噌で和えてぬたにしても違和感のないアボカドって食材の度量と、そのアボカドをさっと湯引きしたささみと和えてしまおうとした直観的アイデアにまたニヤリ。
揚げモノをひとつと「もも肉から揚げ」。
びっしりと丁寧に包んだ薄衣越しに齧れば、肌理の細やかな繊維の間から澄んだ脂がじわじわっと滲んできて、いい。
あんかけに浮かんだ「鶏団子」は、量感嬉しい大振りサイズ。
これをつみれ汁っぽくスープに浮かべてくれたりすると軽い〆にもいいかもなぁなどと考えつつ、ハフハフ。
そうだ、ここ「鳥樹」のお品書きには、「お食事」の項目があるけれど、そこには「ミニそぼろ丼」と「ライス」がある限り。
鳥料理専門店らしくて潔くも、例えば、ガラスープを煮詰めたツユに蕎麦、日替わりのトッピングを載せる鳥樹流鶏そば、とか作ってくれたら嬉しいかもね。
蒲田東口中央通りのヘソとも思う、鳥料理の店「鳥樹」蒲田店。
蒲田に焼き鳥屋は数あれど、一羽一羽を店で捌くところはやはり稀少だと振り返る。
今度は、レアな部位をしっかり予約つつ、「水炊き鍋」メインの小宴をしたいな。
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「鳥樹」蒲田店
大田区蒲田5-18-11[Map] 03-3739-3955 http://www.toriki.jpn.org/
駿河系ラーメン店という珍しい言葉の響きからもずっと気になっていた「大山」。
所在の川崎ラーメンシンフォニーにいざ行こうとしたところで、駅ビルのBE全体が改修工事に突入してるらしいと知って、運びかけた足を止めたことがありました。
工期はいつまでなのかなぁなんて考えていた矢先に、先行再開しているよとヒロキエ親分の記事。
そそくさと訪れた川崎の駅ビルは、まだまだ仮設な雰囲気です。
「にくがみ屋」「本丸亭」「めじろ」「なんつッ亭」といったラーメン店が集合してるラーメンシンフォニー。
その突き当たりに「大山」はありました。
駿河から直送の桜えびが一面に載ったぶっかけ的どんぶりの向こうに同じ桜えびのかき揚げが控えるという構図。
一匹一匹が活き活きとしているように見えて、じっとその表情を拝みつつも、えいっとから揚げもトッピングしてみる。
なんというか(笑)。
そのかき揚げも突き崩しては、下の麺と一緒に慌て啜る。
桜海老の澄んだ甘さと軽い衣と一体となった香ばしさ。
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意外と食感にも主張のある麺と上手にバランスしたツユとの相性も気が利いている。
うんうん、愉し旨し。
なぜに「大山(たいざん)」と名付けたかというと、大将が富士山の麓富士市出身なので、富士山→大山、そして極真空手を修めていたことから、極真会館創始者大山倍達へのリスペクトを併せてのことなのだという。
富士に本店を持つ、駿河のご当地ラーメンの店「大山」。
神田にも出店を果たした模様。
一見地味なフリして、きっと滋味ひたひたな「えび塩」あたりも気になります。
「大山」川崎店 川崎市川崎区駅前本町26-1 川崎BEB1F [Map] 0545-60-5333
http://www.r-taizan.com/
ぐっとくる無化調らーめんの店「Zoot」へと再訪したものの、臨時早仕舞いの貼り紙に一瞬呆然とする。
あ、でも、近くに無化調のお店があるじゃんかとすぐさま切り替えて向かったのが、ご無沙汰の「上弦の月」。
実は以前訪れた時には、余りに期待値が高かったことからの反動か、好印象ではなかったのだけれど、たまたまのスープの具合とか食べる側の体調や気分など諸々の間の悪さがそこにあるようにも思えてずっとモヤモヤしていたのです。
ボタンをポチとしたのは「らーめん」と「半熟煮玉子」「のり」。
例によって厨房の女将さんが、張り上げるように「いらっしゃいませ~」「お待たせしました~」「ありがとうございました~」と声を投げる。
仕込みから厨房での立ち仕事を続けるだけでも体力勝負だというのに、声を発し続けることでも消耗してしまうのではないかと心配になる。ややもすると押しつけがましく思うヒトもいるかもしれないけど、一貫したその所作には実に頭の下がる思いです。
どうも、店の真ん中に立ち尽くすように待たされたり、一旦右手の小テーブルに座るよう求められたりするのには違和感を覚えるものの、いろいろ考えてのことなのだろうね。
脂に滑るどんぶりが渡されました。
まずはスープを蓮華で掬い、ひと口。また一口。もうひと口。
うんうん、旨い。
以前感じた、どこか薄っぺらいというような印象はどこへやら。
しっかり厚みのあるボディに、個性的な風味が折り重なって存在感を強くしている。
鶏の身から抽出したエキスをメインにここまでに仕上げているなんて、どんな魔法を使っているのかな、なんて思う。
でもそれはお手軽な魔法なんかじゃなくって、素材に向き合い、素材と会話をするかのように研鑽と工夫を重ね、そして時間を掛けて仕込みをしているってことなんだね。
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比内地鶏、大山地鶏、羅臼昆布、粟国の塩、枕崎本枯れ節、青森ニンニク、……。
うーむ、そのスープにくにゅくにゅとしたやや太めの麺がよく馴染むのだぁ。
どんぶりを幕板の上に上げ、ご馳走さまと告げる。
長年のモヤモヤが一気に晴れたような心地よさで振り返る「上弦の月」の前には、空席待ちの列ができていました。
見上げる空には、下弦の月、ってね(笑)。
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熟成鶏醤油らーめん「上弦の月」で 戸惑いのチャーシュー麺(04年02月)
らーめん「Zoot」で しっかりボディと魚介出汁のバランス味玉らー(08年08月)
「上弦の月」 大田区西蒲田7-63-9 03-5710-5667
蒲田を西口に出るのは久し振り。
アーケードでも池上線高架脇でもなく、進むのは中央分離帯のある通り。
パチンコ屋やゲームセンターの喧噪もすぐに過ぎて、蓮沼との中間地点あたりからは、意外なほど静かな界隈となります。
そのやや暗がりの中でスポットに浮かぶのが、木目の幕板に直接筆で描いたような「Zoot」の文字。
ウッディなラーメン店に、いざ。

クソ暑い中歩いてきたので、勢い「つけめんで!」となるところを何故かグッと堪えて、「味玉らーめん」。カウンターの中のふたりの所作が、まるでバーのそこにいるかのようにも見えたのは、暑さの所為かな(笑)。
カクテルのグラスをコースターの上に差し出すように(…云い過ぎ)、どんぶりがカウンターの上に置かれました。
多少の粘度を連想させる赤褐色のスープの色合いと魚出汁系の香りが一気に食欲のアクセルを踏ませる。
掬う蓮華。
うんうん、やや脂強めながらしっかりしたボディの骨格とそれに負けない魚介出汁節風味とのバランスが高次元で実現している感じ。
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好きだなぁ、こふいふの~。
手鍋で濃いぃ出汁少量を温めていたのが利いているのかもしれません。
麺がまた、かん水に頼らない歯切れのいいモノで、番手としてもこれ以上細くてもいけないし、太くても違う気がしてくる。
壁のメニューのコメントで、これを化調に頼らず仕立てていると知れば、ますます感心、腕組みしちゃいます(笑)。
気が付けば、満席間近の蒲田「Zoot」。
きっと、「つけめん」もイイ感じに違いない。そう思います。
その店名は、「ZOOT MONEY」という英国のアーティストにちなんでいるらしい。
お気に入りなんだろね。
「Zoot」 大田区西蒲田7-42-7 03-3730-1777
久々に環七辿るバスの旅。
行けば至近な山王二丁目で下車して、山王小学校通りという小学校に面した生活道路を歩きます。
まるで初夏の陽射しにゆったりとして、のんびりと。
道が左へすっと折れるその右手角にあるのが、今日のランチにと訪れた「グランメール山王」です。
白い壁に浮かぶは、
少し色褪せた青い文字「Grand-mere Sanno」。
フレンチベースのレストランのようです。
一杯だけぇ(笑)、と白をグラスでいただいて、
入口脇のテーブルで生花を拵えるマダムの様子を眺めつつ、リラックス。
アミューズの盛り合わせが、ちょうどいいワインのお供になってくれる三品。
コゴミを載せたサーモンのリエットに蕗のムース、そしてホタルイカ。
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リエットというと、豚のものあたりが思い浮かぶところに、魚肉のリエットって面白い。
それが空気を十分に含んだような軽~い仕立てになってるんだ。
メインの鰆のプレートが届く。
たっぷりとした身肉にはほどよく脂がのり、特に皮目のあたりがなかなかイケる。
バルサミコのソースが自然に馴染み、フリットにしたフキノトウのほの苦みがアクセントを添えてくれます。
デザートは、「桜のブランマンジェ」。
明るいピンクのグラスの中央に桜の花弁が浮かんでいます。
スプーンの先をそおっと挿し込めば、なはは、意外や小倉餡が顔を出す。
控えめな甘さながら、小豆の風味がブランマンジェの円い涼味と重なって、いい。
桜の葉はないけど、桜餅のような組み合わせだもんね。
陽射しに映える白い壁の「グランメール山王」。
“グランメール”は、“おばあさん”の意だそう。
静かな住宅地にアットホームな、そしてプチおフランスな空気を運んでくれています。
「グランメール山王」 大田区山王1-24-12 03-3777-0693
ちょうど燕三条系背脂ラーメン「潤」向かいの角地。
ホント、奥行きのない敷地に張り付くようにしている板壁の建物が、麺匠「呉屋」です。
風にはためく暖簾を分け入る。
”く”の字に折れたカウンターをちょっと無理して押し込んだ様子でもありますが、窮屈感はありません。
コンパクトな券売機で「つけそば」チケットをゲット。
簾越しに厨房での所作を眺めつつ、出来上がりを待ちましょう。
「呉屋」つけ麺の麺は、平打ち系。
麺だけのその食感に挑みたくなるよな、しっかり歯応え。
どうやら開花楼の麺らしい。
その剛腕ぶりに負けじと、添えたつけ汁も動物系魚介系エキスが縦横に活躍するフルボディだ。
ただ、麺とスープがつくる味わいの造形は、精緻に整いエッジの利いたもの。
少し戸惑うほど、隙がない。
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どこかダラシナイ、ジャンクな魅力のエッセンスも欲しいといったら贅沢かな(笑)。
比良利助大王もみじの生み立て直送の玉子を使っているという「味付玉子」も何気に炙ったチャーシューも完成度が高い。ふむふむふむ。
後日、夜限定の「汐そば」をいただいてみました。“汐”からの連想は「岩のり増」を呼びます。
白濁、というよりは乳化しまくりのスープがエポック。
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塩梅のいいスープのとろみが、あれこれ悩んで合わせたような、ちょい細めの麺にたっぷり絡んで一緒に啜れる感じがいい。「岩のり」はナイスチョイスだったな(笑)。
振り返れば、不思議に表情のある、麺匠「呉屋」の佇まい。
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壁に並べた大きな品札には、「汐そば」に並んで「潮そば」もある。
そうすっと、シオはシオでも、昼限定「潮そば」もどんななんだか気になっちゃうよね。
口関連記事:一麺入魂 「らーめん潤」蒲田店 でノン鬼脂岩のりらーめん(06年12月)
「呉屋」 大田区蒲田5-21-11 03-3727-8282
蕎麦「更科布恒」に寄るたびにちらちらとその外観を眺めては「今度こ~よぉっと♪」と思いながら、結局お邪魔していなかったお座敷洋食「入舟」。
春の陽光ぽかぽかとする中、足を運んでみました。
店頭には、サラダ、カルパッチョ、シチュー、そして「ハンバーグ」「ロールキャベツ」。
そして、「オムライス」「ハヤシライス」「岩中豚ポークソテー」までのメニューが黒板
に書かれています。
その脇には、「入舟こだわりの食材」と題した「天使の海老」に始まる食材の解説が丁寧な書きっぷり
で提示されています。
柔からな味わいの「スープ」に続いて、
「かきフライ」がやってきました。![]()
「入舟」こだわりの牡蠣は、黒板によれば、三陸は広田湾大船渡湾の産。
軽い色合いの衣を愛でつつ、ナイフの先を切り入れます。
不思議やどれもが衣と牡蠣の身が離れてしまっていて、その身も縮んでいるようなどこか覇気のない食べ口になっている。
普通に美味しいのだけれど、大人しすぎるというか。もう時季を逸しているからと考えつつ、もしかしたらこの優しい味わいが「入舟」の基調なのかもしれないな、とも思う。
お隣のテーブルでは、おとーさんと男の子が「タンシチュー」を恭しく食べ、おかあさんが「岩中豚かつ丼」をかっこんでいる(笑)。洋のプレートとドンブリが呉越同舟しても勿論違和感がないのだね。
スタンド看板などがなければ一般の住宅と見紛うモルタル造りの「入舟」は、大正13年創業だという。
築地の仲卸し前川から仕入れる鯵を使ったアジフライあたりを目指してまたお邪魔したいけど、今度は二階のお座敷に上がり込むのか、再びおばあちゃんの笑顔に会いに一階を訪ねるのか、きっと迷っちゃうな。
口関連記事:更科そば 「布恒更科」 でいつもの舞茸天もりの昼下がり(02年10月)
「入舟」 品川区南大井3-18-5 03-3761-5891
京急蒲田から東急蒲田へのルート上にある、
味のとんかつ「丸一」。
店の前に空席待ちの人影があることも少なくない「丸一」ですが、寒空の下ということもあってか、今夜はそんな様子もなく、硝子越しに覗く店内はすぐに席を得られそう。
課題メニューもあるので、再び寄ってみましょう!
揚げ上がりをゆっくりと待つ。
そう、すっと揚がってしまうほど、「丸一」のとんかつは薄っぺらじゃないのです。
「お待たせしました、極上です~」。
お待ちかねの「限定極上ロース」が到着しました。
特定の病原菌を持たないクリーンで健康な豚「林SPF」のロースの中でも、特に上質なところを揚げちゃったってことなのですよね。
例によって、七分八分の火入れ具合が、じっくりと濃い色に揚がった衣と衣の隙間から覗きます。
いい表情だよね~(笑)。
まずはなにもつけずにそのまま口へ。
さく~っと、あまりにすんなりと歯の先が進んで、あっけなく噛み千切る。
滲む脂に一抹の重さもなくて、こんなにボリューミーなのに笑っちゃうくらいに軽い食べ口なのです。

こりゃ堪らん。
後半は、用意されていた岩塩(おそらくヒマラヤ)をちょんづけしていただく。
すると、身肉と脂の甘さがさらに際立って、
手と口のピッチが上がっちゃうのであります。
うん、ご馳走さま。
味のとんかつ「丸一」、ここにあり。
最後まで軽ぅくいただけた、「丸一」の「限定極上ロースカツ」でありました。
口関連記事:
とんかつ「丸一」 で手練なる七分揚げ上ロースかつ(07年11月)
「丸一」
大田区蒲田5-28-12[Map] 03-3739-0156

川崎大師へ所用の途上、
平和島で下車。
環七沿いのラーメン店、「髭」に寄ってみました。
この店名で大将が髭をたくわえていなかったら、
なんだか騙されたような気持ちになるかもね(笑)。
「二郎」線上のお店、のようです。

「髭」 大田区大森本町2-28-5 http://hige.gourmet.coocan.jp/
'12/01/25(水)by:まさぴ。さん
Re:TONさま
口 COFFEE「びーんず」で 鉄板と玉子とウインナ名古屋式ナポリタンどもです~♪
この伏見のふるーい地下街、名古屋でも知らないヒト結構いるよな気がします。
おお、名古屋式かと思っていたイタリアンは、三重式だったのですね。
そこから名古屋や岐阜に伝播していったと。なるほど。
また、岐阜ならではのモノ、いただきにあがりたいですー。
'12/01/25(水)by:TONさん
ご無沙汰しております。
口 おでん「松田」で 扉の中の屋台のおでん燗酒ふき牛すじちくわぶ俄か名古屋人の私なのでこの地下街には行ったことないですね~^^;鉄板、玉子のイタリアンの発祥は以外にも三重県と聞いた事あります(地元テレビで昔追跡してました)。私は岐阜っ子なので岐阜だとずっと思っていましたが。。。
'12/01/23(月)by:まさぴ。さん
Re:おまつさま
口 COFFEE「びーんず」で 鉄板と玉子とウインナ名古屋式ナポリタン路上で営業できなくなって、扉の中に入れられちゃった屋台って、全国規模で考えたら相当数あるのかもしれないね。
路上が本来のステージなのにと思ったり、屋内でもいいじゃんと想ったり…。
浅草で屋台見付けたら知らせてね(笑)。
'12/01/23(月)by:まさぴ。さん
Re:ぽんちゃんさま
口 おでん「松田」で 扉の中の屋台のおでん燗酒ふき牛すじちくわぶどうやらこの地下街、さすがに手を入れたらしく。以前はもっと暗ったい感じがしてた気がしますもの。
あはは、床屋にチケショにも。御用達だったのですね。
'12/01/23(月)by:おまつさん
屋内にある屋台って、
ドラマのセットみたいけど、非日常感がいいね。
昔、三軒茶屋や根津か千駄木でそんな
スタイルの店につれていってもらいサプライズ
でした。
茅場町の貝を食べさせてくれる店もそんな感じ
だったな~。
浅草辺りにあってもいいよな。
口 COFFEE「びーんず」で 鉄板と玉子とウインナ名古屋式ナポリタン'12/01/21(土)by:ぽんちゃんさん
コーヒーショップ “ び~んず ” 錦店
口 おでん「松田」で 扉の中の屋台のおでん燗酒ふき牛すじちくわぶ↑
なっ懐かしいですぅ・・・!
この 『 ナポリタン 』 も食べたような記憶が?
◇
※この地下街は~もっと汚たなかったイメージですが?
※近くの “ 1000円床屋さん ” にも通ってました。
※新幹線のディスカウントチケットも近所で買ってました。
'12/01/18(水)by:まさぴ。さん
Re:seppさま
口 おでん「松田」で 扉の中の屋台のおでん燗酒ふき牛すじちくわぶ博多の屋台は、親族にしか譲渡できないみたいです。
現地には現地の事情があるとは知ってても、切なくも勿体ないと思ってしまう。
溝ノ口駅前の激変振り、びっくりでしたね〜。
元同僚の食堂は再開発でなくなった、なんてこともありました。
おでん屋ならではの一杯は意外と大盛りで、おでん食べ過ぎた!となんだか逆さまなことにf^_^;) 。
'12/01/17(火)by:seppさん
路上での許可が難しい日本、我が母校のある溝の口周辺もすっかり様変わりしてしまい、屋台は難しい様ですね。
おでんの海もとってもうらやましいですが、〆のそうめんが何とも良い感じ。実にゆる~い美味しさを表してますね~(笑)。
口 洋食・居酒屋「とおさんぼ」で 町角のカキフライとナポと生姜焼き'12/01/15(日)by:まさぴ。さん
Re:グヤさま
口 洋食・居酒屋「とおさんぼ」で 町角のカキフライとナポと生姜焼き兄さん、写真いい感じに撮るコツは、パンイチでっせ!
どこかにそんなグラビアカメラマンがいたような……(笑)。
'12/01/13(金)by:グヤさん
ジンちゃんのコメにおもわず(爆)。
まさぴ。、パン一で寒かったのに写真上手やなあ(爆)