恵比寿某所の園山さん家。
気がつけば、彼女のおウチにお邪魔してから、
早くも一年ちょっとが過ぎてしまっていました。
そんな書き出しで綴った日記からまたまたひと廻り季節が巡りました。
待ち合わせの恵比寿東口から秘密の路地へと向かいます。
今回は、いままで覗く程度だった園山さん家の二階のお部屋を予約して。
なるほど、古民家の一室そのままの設えのお座敷にキャンドルを燈します。
例によって、旬の食材を記した筆文字には、題して"穂張月"。
玉蜀黍、蕃茄、花穂と続く書き出し。
園山さんが読み上げるように紐解いてくれました。
まずは、枝豆と豆乳の擂り流し。
お酒の前に胃を守ってくれます、とご口上。
暑い頃の風雅、どこか蒼い枝豆の香りがこっくりと愉しめます。
続いて、「園山」定番のポテトサラダ。
おからと角切りした長芋を使い、マヨネーズを使わないヘルシー仕立てがまさに園山流。
狙い通りのさらっと軽い食べ口がいい。
さて今回伺ったのは何月でしょう(笑)?
そして、ヒロキエさんも既にご紹介の「野菜でつくったパフェ」の登壇です。![]()
下から玉蜀黍と豆乳のムース、梅酒のジュレ、冬瓜の炊いたもの、ミニトマトのコンポート、
モロヘイヤの白玉だんご、豆腐のクリーム、無着色のとびっこに桃のソースをかけて。
トマトの赤とモロヘイヤの翠が仲良く並んで映える。
すすすっと胃の腑に流れてゆくパフェは、世にあれこれパフェあれど、そうあるものでもございません。
柔らかな呑み口、福島の純米酒「蛍」をいただいて迎える、「前菜の七品盛り」。
粟麩の胡麻焼き、ピンクペッパーを頂いた白茄子の南蛮漬け、ヤングコーンと枝豆の白和え、
甘長唐辛子に包んだお寿司には、刻んだいぶりがっこが仕込んである。
水蛸を燻製した造りに鯵とゴーヤの香味和え、ブルーベリーソースをちょんと載せた鮎のテリーヌ。
お米を食べて育ったという、山形産「米の娘ぶた(こめのこぶた)の赤ワイン味噌煮」。
味噌のみ基調とはちょと違う風味に包まれて。
柔らかけりゃいいてな訳ではないけれど、なるほど丁寧に丹精込めて育てられた滋味を含んでいるような気がしてきます。
これまた、「園山」定番、野菜をまるごとつかった「肉じゃが」。
そのままんまを摂れるよう、人参もじゃが芋も皮つきのまま炊いてくれているのです。
〆のご飯は、「鯣烏賊と自家製ドライトマトのカレー風味炊き込みご飯」。![]()
夏の時季だけと味噌汁は、そうめん南瓜を泳がせた冷や汁仕立て。
ドライトマトの甘酸っぱさとカレー風味ってやっぱりいいよなぁーと思う後から、青森のスルメ烏賊の旨み風味が根っこに構えてるの気がついて二度ニンマリ。
デザートのプレートには、これも「園山」定番の黒豆豆乳プリン。
玉蜀黍のシフォンケーキがいいコンビです。
ああやっぱり、優しい満腹感で気持ちまでも満たしてくれる、
隠れ家家庭料理割烹、「園山」さん家。
秋や冬場の「園山」さん家にも訪ねなくっちゃだ。
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「園山」
恵比寿 某所
週末の自由が丘駅正面口は、
待ち合わせのひとびとで夕暮れの雑踏。
ちょっとした人混みの中から見知った顔を見つけて、
あっちに離脱と踏切方面を指差します。
ロータリーがリニューアルしたのは確か今年の春先頃のことだったんじゃないかなぁなどと話しながら大井町線の踏切を渡ります。
そのままずーーっと裏手のほうまで足を延ばしたり、
妖しさ漂う路地かなんかに忍び込むのが性質なのだけれど、
今宵の目的地は、目と鼻の先。
踏切前のフルーツショップのところからも店頭の看板が見つかります。
以前ここにTSUTAYAがあったよね。
地下への階段へと向かうと、誘う提灯には、「串カツ」「刺身」の文字。
店名は「和旬」と書いて、"しゅん"と読ませるようです。
予約の名前と人数を告げたところ、
ちょうど入口で重なった団体客と一緒と勘違いされて奥の部屋に行きかける(笑)。
引き返して、入口近くのテーブルのひととなりました。
やっぱり口開きはビールでとプレモルのグラス。
ひょろっとした筆文字のお刺身品書きから金目鯛。
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そして、秋の新作なるメニューから「鮭のチャンチャン焼き」なんぞを所望します。
ぷは~っとしながらやおら手にしたメニューの束の中から顔を出したのが、
ニッコリとこちらをみつめる話題のイケメン、グンちゃんことチャン・グンソク。
そう、今夜のお目当ては、グンちゃん手にする「ソウルマッコリ」なのであります。
「ソウルマッコリ」をカラフェでと声を掛ける。
ふと店頭の提灯を思い出して、「串カツ」のメニューを物色します。
「和旬」には、30近い種類の串カツがあるのです。
カラフェから「ソウルマッコリ」をグラスに移して、あらためて乾杯。
微かに弾ける炭酸とさらっとした乳酸風味の呑み易さが危険な予感(笑)。
マッコリというと、韓国料理屋でいただく韓国のどぶろく、ってな捉え方だったけど、
その点、独特の酸味や風味がマイルドに仕立てられているのが印象的だ。
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「串カツ」は、例えば、うずら玉子に豚串、ししとうにキスなんぞ。
細やかな衣が具材の旨みを包み込んで、軽妙な食べ口の。
こふいふ揚げ物に、「ソウルマッコリ」はすんなりと似合うのだね。
残念ながら「殻ガキ」入荷せず、とのことなので、然らばと串カツの牡蠣やアスパラや。
呑み易さが危険な予感、と思ったけれど、
それは頭のどこかでどぶろくや濁り酒のイメージがあるから。
でも、あらためてグンちゃんニッコリのシートをよく読むと、アルコール度数6%と書いてある。
通例のビールよりちょっと高い程度で、
同じ米から醸す日本酒の半分くらいの度数なンじゃん。
あ、オネエサン、カラフェのお代わりをくださいな(笑)。
そうこうしている裡に、100名ほどのキャパを擁する店内がほぼ満席になる。
忙しいそうに行き交うオネエサンを捕まえて、ちょっとムリなお願いをしてみる。
「ソウルマッコリ」のメニューには載ってないのだけれど、
「ビールマッコリ」を作ってくれまんせか、と。
すると、「昨日もそう仰るお客さんがいまして、おつくりします!」と応じてくれました。
「ソウルマッコリ」とプレモルとをおそらくハーフ&ハーフにしたグラス。
マッコリとビールのカクテルなんてー、と思うなかれ。
麹による糖化のほの甘さがベースの「ソウルマッコリ」にすっとキレ味を添える変化球。
例えば、肝のコク味で攻める「イカ肝バター焼き」。
こんな濃いぃ味の酒肴には、よく冷えた「ソウルマッコリ」のストレートはもとより、
「ビールマッコリ」のカクテルグラスもオツなもの。
すすーっと呑んで洗うとまたイカに手が伸びる、ってな感じかな。
どうやら「和旬」のこの時季の定番らしいのが、「カキご飯」。
海苔のご飯の座布団に、薄衣で揚げた牡蠣の身が載っている。
このまんま巻いたりするでもなくいただくスタイルなのだろうね、と大口あけて放り込む。
あああ、うんうん、なるほど、こういう手もあるのだね。
串カツあれこれと時季の酒肴あれこれ、「和旬(しゅん)」自由が丘店。
居酒屋・和食の常道であるけれど、この夜垣間見た秋メニューにあるように、
春夏秋冬それぞれの"旬"メニューの供出が店名"和旬(しゅん)"の由来なのでしょう。
バラエティ豊かな品書きに迷わずに、まずは串カツと旬の料理からオーダーするのがおススメです。
今宵は、サントリーの企画、
「東京でマッコリが飲める 居酒屋特集」
でお邪魔しました。
「和旬」自由が丘店
目黒区自由が丘2-13-2 スカイプラザビルB1F [Map] 03-3723-5570
思えば久し振りの学芸大学駅。
ちょうど秋祭りの週末だったらしく、駅前には太鼓を積んだトラックが出番を待っていました。
予行演習の笛の音を背に高架脇を辿る。
目当ては、いつぞやの土佐料理の店です。
カウンターの一番奥に陣取って、ひとまず麦酒。
こちらを訪ねたら、名物「かつおたたき」をいただかねばなりません。![]()
皮目を炙るのは流石に藁でないけれど、ぬめっ脂が光る包丁のかつお。
刻んだ茗荷をのっけて、が一番オツないただ方でございます。
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「よね津」のもうひとつの名物が、「名物鯨カツ」。
ころころとした一見丸いコロッケのよう。
特製のソースにちょんとつけて齧ると、柔らかな牛の肉のような歯触り。
品のいい身肉の香りと溢れる旨み。
うんうん、美味しい。
菊の花の彩りが鮮やかなのが、「さわらの蓮根蒸し」。
薄くスライスした蓮根に包むように蒸し上げた鰆の身は、甘くしっとりとして。
きゅっと傾けるお猪口がよく似合います。
前回同様もどうしても気になっちゃう、「四万十川ごりの唐揚げ」。
さくっと軽妙な響きとともに口腔に広がる四万十の滋味。
腸の微かな苦みが酒肴としての粋を思わせます。
土佐煮か唐揚げかを選べる、定番の里芋の小鉢。
山椒の葉をあしらった里芋を口に含むと、
とろんとした里芋のほの甘さに鰹出汁の風味が追い掛ける。
これまたオツなお惣菜であります。
〆にとあらかじめお願いしていた「土佐の棒寿司」。
以前一月にお邪魔した際は、土佐清水の鯖棒寿司だったけど、この晩はカマスの棒寿司。
鯖の脂が深みを生む鯖棒寿司に対して、比較的あっさりした中に独特の風味が香るカマスの棒寿司もまた、いい。
土佐料理を基調にしてオツで端正な酒肴の品書き、和食「よね津」。
ご主人が淡々とした調子で繰り出す器たちをただ素直に味わえば、穏やかな幸せが得られること請け合いです。
口 関連記事:
和食「よね津」で かつおたたき四万十ごり唐揚土佐清水鯖棒寿司(10年01月)
「よね津」
目黒区鷹番3-4-13 笹崎ビル1F [Map] 03-3716-5991
ずっとお邪魔したかったお初天神脇の酒肴処「門」。
並びには居酒屋「北龍」、向かいにはガールズ大衆酒場「やまんそら」。
ご近所には、浪速名物「瓢亭」に、BAR「ハイボール小路」に彼の「北サンボア洋酒店」。
この界隈を訪れる度にその黄色い看板を見上げていました。
もっと早めに予約を入れればよいのだろうけど、なかなかそうもいかず、数日前に電話する度に、生憎ご予約で満席でして...。
大阪に遅く入ったそんな夜。
試しに電話を入れてみると、カウンターに空きがあるという。
間もなく往くと告げて、お初天神脇の路地へと潜り込みます。
路地に面した安普請の扉を開けるといきなり急な階段が現れる。![]()
このアプローチが既にいいものなぁとぷち冒険気分を高揚させながら軋む階段を登り切る。
階段の正面で迎える妖艶な画は、遊女・お初の艶姿でありましょか。
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酒肆「門」の店内は、少々意外なほど小じんまり。
短いカウンターの隅に居場所を見つけました。
プレモルをいただいて、ふーとひと息。
お通しの長皿には、冬瓜を炊いたんや湯葉と茸の小鉢、木の葉をいただいた豚の角煮。
忽ち、酒呑みごころの要求を真っ直ぐさり気なく叶えてくれるようです。
鱧を炙りでお願いしました。
手早く骨を切り、目の前の焼き台でじりじりっと炙られる鱧。
皮目に引かれるように丸まって、桜色の花を咲かせたよう。
鱧の身の独特の香りと脂の旨みに皮目の香ばしさがふくよかに、うん、旨い。
酢橘のぽん酢も酢味噌もいいですが、ちょっと甘くした南高梅が白眉です。
やっぱりお酒をと「新政」を所望します。
お品書きの隅の「青森のうまいぃもずく」という文字に誘われて。
石垣島でいただく旨ンまいもずくをイメージしていたら、それ以上のもずくがやってきた。
その色黒く、やや細めでしっかりしたつくり。
箸にしてみると長さを保っていて、鮮度ばっちりの感。
おろし生姜ぴりりと利いて、おおおお、takapu、青森のもずく、美味しいぞ(笑)。
お酒を奈良の雄町の「百楽門」に替えてみます。
グラスの縁になみなみと寸止めしたグラス。
フルーティな甘露にして、味わいの幹はしっかりだ。
お品書き中央下段に並ぶふたつの"名物"をお願いしました。
ひとつは、「名物ねぎあな」。
"ねぎ"は葱とすると、"あな"は穴子のことでしょう。
そう推測しながら、グラスをちびちびとやっていると、九条葱てんこ盛りのお皿が登場だ。![]()
小口切り葱の山盛りの隙間から辛うじて揚げた穴子の切り身が覗く。
たっぷり葱と穴子を引っ掴んで口に運べば、ああ、イケる。
衣のさくっと香ばしき、その中から穴子の旨みが迸る。
そこへタレを交えた葱の甘み辛味香気が追い掛ける。
ふたたび麦酒、でもよいかもしれません。
もうひとつの名物が「サバサンド」。
そう読めば忽ち、八戸「サバの駅」の「サバンド」を思い出す。
「サバの駅」の「サバンド」は、
そのままのパンにトマトをヒューチャーした〆鯖サンドインチだったけど、
こちらの「サバサンド」は、こんがりトースト仕様。
うん、美味しい。
鯖のボリュームたっぷりで「サバンド」に引けをとらない魅力を発揮してくれています。
気の利いた酒肴に気持ちのいい応対が心地いい、酒肆「門」。
お造里に旬肴、珍味にあぶりもん、
定番の酒肴の逸品たちが並ぶお品書きを改めて眺めていると、
毎度毎度お邪魔したい気分になってくる。
予約殺到に納得のお初天神路地の店であります。
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純正酒々場「北サンボア洋酒店」で ラフロイグ和むバーの風景(06年04月)
寿司と地魚料理「サバの駅」で 八戸前沖プレミアム銀サバづくし(09年10月)
「門」
大阪市北区曾根崎2-5-37 [Map] 06-6364-3573
夜にお邪魔したのはまだ数えるほどだけれど、
おひる時には何度となくお世話になっている、
「ぬの家」さん。
ホールスタッフも厨房の中も女性で、
元気と気風のいいお姐さんたちが切り盛りしているお店です。
地階にあったイタリアンがフラメンコスタジオに代わっても、「ぬの家」はずっとそこにある、そんな感じがしています。
陽射しに明るい店内のカウンターに腰を据えると、
向かい側のテーブル席のソファーの赤がイロを注す。![]()
厨房側には、
達筆で朗々と示す比内地鶏についての口上が貼られています。
ひる時のお品書きは、10種類ほど。
「鶏の唐揚げ」も人気だし、「メダイの西京焼き」や「さばの味噌焼き」や「トロアジの薄塩焼き」なんて手もある。![]()
でも、それのどれよりも嬉しいのは、
「牡蠣とあじフライ」がほぼ通年メニューとして載っていることなのです。
初夏の頃、盛夏の頃、残暑の頃にも牡蠣フライがいただけるなんて、
素晴らしいことではありませんか(笑)。
「牡蠣とあじフライ」のお皿には、牡蠣フライがみっつ。
ちょっと物足りない気もするけど、贅沢は云っていられません。
そんなこんなで、三度目の「牡蠣あじフライ」を注文しようとしたその時。
ふと試しに「牡蠣フライのみでもいいですか?」と訊いたら、
なんの怪訝な表情もなく、「はい、いいですよ」と。
もっと早く訊いておけばよかった(笑)。
厨房には、「牡蠣のみ~」とオーダーが入ります。
丸いお皿を五つの牡蠣フライが占める黄金比。
美しいではありませんか。![]()
そして盛夏にいただく牡蠣フライをふーふーして齧ります。
齧り口に意外なほどの汁が滲み出て、真冬の感慨を彷彿とさせて。
上顎火傷のリスクを急に思い出して、ふーふーとします。
絶好調時の「三州屋」のそれと比べるのは論外だけれど、
時季の牡蠣フライと遜色がないのが不思議な感じ。
CAS冷凍の牡蠣を使っている訳ではなさそなのにね。
兎に角、通年提供牡蠣フライに、ただただ感謝であります。
そしてまた、牡蠣の季節がやってくる。
鯔背な姐さんたちが取り仕切る比内地鶏と牡蠣フライ(?)の店、八丁堀「ぬの家」。
姓が「ぬのや」なので、そのまま店の名にというご主人もきっと女性なのではないのかな。
たまには、夜に訪れて比内地鶏も堪能しなければいけません。
「ぬの家」
中央区八丁堀2-21-11 鈴らん通りビル1階 [Map] 03-3552-2750
云わずと知れた墨田区本所の居酒屋へと、
本所吾妻橋駅から雨の中。
三ツ目通りを真っ直ぐ南下し、
春日通りに辿り着いたところで右へ折れる。
一見静かな佇まいをみせるは、「わくい亭」。
近づけば、暖簾の向こうから帯びた熱気が漏れ伝わってきます。
既に満席の様子のカウンター。
やぁやぁ、なんだもう、みんな着いているンだねとテーブル席のひとつへ落ち着きます。
麦酒をいただきつつ、これは最初にたのんでおいたよと、
名物とも謳われる「メンチカツ」が眼前に。
まぁ、なんと云いますか、
なるほど如何にも草鞋サイズだよなぁと思わず足を乗っけてみたくなったりして(笑)。
お皿の真ん中に添えてくれているナイフで大胆にカツの中央からざっくりと両断!
すると、これまた如何にも肉厚な表情の断面が顔を出す。
牛脂あたりを挿し込んで、わざとらしく脂を滴らせるような真似はしていません。
云わば、衣香ばしく、衣が包むミンチもまた香ばしい、そんなメンチカツではないでしょか。
この「メンチカツ」は、黒板メニューには記載がないので、ないない!とあんまりキョロキョロしないように(笑)。
「岩がき」は、1ヶ350円也。
その出自を訊いておきながら失念してしまったけれど、
コクの程度とミネラルな程度に思わず頷く生牡蠣だ。
続いていただいたのが、「和牛赤ワイン煮」。
こってりした表情の赤ワインソースに包まれた牛肉にはバゲットが添えられています。
ナイフを刺せば、期待通りの柔らかさ。
その赤ワイン煮をバゲットにのっけて口に運べば、
あれ?居酒屋なんじゃなかったけ?という疑念が早くも沸いてくる。
この辺り、ご近所といえばご近所の、森下「山利喜」をふと髣髴とするところであります。
これまた小洒落た感じで攻めるのねぇ(笑)とご指名の「クレソンサラダ」。
幾重にも積み重ねれらたクレソンとレタスのこんもりとした丘。
さらっと味わいを極めるドレッシングがさり気なく。
白ワインでもいいんじゃないとボトルでいただいて、「活きたこガーリック炒め」。
スナップエンドウが色味と食感の変化を添えてくれています。
いよいよなんの店だか判らなくなってきたところで、「フルーツトマトバジル炒め」。
バジル風味が包む、
火の入ったフルーツトマトの甘酸っぱい旨みに不思議な説得力を思います。
本所で、墨田区で、下町で有名な居酒屋のひとつ、「わくい亭」。
今回はすっかり洋食居酒屋づかいしてしまったのだけれど、
「わくい亭」には勿論、日本酒にあう酒肴もしっかりある。
次回はそういう愉しみ方をしにお邪魔したいな。
「わくい亭」
墨田区本所3-22-12 [Map] 03-3829-3751
新富町の裏通り。
旧い民家に手を入れた佇まいが印象的な「まめや」の前に、幸福の黄色いハンカチならぬ、山吹色のタオルが風に揺れています。
それがきっと、「野菜いっぱい、まめやのお昼ごはん」やってます、のサインなのでしょう。
この2月から開始したという、「まめや」のランチへと足を運びました。
ちょっぴり床を軋ませて、久し振りの「まめや」さん。![]()
開け放った扉から覗く夏の裏通りや簾越しに窺う路地の陽射し。
ちろりんと風鈴が涼しく揺れるのが似合いそうな風情があります。
「まめやのお昼ごはん」は、どんな事情か、水木金のみの営業で、
お品書きは週替わり。
基本形は、温かい前菜に野菜たっぷりおばんざいのプレート、メインのおかず、そして玄米ごはん&味噌汁、プチデザートという組み合わせだ。
一品づつ順番に出していきますからね、ということでやってきたのは、
「じゃがいものスープ」とそれを追うように「おばんざい盛り合わせ」。
暑くなってきた頃に「じゃがいものスープ」と訊けばすぐさま、
和風のビシソワーズかな?と思うけど、手にした器は明らかに熱々。
黒七味のそれのような粉末が振られているけれど、
スープ自体はじゃが芋で作った粥のような、兎に角優しい味わいで、
既に和んでいた気分がさらに和らぐのが判ります。
丸皿に綺麗に並べられたお惣菜は、可愛らしき小宇宙。
おかかのかかった薇のおひたしに、人参とめかぶとろとろには胡麻油の風味を添えて。
具たっぷりの玉子焼きには、パプリカや冬瓜が織り込まれています。
これでちょこっと晩酌したいと思うのは、ボクだけじゃないでしょう(笑)。
玄米ご飯が甘くて優しいなぁと思いながらあおさの味噌汁を啜ると、
これまた塩分控えめの優しい仕立てです。
そして、今週のメインのおかずは、「高野豆腐のカツ」。
高野豆腐をカツにしちゃうなんてのはもう、
すっかり精進料理の発想なのでしょう。
云われぬまま眺めたら、衣をつけて揚げたはんぺんか。
はんぺとは違う重量感を箸の先に感じながら、えい!っとばかりに(笑)齧ると、
なるほどこうするに絶妙の厚みにスライスした高野豆腐。
軽く締まった歯触りが柔らかな肉で揚げたカツを食んでいるような気にさせる。
ソースも用意してくれたけど、衣に塩した加減だけで十分だ。
お茶を啜りつ、きっとお手製であろう「豆乳チョコムース」を舌の上で蕩かしていると、
改めて首尾一貫した女性らしい優しさに気づくのです。
新富の裏通りの一軒家でしっとり営む、ほっこり和食処「まめや」。
ビルとビルの谷間にこんな空間があるって、もっと知って欲しいような知られたくないような。
口 関連記事:
和食屋「まめや」で 満寿泉マテ貝いかワタ焼き金目ブイヤベース(09年01月)
「まめや」
中央区新富1-7-12 [Map] 03-3206-3155
http://mameya502.exblog.jp/
もう、5年以上前に一度お邪魔して以来ご無沙汰してしまっていた茅場町「さざん」。
ランチをやらなくなった記憶のままでいたのだけれど、割烹「辰巳」からの道すがら覗くと、開け放った扉の中でお食事中のひと影がある。
四品の載るお品書きを掲げて、お昼どき鋭意営業中のよう。
日を改めてお邪魔してみました。
あれ?っと思うのは、
以前は普通の対面カウンターだったところ全面が焼酎瓶の棚になっていること。
顔が見えない感が残る反面、選りすぐり焼酎を前面に押し出してる感が明確に。
そもそも置き場所が、ってな事情もあるのでしょうね。
ランチ四品のお品書き。
結局まだ、こちらの軍鶏しゃぶはいただいてないものの、やっぱり気になるのは、品書き筆頭の「しゃも丼」でしょう。
「さざん」のお昼の特徴のひとつは、ドンブリの前に小さな膳が届くところ。
ひとつの箱庭のようなお膳には、サラダに小鉢がふたつほどに味噌汁のお碗。
へー、と思っているところへ空かさずドンブリが届く感じです。
「しゃも丼」の仕立ては、親子丼。![]()
軍鶏の玉子を使っているかどうか訊かなかったけど、半熟の玉子が甘めで、その分軍鶏肉のそれらしさを真っ直ぐ味わうものにはなってない。
まぁ、軍鶏肉を直球でごろごろ使ったら、お高いものになっちゃうンだろね。
刻んだ生姜がいいアクセントになっています。
「さざん」ランチ、もうひとつのドンブリが、「くじらユッケ丼」。
ユッケらしく、真ん中に玉子の黄身の黄色が映える。
カイワレの間から覗くのは、赤黒いくじらの身であります。
勿論、解凍した赤身なのでしょうけれど、
蕩けるレアっぽさとクセなき独特の風味はまさに鯨らしい。
ヅケのタレとも相性よく、玉子を崩していただきましょう。
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お肉系定食のひとつが、「金山豚ロース定食」。
金山豚というのは、愛媛県の金山出石岳山麓の標高600mあたりで育てられているブランド豚ということらしい。
そそるルックスではあるけれど、さてさてどれどれと口に含むと、おお、なるほど自然な脂の甘さがじわわと広がって、滋味な旨みがそれを追い掛けてくる。
いいんじゃないでしょうか(笑)。
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「牛タン定食」が、もうひとつのお肉系定食。
ぺらっとした厚みのくせして妙に硬い牛タンに出喰わすこともあるけれど、
これはそんなことはない。
タンらしい風味が甘さにも思う旨みとともに素直に愉しめます。
茅場町裏道の一軒家の佇まいで、こだわりある端正なお膳がいただける「さざん」。
店の名「さざん」は、諸説あるようなんですけどっ、と微笑うおねえさんによると、サザンが好きってこともあるけど、なんか仏像とか仏教のなにかにも由来があるみたいですよ、と。
いまひとつよく判らない(笑)ので、今度は宵闇どきにお邪魔して、「地鶏のたたき」「しゃも唐揚げ」、そして「軍鶏しゃぶしゃぶ」をいただきつつ、改めて訊いてみたい。
隅っこの階段を上がる二階には、隠れ家ちっくな個室もあるようです。
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割烹「辰巳」で 潔くも実直なぶり大根にカキフライ其は南東にあり(11年04月)
軍鶏しゃぶ「さざん」で ささみレバー砂肝炭火網焼と軍鶏味噌鍋(05年03月)
「さざん」
中央区日本橋茅場町2-3-4 [Map] 03-3664-0503
http://www.syamo-sazan.com/
毎年、桜の花が満開に近づく頃になると人通りが多くなる通りが茅場町にあります。
桜並木が両側を飾る通りなのだけど、その通りの名前は判らない。
鈴らん通りと交差する、鳥「宮川」のある通りと云えば判りやすいかもしれません。
今年もその桜の咲きっぷりや通りの景色を眺めつつ、桜色のアーチを潜り抜けました。
平成通りに至る手前で、その日のおひる処を見つけました。久々に、和食「しら田」へお邪魔です。
随分前にランチを止めていたらしきことがあって、それ以来訪れることがなかったのだけど、
今は鋭意営業中なのが店頭のお品書きからも判ります。![]()
既にほぼ満員の店内は、
右手にテーブル席、左手に窓に向かうカウンター席。
壁でなく、路地に面した窓があるだけで、
おひとりさまにも居心地のいいカウンターになっています。
![]()
「焼魚ととん汁」にはじまるお品書きは、「あじたたき」などの魚料理ととん汁もしくはお造りとの組み合わせで構成されている。
まずは、「さばみそ煮とん汁」をいただきましょう。![]()
お盆に載ってやってきた定食は、茶碗のご飯にそれよりも若干大きめのとん汁の碗、漬物の小皿にさば味噌煮の長皿。
おお、実にたっぷりとした豚汁だなぁと感心しながらごろごろと入った大根や人参牛蒡などなどの根菜や豚バラ肉に誘われます。
強過ぎない味つけに整えてあって、
はふほふとどんどん食べてもまだ出てくる大根が嬉しいぞ。
とん汁との組み合わせでない定食は、みそ汁がついてのるのだけど、
その味噌汁をとん汁に変更したい場合は、なんと+350円也。
それほどの具沢山たっぷりなお碗なのであります。
さて、もうひとつの主役、「さばみそ煮」。
鯖の切り身を包んでいるのは、
八丁味噌を思わせる、やや赤っぽくてとろみの強い味噌だれだ。
甘くなく、生姜をキッと利かせるよりも真っ直ぐな味噌の風味でいただく仕立ても乙なもの。
特Aこしひかりを使っているというご飯がどんどこいただけてしまいます。
ああ、ギンダラが食べたいなぁと思う時にはまさしく、「銀だらみそ漬ととん汁」を。![]()
西京漬けとはやや趣の違う、みそ風味のしっかりした切り身。
ほろほろと脂が多いイメージのギンダラとも違うけれど、これはこれで悪くない。
醤油で煮付けたお魚が食べたいなぁと思うときには、
「かれい煮付ととん汁」なんて手もある。![]()
これまた意外な、黒っぽい装いに一瞬戸惑うも、
決して煮詰まって黒ずんでいるのではない、と思う(笑)。
塩辛いのかなぁと試すように口にすると、そんなこともなく、これまたご飯をどこどこ進ませるオカズであります。
ふと、厨房の主は、名古屋方面の方かしらんなどと思ったりして。
番外には、なかなか人気の「とり唐揚げと小とん汁」なんてのも御座います。
おひるどきはいつも満席、茅場町の和食「しら田」。
きっと夜にも気の利いた酒肴と食事がいただけるのではないかな。
次の春には、花見酒と洒落込もう。
「しら田」
中央区日本橋茅場町2-3-8 [Map] 03-3661-8714
神田須田町「いせ源」で、青森風間浦の鮟鱇をいただいたのと同じ2月下旬こと。
その週末に、以前から気になっていた割烹に繰り出しました。
処は、品川から京急でふたつ目の新馬場。
大井町からもアプローチできそうなくらい至近な場所なのに、なかなか足を運ぶ機会は多くない。
それでも在り処だけは知っていた、割烹「牧野」さんに初見参です。
きちんと小さな屋形をいただいた紅い看板には「あんこう鍋」の文字。
硝子越しに海老が踊り、馬面が泳ぎ、穴子がうねうねしている水槽を横目に藍色の暖簾を払います。
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あれもいいね、気になるねと目移り必至のその日のお品書きを互いに眺めながら、麦酒の乾杯。
こんもり盛られた「京菜はりはりサラダ」は、玉葱フライのカリカリと京菜のシャキシャキがみるからに嬉しい一品だ。
それはそれで外せないのですと「大粒かきフライ」。
それはなるほど、その名に冠するぐらいの大判牡蠣フライ。
ぷっくりして大きいのとは違ってて、やや薄手に思うのは、フライに特に適した牡蠣ということでもないのかもしれません。
こうしてみると、軽くふた口くらいでいただける、ころんとして身の縮みの少ない牡蠣がより美味しいフライになるのだということなのかもしれません。
「大粒かき鍋」という手もあったね。
活き〆のお造りがあれこれある中から選んだのが茨城産の「活うまづら姿盛り」。
桶に詰めた氷の上全面に透き通った身をあしらって、小鉢にはお約束の肝。
活き〆であることを示すのは、氷の隅に飾られた頭部の切なくも健気な瞳。
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薄らと櫻色を帯びたその身を、紅葉おろし少々溶いたぽん酢でいただいて、その澄んだ甘みにうむむと唸り、その身で肝を包んでいただいては、うむむうまいとふたたび唸ります(笑)。
やっぱり、河豚と遜色ないとも思えちゃう魅力があるね。
「牧野」ではきっとこれも外しちゃならないのでしょう、と「活穴子踊り焼き」。
恭しく運ばれてきた備長炭が紅く揺らめくコンロと今まさにおろし立ての穴子の身。![]()
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焼き方のご指南に従って、
皮目を下にその綺麗な切り身を焼き網の上に載せる。
すると、身から脂が滲む同時に皮目が持ち上げるかのようにみるみる身が反り返ってくる。
様子をみてひっくり返し、身の方を軽く炙っていただきます。
溢れ出す濁りなき旨みと加減のいい脂の甘み。
焼いた穴子がこんなに美味しいなんて、ただただ吃驚だ。
そして、冬場の「牧野」の看板、肝入り特製みそ仕立て「あんこう鍋」。
白菜などの野菜に続いて、ふつふつ沸いた鍋へとぶつ切りされた七つ道具と思しき鮟鱇の身を投じます。
ふたたびふつふつとして、煮えるのが待ちきれないように鍋に伸ばす箸。
うん、いいね、旨いね、いいね。
ほどよく肝が溶けてきたあたりでまたコクが増してきて、まったりとした魅力も広がって。
老舗料亭「いせ源」では、上品系の醤油仕立てだったけど、
鮟鱇は味噌仕立て鍋もよく似合う。
さすれば、月島「ほていさん」のあんこう鍋はさしずめ、
キモ仕立てということになるのかも(笑)。
この日の鮟鱇も青森、むつ港から。![]()
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東京だと、茨城の鮟鱇が多いというイメージでいたけれど、青森の鮟鱇も選ばれているのだね。
勿論、雑炊にしてもらって最後の最後まで堪能してしまうのが、正しいいただき方でございましょう。
時季時季のさまざまな活魚料理、そして冬にはあんこう鍋。
気になる酒肴に事欠かない旧東海道近くの割烹「牧野」の創業は、昭和14年。![]()
こちらもまた、季節を代えて訪れたい一軒です。
口 関連記事:
あんこう鍋「いせ源」で 風間浦鮟鱇の刺身肝燻製と名代鍋の宴(11年04月)
「牧野」
品川区北品川2-19-2 [Map] 03-3471-3797
八丁堀の路地にずっとある和食処の一軒「柚」。
昼に夜にと幾度お世話になったか知れません。
おひる時には、ちょっと早めに行かないと満席の憂き目に会うことも。
今日も少々早めのランチタイムといたしましょう。
「柚御膳」ではじまるランチメニューの定番のひとつが「わっぱめし」。
柔和な笑顔のご主人にカウンター越しにお願いします。
お膳に載ってくるのは、その名の通りの曲げわっぱ。![]()
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解した蟹の身、脇にひっそり構える解した明太子、ナムル的な薇やモヤシなどを盛り込んだわっぱにイクラの橙やかいわれの緑で彩りを添えたもの。
気持ちがほっこりするような、定番お昼ご飯のひとつです。
定番といえば、「煮魚膳」も定番のひとつ。
ある日のメニューは、「銀むつカマ煮」。
ちょっと濃いめの汁で煮たほろふるの身がとろっと甘くてご飯を誘います。
皮目がまた旨いのだなぁ。
そうかと思えば、「カレイ煮付け」の日もある。
鰈の繊細な身にしっとりと煮汁が滲んで、ゆっくり丁寧に食べたい感じになる。
何気に「柚」の煮魚ファンは少なくないと思います。
そうそう、「煮魚膳」は毎水曜日だけ、「焼魚膳」となる。
「カレイの西京焼き」なんかもよいですよ。
ちなみに「柚御膳」は、小振りな穴子丼を軸にした定食ご膳。![]()
穴子にからめた煮つめというかタレが甘過ぎるのがやや難も、ずっと定番として供されています。
柚子を浮かべた茶碗蒸しは、いついただいても嬉しいものですね。
八丁堀の路地でお馴染みの、こじんまり感も悪くない和食処「柚」。
柚子といえば、京料理にもイメージできるように和食に欠かせないものゆえ、店の名を「柚」。
削った果皮を用いる柚子は、他の柑橘より品のある感じの処がよくて、とご主人。
だからといって矢鱈と柚子を使うようなお店ではないので、念のため(笑)。
「柚」
中央区八丁堀2-21-9 [Map] 03-3551-5522
戦災の炎火から逃れた一角、神田須田町。
そう聞けばすぐさま、蕎麦の「まつや」、とんかつやカキフライの「万平」、その先の「神田やぶそば」なんかの佇まいを思い浮かべる。
そんな界隈でずっと気になりつつも訪れたことのない老舗がありました。
鳥すきやき「ぼたん」と並んで気掛かりだったのは、あんこう鍋の店「いせ源」です。
如月の末の頃。
秋葉原からアプローチして、いそいそと足を運んだ神田須田町。![]()
「まるごと青森」のKuuさんにお招きいただいての、お初「いせ源」。
それは、名付けて「青森・風間浦(かざまうら)の活あんこうを"いせ源"で食す」会。
愉しみです。
ちょっぴり軋む、ちょっぴり迷路のような廊下を案内されて辿り着いた座敷。
ふと、桜なべ「中江」を訪れた時の映像がデジャヴのように脳裡を過ります。
老舗なお店の座敷には、同じ風情があるもンね。
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乾杯を"泡"でと洒落込んで、「華雪LOWER SNOW」と謳うラベル。
特別純米生にごり酒「外ヶ濱」は、「田酒」の西田酒造の発泡清酒。
「酒徒庵」で発泡清酒をいただいた時は、慣れたお店のスタッフがちょっとづつガスを抜きつつ上手に抜栓してくれたけど、慣れないと難しいかもなぁと見守るボトル。
あわわ、案の定噴き零れる事態になっちゃいました(笑)。
長皿に盛られた前菜三品は、「とも和え」に「煮こごり」「肝卵巣巻き」。
まずは、「とも和え」が旨い。
「とも和え」というのは、ぶつ切りにして湯掻いたあんこうの身を肝と味噌とで和えたもの。
田舎のつくりと違って、上品な仕立てになっているそう。
そう聞くと、それじゃご当地青森では、どんな仕立てなんだろうと比べてみたくなっちゃうね。
アラから剥がれた身なのでしょうか、ぎっしりと詰まった「煮こごり」。
これまた酒肴にぴったりなのは、言わずもがなでありますね。
そして、恭しく受け取った刺身用の丸皿。
紅葉おろしや食用菊、橙なんかが鮮やかに飾っています。
でも、お皿の主役は、しっとり密やかに控えた透明感のある白い身。
「あんさし」、つまりはあんこうのお刺身だ。
添えられた肝を崩し溶いて、何故かゆっくりとした所作で箸を動かします。
お皿の真ん中にある、帆立の貝柱のような身が、ホホの肉という。
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うー、河豚とは違う品のいいほの甘さ。
うー、美味しいぃ。
風間浦というのは、曲げたひと指し指みたいなカタチの下北半島のずっと北側にある村。
大間と並んで津軽海峡に面し恐山を背負う、つまりは本州最北端の村だ。
その風間浦では、深海魚ゆえなかなか生きたまま水揚げされることのない鮟鱇を、泳ぎ回るほどの状態で水揚げしているそう。
あんこうの刺身は珍しいのです、と「いせ源」七代目の若主人。
風間浦から一日で届くので、刺しで出せるのです、と。
すると、青森のあんこうは、マアンコウでなくキアンコウですよね、と釣りキチ四平さん。
その通りです、と七代目。
冬の下風呂漁港では、雪上であんこうを捌く"雪中切り"による解体実演をはじめ、あんこうを堪能させてくれるおまつりが催されるそうだ。
「あんさし」の余韻褪めやらぬところへ届いた「肝刺し」。
すっきりとしたコクは、塩でいただくのもまたよく似合います。
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傾ける猪口の純米吟醸は、黒石の中村亀吉の「亀吉」。
「いせ源」では、あんこうの卵巣を干してヒレ酒にしてみたら、なんてことも準備中らしい。
そして、「いせ源」のご本尊が運ばれてきました。
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これぞ、「名代 あんこう鍋」。
月島「ほていさん」のように、アンキモのコクでこれでもかとばかりに迫る土鍋とは明らかに違う仕立て。
しみじみとそして骨太に伝えてくる旨みの本懐とぷりぷるとしたコラーゲン的食感。
ああ、いいね。
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やっぱり外せないのが、「豊盃」の特別純米。
青森のお酒の定番であります。
そんな「豊盃」を舐めながら、今度はこうくるですかぁーとあんこうの「照り焼き」に感心していたら、さらに白眉な酒肴がやってきた。
それは、桜チップで燻したという、あんこうの「肝くんせい」。
生であることからくるやや重さが昇華して、凝縮した旨みと一緒に薫香に包まれている感じ。
ああ、ああ、ああ(笑)。
このトキメキをどうお伝えすればよいのでしょう。
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あれ、その、仄かに翡翠色した玉子は、小舟町の「La Fenice」でも拝んだことがある「緑の一番星」じゃないの?と眺めていると、割られ、溶かれ、名代「あんこう鍋」に注がれて、「おじや」へと。
宴の大団円に相応しく、ベジアナあゆこと、小谷さんも満面の笑顔です(笑)。
夙に知られた名代・あんこう鍋の老舗「いせ源」。
江戸末期の天保元年にどじょう屋「いせ庄」として京橋に創業。
二代目の源四郎が神田に移すとともに「いせ庄」の"いせ"と自らの"源"とを組み合わせて「いせ源」と改称し、大正時代の四代目の時にあんこう料理の専門店となり、今に至るという。
関東大震災による全焼後、昭和5年に建て直したままの姿で往時の風情を伝える「いせ源」の建物は、東京都歴史的建造物に選定されている。
近く、風間浦あんこうの「あんさし」がいただける店としても、知られるようになるのかな。
口 関連記事:
Cucina Italiana「La Fenice」で南部せんべいで青森イタリアン(10年03月)
日本酒と干物と牡蠣「酒徒庵」で 日本酒でやる怒涛の牡蠣づくし(11年01月)
「いせ源」
千代田区神田須田町1-11-1[Map] 03-3251-1229
http://www.isegen.com/
茅場町の裏通り。
坂本町公園近くの角地に、そこにずっとずっとあるような風情で佇む割烹があります。
割烹「辰巳」。
嘗ては、証券会社や取引所のお偉いさん達が贔屓にしていたのかな、なんてふと想う。
夜訪れるのは、ちょっぴり敷居が高そうにもみえるけど、おひる時なら怖くない(笑)。
白い暖簾が揺れる店先に佇んで黒板メニューを窺うと、
嬉しいことに「カキフライ」がある。
広島、と産地を明示してくれています。
如何にもな落ち着いた様子の店内。
カウンターの真ん中あたりに腰掛けると、
正面の硝子ケースにパットに収まって出番を待つ牡蠣の剥き身がみえる。
これで三人前くらいかな、なんて考えるところへ、さーっと軽やかな揚げ音が聞こえてきました。
しっかりとついた揚げ色は洋食屋さんのそれのよう。
揚げ立てにふーとひと息呼吸を入れてから徐に齧りつく。
サクとカリの中間くらいの歯触りが崩れて、湯気をあげる牡蠣の身の旨みと交差する。
あまり縮まらず、ぷりんとしたその身の気配を残しながら、
凝集した海の恵みを愉しませてくれる感じ。
いいね、うん。
そのカウンターでお隣さんがいただいていた献立も気になりました。
ところが、何日か通うものの、黒板にその文字がない。
訊けば、「木曜日にでてますよ」。
改めて、木曜日にお邪魔しました。
それは、如何にも潔く実直な風情の「ぶり大根」。
鰤大根は、鰤が主役かはたまた大根が主役か、なんてテーマがどこかにあったなぁなどと思いながら、まずは大胆に厚切りな大根に箸を伸ばします。
むほほほほほ。
むほっと齧った大根から鰤の旨みと香りがたっぷりと零れて、滲みた煮汁の調味が味わいの輪郭を囲む。
うまーい!
ニッカニカしながら鰤の身に箸の先を寄せると、ほろほろとまとまりながら解ける。
ちょんと煮汁に浸していただけば、こちらもこちらで当然のように美味しいことに思わず頷く。
ああ、共に主演であり、互いに助演であるのが鰤大根なのですね。
昭和26年創業の割烹、茅場町「辰巳」。![]()
壁に掛かった小さな額には、
創業当時の佇まいを伝えるモノクロ写真が収まっている。
いまよりも狭いであろう、二間の間口の建物の外壁には、
天麩羅、季節料理と筆文字で謳ってる。
「辰巳」というのは、辰と巳の間、つまりは南東の方角を指す言葉。
店の名「辰巳」には、江戸の城からおよそ南東の方角に位置した深川の遊郭を俗に"辰巳"と呼んだのと同じ粋が籠められているかもしれないね。
「辰巳」
中央区日本橋茅場町2-1-9[Map] 03-3666-0996
takapuと行こう青森料理の店!
大井町の「なか村」に引き続き、その第二弾としてやってきたのは、所謂谷根千エリアのど真ん中。
うねうねと続く、俗にいう"へびみち"のとば口にあるのが、在京の津軽料理の店として夙に知られた「みぢゃげど」だ。
既に電話でのやりとりでも和ませてくれた女将さん。
お逢いできるのが愉しみです。
谷中の一隅にすっとある藍の暖簾。
気をつけてみていなければ通り過ぎてしまいそうな、そんな飾らない佇まいの「みじゃげど」。
鄙びた風情が早くも郷愁を誘います。
左手の階段から上がる二階にも座敷があるようだけど、今はもう暖簾を払ってすぐの座敷が「みぢゃげど」の客間。
実質的に一日ふた組、ということになりそうです。
福福しい笑顔で迎えてくれた女将さんと朴訥とした雰囲気が愛らしい旦那さん。
今夜はよろしくお願いします。
すると、丁寧に認めた「御献立」が手渡されます。
「御献立」には、日付や予約者の名前が入り、落款まで署してある。
なんだかこれだけで、有難い気分になってきます(笑)。
名家の品ある女将さんは、津軽で十九代続く旧家、御用商人「石場家」のご長女。
弘前城の亀ノ甲門近くにある屋敷は、重要文化財に指定され、観光スポットのひとつになっている。
「しまや」を訪ねる前、takapuの車で雪の弘前城の回りを廻った時に車窓から眺めたのが石場家だったと思い出します。
幼い頃から、津軽伝統の節句料理の手ほどきを受けたという女将さんは、包丁さばき、味付けなどなど、津軽の伝統をそのままに、津軽の風土文化を多くのひとびとに伝えたいと今も奮闘中なのであります。
なにかふと、琉球の宮廷料理をいまに伝えようと頑張ってくれている「山本彩香」の彩香おかぁさんとダブってくるね。
口取りの角皿を受け取って、ちょっとだけ麦酒をいただきます。
紅白蒲鉾、伊達巻、みかん、新巻鮭、昆布巻、菜の花。
お正月にお祖母ちゃんちへよばれたような錯覚が一瞬過ぎります。
皆で囲んでいるのは、長方形に設えた囲炉裏端。
その囲炉裏を借景に映えるのが、「煮なます」のグラスです。
一般に「なます」といえば、大根や人参の千切りを塩もみした酸っぱいヤツって感じですが、女将さんが仕立てくれたのは、「煮なます」。
新巻鮭のアラを出汁にひくのも要諦で、シャクっとした歯触りとともに丸く、優しいお味です。
胡麻を振られた「黒豆」の小鉢。
一見何気ない黒豆なのだけど、これが感嘆するほどの美味しさ。
今までお惣菜でいただいていた黒豆はなんだったのだろうとも思っちゃう、鮮やかで小粋な味わいだ。
そして、青みを帯びた表情を晒しているのが、「黒生子」。
コリコリシコとした歯応えと磯の風味が醍醐味。
なんていままで特段意識したことがなかったけど、
海鼠には、赤か、青か、黒かなど色々あるのだね。
こうなるともう、麦酒呑んでる場合じゃないねと(笑)、女将さんに日本酒を所望する。
やっぱり「豊盃」だよねと呟きつつ、takapuが目聡く「くらぶあるですか!」と声を発した。
takapuが云う"くらぶ"とは、限定醸造「豊盃 倶楽部」のこと。
「豊盃米」を50%まで精米して仕込んで、その1つのタンクから春夏秋冬の年4回に分けて絞るというものらしい。
碧く澄んだグラスでいただいたのは、その「豊盃 倶楽部」の春の生酒。
すっきりした豊穣さが心地いい。
そこへまた、お酒にぴったりの酒肴が届く。
「真だらの子のしょう油づけ」。
滑らかなぷつぷつと沁みる滋味に、嗚呼なんてお酒を呼ぶのだろうと膝を打つ(笑)。
一般的に思う"タラコ"はつまり、スケトウダラの子、助そ子のことだけど、こちとら真鱈の子。
どーんとボリュームのある腹子を抱えた真鱈が冬の青森で、北の海で揚がるンだ。
青森で云う"子"のつく魚卵・珍味、七子八珍のひとつでもあるンだね。
羨ましいことに、つい先週青森を回ってきたというのむちゃんのお土産が、
やっぱり「豊盃」。
「倶楽部」に続いてお願いした、同じ特別純米「豊盃」の一升瓶と並べてみたりしちゃいます(笑)。
新雪をいただいたようにも見映えるのは、「鮭の押しずし」。
所謂、飯寿司で、女将さんは、一ヶ月漬けるのよと丁寧に解説してくれる。
「豊盃」の蔵元、三浦酒造から大吟醸の麹を分けてもらって仕込みに使っているそう。
「豊盃」と相性ぴったりな筈だよね。
澄んだ白が清らかな「青森やりいかの刺身」。
りんご酢でも知られた津軽のカネショウの醤油をちょんづけしていただきます。
ひと噛みすれば炸裂する、烏賊の甘み。
あははは、思わず笑ってしまいます(笑)。
そして、囲む囲炉裏が間違いなく似合う料理が運ばれてきました。
ご存知、「真鱈のじゃっぱ汁」!
"じゃっぱ"というのは、津軽で云う魚のアラのこと。
鱈の頭や骨、胃袋やあぶらと呼ぶ肝臓なんかを煮込んだ鉄鍋だ。
けー、とひと声、女将さん。
"け"というのは、津軽弁で"食べなさい"。
はい、早速いただきます。
勿論のこと、白子もたっぷり。
大きな鍋の中身がどんどん減ってゆく(笑)。
当地の山本製麺から取り寄せるみじゃげど専用の蒸しそばもあるからね、と女将さん。
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なにより、アラのあっちこっちから滲み出た出汁がしみじみとはふほふと旨い。
あー、身体も気持ちも温まるとは、このことを云うのだね。
そうそう、こうして真鱈を一匹まるまる使うからこそ、「みじゃげど」へはそこそこの人数で参じなければいけなのであります。
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皆で水を所望すると、彫刻のある渋くて粋な薬缶を傾けてくれる旦那さん。
随分呑んじゃったこともあってか、なんだかお水も旨い(笑)。
デザートのりんご、サン富士。
自然な優しく豊かな蜜な甘さが沁み入ります。
津軽郷土料理「みぢゃげど」、ここに在り。
「みじゃげど」は、商号登記のみならず、商標登録も済ませているそう。
お店の名前の由来について、Webサイトに示されているので引用します。
"みじゃげど"は、今は干拓されてございませんが、その昔は弘前市民に馴染み深い沼の名でございました。
つがることばで「みぢゃ」は水屋(台所)、「げど」は街道でございますから、如何に住む人々にとって馴染み深く、役に立っていたものかが分かります。
この名をいただく谷中「みぢゃげど」は、皆さまの心と体のお台所として、お役に立ちたいものと存じております。
津軽郷土を味わいに、女将さんと旦那さんに逢いに一度、行かれませんか。
口 関連記事:
青森料理・割烹「なか村」で 田酒呑る素焼みずしゃこほや亀の手(10年08月)
郷土料理「しまや」でゴロ味噌和え津軽そば若生にぎりと女将さん(10年01月)
琉球料理「山本彩香」で 豆腐よう豚飯どぅるわかしー魅力に再び(10年07月)
「みぢゃげど」
台東区谷中2-5-10[Map] 03-3823-6227
http://www.k2.dion.ne.jp/~yumeko/mijagedo/
高輪の病院で、指先からのオニヒトデ針除去手術。
トータル1.5時間に亘る手術でありました。
神経の集まる指先を切り裂く施術であったので、そこがうまいこと繋がってくれるか、気の長いリハビリが待っている。
経過を看てもらいに再び訪れた病院を後にして、そんなことを考えながら高輪台の交差点に佇みます。
と、以前から気になっていた居酒屋の手書き看板が目に留まる。
お邪魔するいい機会かもしれません。
ところは、最近分譲販売を開始して即完とも聞く駅直結のタワーマンションの真新しい景色とその横の旧態然とした家屋の並びが対照的な一角。![]()
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駅近にして隠れ家の如き立地だったお店が今は、図らずもお天道様の下に晒されてしまったかのようにも映ります。
開店早々ゆえ、一番の客となる。
その一番の客の足元へどこからともなく小さな犬がやってきて、すりすりとしてくる。
あ、女将さん、麦酒ください。
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そうお願いしてから、お品書きを眺めます。
「べんちゃん人気メニュー」から、何故か妙に郷愁を誘う「赤ウインナ焼き」。
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群馬直送とある「マイタケ天ぷら」もいただきましょう。
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ウーロンハイを呑み干して女将さんから受け取ったのは、
「カキフライ」のお膳です。
たっぷりの豚汁とたっぷりのタルタルが嬉しい景色。
洋食のお店にしてタルタルを添えてくれない店は確かと見習うべし(笑)。
ただまぁ、ちょっと揚げ上げるタイミングを抜かったか、衣が硬くなっちゃってるのは減点対象。
「銀座 三州屋」のそれと比べてはいけません。
居酒屋「べんちゃん」は、ランチもやっている。
「鳥唐揚げ定食」「横浜シューマイ定食」に「さば焼き定食」などなど。
そんな中から選んだのは、「豚生姜焼き定食」です。
くるくる波打ってお皿から零れんばかりにしているタレ濃い味付けの豚バラ肉。
生姜の風味もしっかり利かせた体育会系居酒屋仕立てだ。
ご飯かっ込むことになっちゃうね(笑)。
目の前に28階建ての豪奢マンションが建とうが、それもどこ吹く風。
きっと今までのまま、路地奥の庶民の暖簾、居酒屋「べんちゃん」。![]()
棚に並ぶ一升瓶が新潟地酒のラインナップやリゾートマンションを湯沢に持っているよという貼り紙から、どうやらべんちゃんは、新潟に縁のある方らしい。
厨房に覗くオッちゃんが、"べんちゃん"、なのかな。
「べんちゃん」
港区高輪3-10-36[Map] 03-3440-2241
'11/12/04(日)by:まさぴ。さん
Re:takapuさま
口 中華ソバ「伊吹」で むほほほ煮干し中華ソバと限定煮干しソバコントロールされながらも一定の幅があることを愉しむノリで足を運びたいよね。夜の部限定の塩辛さにも幅があるのかな。試してみてね~。
'11/12/04(日)by:takapuさん
スープの濃さが日替わりですからね。
このロシアンルーレット的な感じも、
行きたくなる理由ですね。
ただ、夜バージョンをいかにして攻略するかが…
口 洋食「スワチカ」で かきフライしょうが焼きスワチカはカレー粉のとにもかくにも、1回は行かないとですね。
'11/11/30(水)by:まさぴ。さん
Re:Gingerさま
口 洋食「スワチカ」で かきフライしょうが焼きスワチカはカレー粉のなかなかそそるビジュアルでしょ♪Gingerちんが知らなかったってのは意外だけど。ちなみにナポリタンはないません(笑)。
'11/11/29(火)by:Gingerさん
これはおいちそ♪
口 Humburger「BROZERS'」で ロットバーガー軽妙バンズ弾ける旨み全く知らなかったので
早く後追いしなきゃ!
'11/11/15(火)by:まさぴ。さん
Re:Rさま
口 Humburger「BROZERS'」で ロットバーガー軽妙バンズ弾ける旨み仰る通り、出来立てをいただくのがいいですね。
あのバンズの軽~い歯触りと肉ジュースほどよく滴る感じは、即食べならでは。
なぜにハンバーガーにはコーラになっちゃうんでしょうね(笑)。
'11/11/15(火)by:Rさん
あぁ~食べた~い。
口 家庭料理割烹「園山」で 玉蜀黍冬瓜蕃茄縞綱麻の野菜パフェ一度デリバリーをお願いしましたが美味しさが半減。
お店で頂くのが一番です。
私も必ずコーラを注文。
'11/11/06(日)by:まさぴ。さん
Re:ぺこはらだいさま
口 家庭料理割烹「園山」で 玉蜀黍冬瓜蕃茄縞綱麻の野菜パフェコメントどうもです。
お邪魔するたびに探し回ったであろう食材にその魅力をそのまま活かす工夫に腐心していることが判って感心します。
機会とタイミングが合えば、お誘いしますね~。
'11/11/06(日)by:ぺこはらだいさん
すべての料理に、今までに感じたことがない刺激を受けました。
口 演繦料理「銀座 楸」で 赤穂牡蛎フライのせカレー牡蛎入りカレー特に野菜でつくったパフェは素晴らしいですね。
ぜひとも行ってみたいお店です。
'11/11/06(日)by:まさぴ。さん
Re:グヤさま
口 演繦料理「銀座 楸」で 赤穂牡蛎フライのせカレー牡蛎入りカレーおお、兄さん、ご名答!イケるっス!
了解です、麻布のお店に参りましょうー。
いつ頃がいいですか?
'11/11/06(日)by:まさぴ。さん
Re:つきじろうさま
牡蛎入りカレーの牡蛎は、特に焼きを入れた様子もなく、さささっと馴染むようにカレーソース煮した感じです。
確かに、椅子によってスポットの当たりが極端に違うので、どうしてもそっちへ吸い寄せらるね~(笑)。